風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

飛行機は遅れるのだ

2005年06月23日 | モンゴルについて
昨日、友人が日本に帰りました。
1週間の予定で滞在し、彼女なりの楽しみ方をし、何事も無く無事に終わりました。

朝8時発の飛行機に十分の時間を見て、ボヤントオハー空港に送りました。
国際空港とはいえ小さいので、荷物の受け渡しから、出国手続きまでガラス越しに見て確認することができるのです。

最後に、手を振って待合室に消えていくのを見送って、ほっとして帰宅しました。
日本では、あまり丈夫ではなさそうだった彼女のことを、思っていた以上に気を使っていたらしく、夫が出勤すると、ぐっすりと眠ってしまいました。

昨日の便には、元寺尾もお相撲さん候補らしきモンゴル青年を伴って乗っていましたから、その姿を見ていれば、成田行きの飛行機に間違いなく乗れるから大丈夫などと変な安心感を持って帰ったのです。

ところが、夕方Kさんからの携帯メールで、飛行機が8時間以上も遅れたことを聞き、真っ青になりました。

一人で、その時間をどのように過ごしたことかと思うと出発時間を確認しないで眠りこけていたことのすまなさでいっぱいでした。

手を振って消えた先は、もうどうしようもない場所なので、遅れることを知ったところでどうすることもできなかったのですが、
もう少し、時間を一緒に居てあげたらよかった。
日本とちがってモンゴルはこういうことが起きると知っていながら、飛行機の出発時間を確認しなかったことを、後悔しました。

今朝の電話で、11時過ぎて自宅に着いたこと、日本人の家族に親切にしてもらったと聞き、そして寺尾の通訳さんも航空会社の不手際に怒っていたということ、思いのほか元気な声で話してくれました。

この便には、日本人がたくさん乗るのは分かっていたので、気さくな彼女のことだから、必ず話し相手を見つけるだろうという安心はありました。

でもねぇ。

最後で、どうしようもない事態とはいえ、冷や汗をかきました。

これに懲りずにまた来てくださいませね。
コメント