風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

論語基礎講座 & はじめの一歩

2014年05月15日 | 論語と
第三木曜日は、基礎講座のあと詩吟はじめの一歩

今月は、はじめの一歩二回目。

須藤先生の漢詩解説は、「絶句」

鮮やかな色のあるこの絶句は、画家でもある須藤先生のお気に入りの一つ。

須藤先生の手で、詩を書いた墨の黒から、鮮やかな色が立ち上ってくる。


鳥の白さは江の藍のような碧だからこそいよいよいっそう白くまばゆい
山は青々として緑濃く、紅の花は燃えるように映えて美しい
今年の春も移り過ぎようとしている。
いつになったら、故郷へ帰ることができるのだろうか   ≪須藤明実先生≫




はじめの一歩 漢詩の解説は毎回新しい詩を須藤先生のチョイスでおこなわれます。
詩吟の部は、一年をかけて一つの詩を吟じられるようにしようというのんびりとしたもの。

漢詩はいつも目にしていても、詩吟となるとこの講座に参加して初めて耳にする方がほとんど。
まず、耳に慣れることから始めよう。
 
それには、私が声を出して、耳になれて、様子をわかってもらう夢組方式が最良と思います。

二つの教室が始まった時のように、最初から最後まで私が声を出し続けることが大切。

なのに、この3か月というもの咳が出て止まらない状態が続いている。
ベストコンディションではない声で臨むのは申し訳ないけど、その足りない部分は、下手でもコンダクターを頼りに、何んとか音をつかんでもらおうとしています。

最初の一歩のためには、この咳は最悪なのですが、伸びやかな声を出すための試行錯誤中の私にとっては、喉に負担をかけないで発声をするための一つの手助けとなっているような気がしています。

声を出す人が喉の状態がよくないことも喜んでしまうことに、整体の山田先生と、『いつものプラス思考』と笑いあったことでした。

喉の調子の良いときは、気が付いたら喉に頼る発声をして、終わったらやっぱり嗄声になっているので、なかなか、喉に負担のない発声を実現しかねているのです。

一人であがいているのですが、今のコンディションを味方につけて、一歩前進といたしましょう。

さてと、話がそれましたが、ほんとに少しずつ、すこしずつ進めていきましょう。
参加のみなさんの明るい期待に満ちた表情を曇らせないように、聞いて聞いて聞いてもらおうかな。

そばで見ている人は、きっと歯がゆいことでしょう。

夢組が始まったときは、メンバーとは顔見知りで相当なコミュニケーションができていましたが、一歩は、これからです。

大体10人ほどの参加ということがわかってきたので、次回は、スクール形式の机の並びを変えてみなさんの顔が見える四角に机を並び替えて、やってみようと思います。

ゆっくり、ゆっくり。






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