風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

モンゴル ハギンハルノール

2007年09月20日 | 風のこたろう裏日記
昨日の、NHKで作家の村山由佳さんがモンゴルトレッキング紀行という番組で、ハギンハルノールを訪れていました。

4日間をかけキャンプをしながら、ハギンハルノールに到着した村山さんの大きな自然に触れたときの心から湧き出る思いを共有したように思いました。

去年、テレルジ乗馬トレッキング中に、行きたいねぇといっていたのが、このハギンハルノールだったのかどうかわかりませんが、私たちもキャンプをしながら湖を訪れたいと思っていたのです。
キャンプをしながらということでは、主人の同行が必須ですから、実現しませんでした。

飛行機に乗ってはるばるフブスグルに行くより、ずっと近い距離にあるハギンハルノールですが、4日間かかるということはとても困難な道のりで、観光客が行く気になるかどうか、トレッキングすることの大変さをあらかじめ知っていないと途中で棄権したくなることでしょう。

生まれたままの自然の方がたくさん広がっているモンゴルでは、その距離だけでは旅程は全く見当が付かず、場所によっては行った事のあるガイドすら見つからないこともあるくらいですから。

その湖は、「ハル」という単語があるように黒い色をしているようです、「ハギン」は、なんという意味か忘れましたが、村山さんが「黒と白と」表現していたので、森に囲まれた湖は黒い部分もあるのでしょう。
あくまでも、透明で広かったフブスグルとは、違った眺めなのでしょう。
きっと、すぐそばに森が迫っていて、規模が小さいからそのような眺めになるのだろうかと、勝手に想像したのです。

美しい水の風景にあこがれる私には、強烈な映像でしたが、今直ぐにでも行ってみたい思いと、金輪際行くものかという思いがせめぎあっていました。
今はいけないという思いの裏返しなのでしょう。たぶん。。。

せめて、昨日UBへ戻っていった夫にその目で見てきてもらいたいという思いをにメールで伝えたのでした。
真夏でさえ、3℃という気温に下がるところですから、冬はかなり冷え込むでしょう。
夏に訪れた村山さんは、湿地を苦労して歩いていましたが、寒さを問題にしなければ、氷が張って平らになった平原を馬や車で短時間に行くことができるようになるでしょう。
ただ、彼女の見た黒と白の風景は見えないでしょう。分厚い氷となったハギンハルノールの眺めは、どのようなものになるのだろうか。。。
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