風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風&訪問

2014年05月21日 | 詩吟
雨の中、よんどころない用件発生のため、30分遅刻してしまいました。

楽しく歓談中かなと思いながら行きますと、なんと、体操から始まる一連の準備も終わり、詩吟三題の復習と問題点を挙げて、待っていてくれました。

さっそく、その質問についてのお話をして、今日、訪問する老人ホームでご披露させていただく詩吟の予行演習ともなりました。

とても良い質問が出て、日頃の吟法に関する私の思いなども交えて、説明をいたしました。

さすが、夢松風さん。他のサークルでは責任者を務めていらっしゃる方々だと、そして、ゲストのお二人もゆっくりと時間をかけた説明にどのような感想を持ったでしょうか。
きっと、満足なさったかなと思います。

この件に関しては、大いに満足でしたが、ここぞとしゃべりすぎないで、繰り返し声を出していただくことが必要だったと、反省しのです。


さて、練習の後は、先ごろから訪問している施設の系列の別の施設への訪問です。
電車で3つほど先の駅に、職員の方が送迎車で、お迎えに来てくださいました。

初めての場所で、どのような方がいらっしゃるかわからない中で行うのは、緊張しました。

職員の説明では、反応はこちらのほうが鈍いかもしれませんとのことでしたから、どれだけ、その方たちの思いを汲むことができるか、始めてみなければわかりません。
心の準備はたっぷりとしながら、いつものごとく、出たとこ勝負であります。


安ずるほどのこともなく、いつもと同じように二題の吟詠発表のあと、富士山の吟詠指導もスムーズにできました。

気になっていたマイク使用が、使わないほうがよいことがわかりました。
O川さんが、大変な思いをして運んでくださったマイクですが、部屋もせまいことだし、十分に声が届き、マイクでは耳に心地悪い方がいることがわかったのです。
日頃、ご老人の中には、耳の遠い方も、機械音に嫌悪感を持つ方もいるだろう、それには、マイクよりは肉声のほうがよいのではないかと考えていたことが、この施設のこのメンバーには、マイクではないほうがよいとわかりました。

詩吟で盛り上がったあとにハーモニカのやさしい音で、みなさんがいい感じに落ち着いてくるのを感じました。
いい感じで、この訪問が終えられることは、ハーモニカのやさしさと○川さんがそれ以上にやさしい方だから、盛り上がった気持ちを落ち着かせてくれます。
本当に良いコンビネーションだと思います。

この次はいつ?来月にでもとの要望は、さらりと流して、また、次の教室でみなさんと良く考えて、結論を出しましょう。

練習が、何のために行われているのかを本末転唐ノならないよう、気を付けねばなりません。

今日は、ゲストさんのおひとりも参加なさって、観客側になって、参加対応してくださり、とても良い効果があったと思います。

端っこの男性のそばに座って、サメ[トをしどのように詩吟を聞いてくださっていたかを観察し、教えてくださいました。

何かの会があって、いつも思うことは、詩吟の立場で観客側に立って観察する人がいてほしいということ。
独りよがりにならず、そして、詩吟に参加しなかった方の満足感が得られるやり方、あるいは人選がとても大事だと思うのです。

今日は、本当にありがとうございました。





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