風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風11月1回

2014年11月05日 | 詩吟
メンバー三人とゲストさん一人。

今日は、「舟由良港に至る」の復習。と初めての律詩の練習に「関西吟詩文化協会会歌」

二段にめでたく昇段したので、三段となると律詩も習う必要があり、また、その力もついてきたこともあり、新人さんには、先輩の支えがあるから大丈夫でしょう。

絶句の力配分で、慣れてしまうと、律詩はとてつもなく長いものと感じるのですが、早いうちから律詩に親しむと、違った力もついてくることでしょう。
幸い、新人さんは音感の良い方ですから、それほど無理ではないと思います。

夢組では、音符表示のテキストは、お渡ししていませんが、彼女には、資料として、吟詩へのいざないの1ページだけコピーしたものをお渡ししていました。

それを見て、彼女は、このようなもの(五線紙方式)がほしいとおっしゃいましたが、当分は、聞き覚えで習ってくださいとお願いをしました。

洋楽での経験のある方は、おそらく五線紙で音をとるのが当たり前ですから、当然の願いをおっしゃったのですが、吟詠はまずまねることから、とお伝えしました。

五線紙方式のテキストは、近い将来関吟でも採用されるとの説明でした。
来春、初心者向けの20題を掲載した教本は、私たち指導者にどのような影響があり、どのように対処せねばならなくなるのか、会員さんたちの反応、そして、同輩指導者たちの間で、どのような受け止め方をされるのか、興味のあるところです。

古い時代の指導法で、育った私には、音符で簡単に音をとって、「はい!完了」というのは、あまりに簡単すぎて、詩吟を習うということから、ちょっと意味が違ってくるような思いにとらわれます。
ですから、「聞いて、真似をして」方式を通そうとすると、どのような反応が起こるのか、興味のあるところです。

真似をして、と言い続けて、夢組は4年。おかげ様で、夢組さんたちは、聞いてすぐに私のもとで練習をした人たちとの評価を得て、それは、とてもうれしいことでした。

大した腕でもない私そっくりの吟詠をすることは、果たして、会員さんたちにとって幸せなことだろうか。


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