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風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

春が来たを歌う

2007年03月15日 | SAVE THE CHILDREN
今日は、前回のリクエストに答えて、日本の歌を一緒に歌うことにしました。
いろいろ考えて、今の季節にふさわしい『春が来た』を選びました。

ちょうど、五十音の書き方を終わったところなので、歌詞をノートに書いてもらうことに決めました。
その下に、モンゴル語で読み方とモンゴル語訳を書いたら良いと思ったのです。

さて、一通り文字の書き方を習ったとはいえ、白板に書いた文字を書き写すのは、大変だから、授業がだれるのが予想されました。

思いついたのは、文字カードで、「はる」「きた」「やま」「さと」「の」の読みををまず復習します。

白板に磁石で貼り付けますが、磁石が足りないので、「さと」と「の」は、二人の生徒に前に出てもらって、持ってもらいます。
これも、子供を取り込む作戦です。(^^♪

そして、そのモンゴル語をサローラさんに言ってもらいます。
次に、「が」「きた」を加え、「どこ」「に」を加えていきました。

すっかり子供たちは乗ってきました。

はるがきた
やまにきた
さとにきた
のにもきた

をノートに書いてもらいました。
そして、文字を書くことに乗ってきた子供たちに、どこにきたを書いてもらいます。

大きくわかりやすく、毎回、授業のはじめに目にする文字カードは、子供の目を字に慣れさせ、それを、ノートに書き写すのは、とても楽なように見えました。

そして、そのカードを片付け、今度は、私の字で最初からきちんと歌詞を板書しました。

試みは、成功でした。

春が来たといううれしさと、山、野、里という自分たちにイメージしやすい言葉とともに、同じ繰り返しもある歌詞は、退屈することなくノートに書けるようでした。
はじめから、私の書いた文字では、きっと、難儀したことでしょう。(我田引水?)

そして、歌ってみると、最初から、感覚でついてくるのです。
3回も歌えば、大体のところはつかんでほぼ歌えます。

歌ってたのしいねぇ!
早くほんとの春が来ると良いねぇ!

2番、3番もノートに書き写し、何度も繰り返して、計ったようにちょうど12時。

鶴の折り紙に、バトンタッチ。
口ずさみながら、折り紙をする子に、サローラさんは「黙って」と言いました。
いいのになぁ。。。楽しいのになぁ。

とてもスムーズに折り紙を教えてくださる友人に感謝しつつ、今日の教室終了。
のこり後2回。無事に終わらせることを考えよう。

ドヤーさんは、あと2年続けてほしいと言われましたが、それは、無理なこと。
日本に帰るのは、うれしいかと問われて、もちろんと答える私。
こうして、惜しんでくれる人がいることが、何よりの私の名誉かなぁ。

もちろん、子供が帰るときに手を振りながら、「さよなら」と言ってみせる笑顔が、何よりもうれしくて、また、来週も来ようと思い、楽しく覚えるアイディアが次々と沸いてくるのでした。

最後まで、気を抜かず、子供たちに笑顔でさよならと言って帰っていける授業をしよう。

去年から、後任を探してねと言ってあったのですが、今日になってやっとその気になってきたドヤーさん。
しかるべく、筋の担当者の名刺をホルダーに持ちながら、動かなかった彼女も、目前に迫って動かざるを得なくなったようです。
ちゃんと連絡を取って、子供たちの笑顔が途切れないように、がんばってくださいな。

ここのSAVE THE CHILDREN がUKであって、Japanではないので、日本語より折り紙を前面に出して、運用したいようでした。
折り紙の得意な方、どなたか、ボランティアをなさいませんか?



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