風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢青葉4月

2014年04月18日 | 詩吟
ゲスト一人をお迎えしての練習。もう一人の方は欠席の連絡を頂きました。
ご家庭の事情で忙しいとのことでした。はるばる来ていただくのに、帰りがラッシュに当たると体にこたえるのではないかと危惧をしていたので、欠席と聞いて却ってほっとする私でした。

こんな時、会場が来たい人にとって近いというのは、最大のメリットだと思います。
彼女は、昨日のはじめの一歩の会のほうには参加でした。無理なく通えて、初心者向けの練習が始まったのですから、彼女にはちょうど良いのでした。
彼女が月に一度であっても、続けて参加するのは、夢青葉はちょっと大変かもしれません。

それで、4人体制で席を考えてくださった○尾さんには申し訳なかったのですが、三人と私とで楕円のテーブルを囲む形に戻りました。

無償で会場提供をしていただき、あれこれと気遣いをしてくださる○尾さんにはさんいつもありがとう。よく気の付く力強いメンバーです。
気の使い方が、公も私もなく懇切丁寧過ぎるので、「それはやりすぎ」とか、それはあなたが頭を下げることではないなどと、よく私に叱られる彼女です。
友達関係が先に生まれて発生した典型の教室ですから、公私の区別をつけることに、ことさら、神経質になっている私に、嫌がりもせずさらに大事に付き合ってくれる彼女あっての教室運営が続いています。


さて、絶句の数もままならぬうちに、三段の受験を目の前にして、律詩の練習をはじめた夢青葉ですが、前月に続いて、「近江八景」の練習です。
日本の情景詩ですから女性にも無理なくはいれるので、心地の良い練習が続いています。


夢組のメンバーについては、そのすべてをわかって指導ができますが、ゲストさんについては、知識のばらつきがあり、当然知っているだろうと思って相対してしまうと、とんでもない誤解を生じていしまう危うさがあることがわかりました。
個々を大事にして、少人数制で行っている練習の、大きな落とし穴となるようです。


所属の先生の指導が、スタンダードなのだから、そのスタンダードとは違う指導を承知で來るにしても、頭と体の働きは、大いに違っています。

今日は、私自身がその上を行く理解をせねばならないということそして、その上を行く指導力を身につける必要があることを、学びました。

一つの課題がまた一つの課題を生み、考えることが増え、進むことと退くことも必要とあれこれと考えるのです。

階段は一段上がるだけでよいと思っていても、それだけでは終わらないのねぇ。
その一段を納得いくものとするには、次の一段を頑張って見なければ納得する最初の一段を手にしたことにはならないわけで、、、そうすると二段目に上がってしまうと、また、、、

終止符を打つのは、自分自身で、ということはまた一段上がることを決めるのも私。

やめることは敗北と感じるうちは、まだ、力があるということと考えていいのかなぁ。






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