風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

中央会

2017年07月23日 | 詩吟
今日は、時間のゆとりのある日だったので、時間をかけて、細かい部分の指摘を行って頂きました。

その、被験者は、私。

今日の吟題は、「日本刀」

すみこの「男吟」との所望で、7本で吟詠が始まり、終わって「よろしい」の言葉の後も、食い下がった私に軍配。
日頃、こんなに細かく詳しいご指摘は、頂けないのだけれど、とてもくわしく、ご指導いただきました。

さらに「生田に宿す」の吟詠も、お聞き御ただ毛ました。
力強いけれど、淡々とした、直線勝負の吟風が展開されました。
言葉運び、わたり、強い吟であれば、とくに、静かな、柔らかな部分を演出せねばメリハリが付かない。などなど。

今まで、言われたことのない、ご指摘を頂きました。
「はい、結構です」の言葉の後に、これだけたくさんのコメントがあるものかと、思うくらい、懇切にご指導を頂きました。

これはこれで、私らしくて吟詠としてはよいと思うと、発言しながら、当惑顔の野田会長。

なんてったって、鷺照先生とそっくりな吟詠を何日か前に、聞いたばかり。
そうそう、あれも、これも、鷺照先生が、やってる吟詠だねぇ。
良きにつけ、悪しきにつけ、私は鷺照先生の吟を吟じている。
あぁ、嬉しい。


「私の吟詠」に、練習に励み、自信を付けて、板にあがる。
そのために、力を貸してくださる人がいる。
私の吟詠を、鏡に映してくださる人がいる。

やっと、念願のスキルアップの要素が集まってきた。
まだ、まだ、もっと、もっと、良い吟詠がしたい。
自分らしい吟詠をしたい。
得点を獲得する吟詠ではない。私の吟詠。早く来い。


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