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風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

第23番中学校の外国語祭り

2006年04月03日 | ことば




ツェレンドルジ像とマンチョク         日本語グループによるお茶席      

 
   書道コーナー






今日は月曜日。マンチョクさんが来て日本語の会話を習っていく日です。
引越しして最初ですから、近くのツェレンドルジの石像の前で待ち合わせしました。
今日は、23番中学校の外国語祭りの案内を、隊員の日本語教師のHさんから頂きました。
23番中学校は、五カ国語(英語、ロシア語、韓国語、中国語、日本語)の特別学校です。それで、五ヶ国の外国語の祭りとして大々的に行なうことになったそうです。
23番学校は、先日、教室に見学に行かせてもらった学校です。
Hさんのサメ[トとして、日本人のK先生が個性的な授業をしていらっしゃったことが記憶に新しいのです。
この23番学校は、高知の学校への留学が長年続けられており、K先生は、そのお世話をしていらっしゃると聞きした。

Hさんは、私たちと同じ時期に来たので、UBに来て任期の半分が過ぎたところです。
学校側の突然の指示で行なうことになったとのことで、ずいぶん大変だったことでしょう。
彼女の授業風景は、私にとってとても参考になりました。
そして、日本語の発表の場として祭りを行なうわけですから、ぜひ、どのようなものなのか見たかったのです。

コンサートの前に各国の文化紹介があって、そのときに日本語グループは茶道を披露すると聞着ました。
間もなく日本に行くであろうマンチョクさんを連れて行くにはうってつけと思い、いつもの時間より30分前に約束をして、行きました。

場所は、学校ではなくて、労働組合中央文化会館でした。
入り口で、両側に生徒が制服、モンゴル、ロシア、韓国、中国、日本の民族衣装を着て並んで迎えてくれました。

会場の2階ロビーで、浴衣を着て生徒がお茶を立てて飲ませてくれまた。その茶道の指導は、SAVE THE CHILDRENに一緒に行っているKさんです。学校の用意したチョコレートのお菓子のほかに、Kさん手作りのきな粉の和菓子が準備されていました。(きな粉は、中国製ですがモンゴルにもありました!)

マンチョクさんも、モンゴル語で説明を受けながらお菓子を頂き、お茶を体験しました。
「お菓子はおいしかったけど、お茶は。。。」だそうです。

2時からのコンサートがいつまでも始まらず、一応ホールの椅子に座って会話の練習をしながら、待っていたのですが、待ちきれずにホールの外に出ました。
マンチョクさんは授業をこの後に控えているので、コンサートをあきらめ家にかえって会話の続きをしました。
「コンサートは見なくていいのか」と尋ねてくれているようでしたが、今日は、彼女との会話の日ですから、漫然と待って居るわけにも行かず、後ろ髪を引かれながら、会場を後にしました。

約束の時間まで、会話の練習をし、会場に聞きに来ていた知り合いにコンサートは?と携帯メールをしたら、「終わりました」とのことでした。
残念でした。

マンチョクさんは、どうやら他のモンゴル人に日本語を習っているといっていました。自分から、来週の時間を尋ねてきたので、私との会話の練習も必要なのだなと分かりました。
こんなとき、資格を持たない私は、気が引けるのです。。。
夫に笑われました。

思いっきり、日本語を浴びせるように聞かせるしか方法がないと思っています。
前回よりも、日本語をしゃべろうとする回数が増えているようですから、無駄ではないのでしょう。
忙しい時間を割いて練習に来る彼女に、効果的な日本語の会話を考えてあげたいのは山々なれど。。。
いかんせん私には、その知恵がなく、ごめんなさいです。

UBで活躍する日本語の教師をしている人たちに、知恵を頂きながら、よちよち歩きをして、子どもたちとマンチョクさんの笑顔とをエネルギーに、毎週毎週止めないで続けることなのですよね。

  ☆ ツェレンドルジは1521年に首相になった人だそうです ☆





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