風のこたろう

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'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

武蔵野文庫

2011年02月15日 | 徒然に日々のことを

お茶碗を買いに、武蔵野文庫へ?


去年、この茶房武蔵野文庫で見つけたお茶碗(お店ではアイスコーヒーのカップ&ソーサーのカップとして提供)を気に入って使っていたのですが、色違いのものが欲しくて、かねてから、行きたいと思っていたのです。

孫たちとの幸せな時間を過ごしているときは、欲しいものも行きたいところもなかったのですが、娘と孫たちが帰っていってしまうとさびしくて、また、「行きたい~」「欲しい~」が、始まるのでした。

その手始めが、お茶碗。
生活に使うものだから、罪悪感がなくて、まず最初に決めたところ。

武蔵野文庫は、陶器や参ではなく茶房ですから、小石原焼きがメインではなく、お茶をするところです。

楽しい語らいと、おいしいお茶。

これもメインではなかったのですが、おいしいと有名になったカレーを頂き、季節の茶菓の焼きりんごを頂きました。

焼きりんごの紅玉の大きさが絶妙で、過不足なく中まで熱が通って、甘すぎずすっぱすぎず。
紅玉の独特のすっぱさを残しつつ、程よい甘さが、大人の味のハーモニーをなしています。

おいしいからと言って、がつがつ食べてはもったいないので、おしゃべりを楽しみつつ、ゆっくりゆっくりといただきました。

カレーを食べ手おなか一杯なのですが、このほど良さが、また新しい胃袋を用意されたように、上品に過不足なく胃を満たし心を満たしてくれました。

ご主人の語るエピソードは、私でも知っている有名人がぽんぽんと出てきて、早稲田の古きよき時代のおおらかな風が吹いてくるのでした。

結局、欲しかった色違いの茶碗は無くて、細かい泡の立つビールのおいしい小さいカップと方口の小皿を求めました。







神楽坂にある陶器やさんへ、帰りに立ち寄りました。

今日は、主人のお茶碗を買わねばならなかったのです。
いろいろと眺めていると、孫用のがかわいいのが先にみつかりました。
男の子用と女の子用。男の子用はまだしも、女の子用はまだまだ日ッツ用になるのは、先なんだけどね。

小石原焼のビールグラスは、泡の細やかさと味に刻が出るので、夏になったら私でもおいしくいただけるかも?と思って、一個だけ求めましたから、主人用のではないのです。
これも今すぐのものではないのです。

じっくり探して、やっと見つかったのは、ごく普通のものですが、幸い、主人にお気に召したようでした。


この陶器やさんは、娘が高校生のころ、学校の用の帰りに足繁く通ったお店です。
そのころの、店主はいなくて、おそらく息子さんが跡を取ったようでした。

ここに来ると必ず、値ごろでしかもなかなか趣味の良いものが見つかるのは、今も同じでした。

最近は、物が壊れなくなり、収納も減らしたので、新調する機会がなく、楽しみが少なくなったなぁ。。。

物が壊れないってのは、新陳代謝が行われないって事で、買い物の好きな私には、ちょっとさびしい。
といいつつ、あれこれと、買ってしまうのだけれど。。。

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