風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

譜№25番

2018年08月08日 | 詩吟
譜№25番をお伝えするのに、どういう方法が良いか、考えて、考えて、ある程度道筋を作って、そのグッズを揃えるのに、100円ショップへ。


いろいろな、アイディアを、手軽な素材で、手作業で、作ることができる。
そんな素材がいっぱいの、100円ショップは、イメージのものを作る強い助っ人です。
加工しやすい材料は、私のおおいなる味方です。ぶきっちょさんの、工作には、とても助けられています。


これは、限られた時間内で、すぐさま説明に入ることのできる道具。持ち運びが軽くコンパクトに収納できて、何度でも、繰り返し使えるもの。

それで、ファイルと、紙とで、吟詠用の五線譜ならぬ11線譜を、コンパクトに作り、マグネットで、白板に取り付けることにしました。

大きすぎると、持ち運びに、小さすぎると、見えずらい。そのはざまを縫って、A3サイズに、漢数字と11本の線をかきました。

あ~~~、なんてぶきっちょ。物差しを使いながら、まっすぐに引けない線、まっすぐに引いた線をまっすぐに切れない。
文字を書くと、バランスが・・・・・

そして、その等間隔(?)の11線譜に加えて、もう一つの表は、本当の高さの幅を示した11線譜。

等間隔ではない11線譜のほうは、頭の片隅にちょっとだけ置いていただくとして、譜の変化は、等間隔の譜面に、丸いマグネットを置いて、音の上がり下がりと、長さを示していく。

初心者向けに、考えた方法だけれど、一番うなずいていたのは、スタートメンバーの二人だった。

そりゃぁそうだよねぇ。
初心者さんは、これが初めてなのだから、よくわかるのか、普通にわかるのか、わからないよねぇ。
私の、少し前のめり過ぎる説明は、驚いて、聞いているというのが、正直なところなのだろう。


初心者向けのゼロからの、お稽古も、意外にも先輩たちに好評でした。
ご自身が、始めたころは、聞き覚え作戦で、物は使いませんでしたからねぇ。

まぁ、そうだろうねぇ。

この音階譜名を頭に置いて、まず、私の真似をしてくださいと、お願いをする。

音感の良い人には、真似をするだけの練習は、さぞ歯痒いことでしょう。

そのお手本が、素晴らしいかどうかは別として、真似ることで、音の掴み方を学び取ってほしい。
絵画で言う、模写です。
模写することで、テクニックが磨かれて、やがては、自分のタッチを物にするのです。

はじめから、滑らかに詠おうとせず、正しく音階を踏みましょう。
ぎこちなくても、踏まねばならないのです。
正しい音を踏むことで、やがては、正しい関吟流の吟詠ができます。




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