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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

Mont-bell ミニランタン シルバー

2020-11-24 15:04:39 | 焚火 アウトドア



このブログでLEDライトを取り上げるのは、2011年の記事以来ですね。

東日本大震災の影響でLEDライトを購入して以来、アウトドア趣味にもはまり、LEDライトも色々買い足しているのですが・・・

今回は、以前からずっと気になっていたヤツなんですが、買ったら想像以上に使い勝手が良かった、という内容です。









購入したのはこちらのモンベル ミニランタン。

モンベルと言えば、言わずと知れた国内アウトドアメーカー大手。

どちらかと言うとキャンプやBBQというより、登山やアウトドアアクティビティを中心としたハードなイメージのブランドです。







パッケージから開けた状態。

全長は10センチ程度で、ネックストラップ用のひもが付いています。

このミニランタン、カラーバリエーションが数種類あるのですが、選んだのはシルバー(グレー)です。

一番飽きの来ない色かなぁと思い、これを選びました。







使用する電池は単三電池の1本のみ。

この手のライトによくある、キャップエンドについたプッシュ式スイッチで点灯する仕組みです。

商品には電池も1本付属しているので、すぐに使うことが出来ます。







プシュスイッチを半押しすることで、明るさをHighモード(140ルーメン)からLowモード(10ルーメン)に切り替え出来ます。

・・・写真で見るとあまり明るさの違いが分からないですね。

Lowモードでも割と明るく、10ルーメン以上は出力されていそうな感じです。









そしてこの商品の特徴が、乳白色のシェード部分を伸ばすことで光を拡散し、ランタンモードにできる事です。








Lowモードだとシェードにプリントされたモンベルのロゴが見えますね。

肝心の電池の持ち具合ですが、公式ではHighモードで5時間、Lowモードで15時間となっています。

メインのランタンとして使うのには性能が物足りないですが、自分の様にちょっとした手元を照らすときに使いたい、とか、テントでの就寝前の準備時間だけ使いたい、とかなら十分な性能だと思います。







改めてパッケージに書かれている性能を確認しましょう。

LEDライトは、個人的に100ルーメン以上あれば十分な性能だと思っています。

各社から様々なLEDライトは出ていますが、電池一本で100ルーメン以上というのはあまり種類は多くありません。

また、重量も本体はわずか44g!電池を入れても67gと、超軽量!

金属の頑丈なライトも良いですが、気軽に持ち歩くにはこの軽さはとても魅力的です。








防水性能はIPX4なので、雨なども気にせず使えます。

とはいえ、水没や水中内で使える性能では無いので、注意が必要です。








ライト自体を立てる他、ストラップを使って吊り下げて置くことも可能です。

LEDライトはこの吊り下げた状態で使うのが最も効率が良いです。







小さく、明るく、軽く!と満足度の高いミニランタンですが、若干の注意点もあります。

まず、フラッシュライトからランタンへの変形ですが、正直、シェードを上げ下げしても照射範囲が殆ど変わりません。

これは変形させるガジェット感が無くなるマイナスポイントですね。

また、この商品はマイナーチェンジされた新型なのですが、一部店頭などでは旧モデルも販売されています。
品番#1124836が今回紹介した現行版で、品番#1124595という旧モデルではHighモードの明るさが110ルーメンでランタイム4時間となっているので注意が必要です。


しかし今のLED製品は、本当に進化していますねぇ。

もはや家庭内の電球電灯は全てLEDというご家庭も多いでしょうし、自動車ランプなどもLEDが多くなっています。

フラッシュライトもどんどんルーメン数の高いモデルが登場していますし、更に電池式ではなくUSB充電式というのも増えています。

個人的にはUSB製品はコネクター破損で使えなくなることが多かったり、数年使っていると内部バッテリーが消耗してランタイムが短くなったりするので、電池式が信頼できると思っていますが、この辺は各自のライフスタイル、アウトドアスタイルに合わせて選ぶのが良いですね。

このモンベルミニランタンは今後のちょっとしたアウトドア外出の相棒になりそうです!






















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オイルランタン 自作 第三弾

2020-06-10 11:46:15 | 焚火 アウトドア

 

 

 

オイルランタンを自作するにあたり、まず悩むのがホヤです。

ホヤは「火屋」と書き、文字通り火を風から守る重要なパーツです。

ネットでオイルランプ自作を調べると、多くはこのホヤのない芯むき出しのタイプが多いです。

既製品でもホヤは耐熱ガラス製が多く、素人ではなかなか加工に手を出しづらいのが正直な所です。

 

 

自分も友人に100均ガラスコップのカットをお願いし、ガラスホヤを作って貰ったのですが、その際に副産物的にガラス筒が出来たので、これを生かしたランタンを作ろうと思い立ちました。

 

最初に思い描いた「吊り下げ型オイルランタン二号機」です。

まずは材料も何も気にせず完成予想イラストを描きます。

 

 




で、実際に完成したのはコチラ。

大きなガラス筒の中で油壷を入れて点灯させる構造です。

 



点灯するとこんな感じです。

ちょっと本体重量に対して吊り下げ金具が貧弱になってしまいました。

 


大きいガラス筒は金属板で天井を作り、そこに穴をあけ、装飾と煙突を兼ねて100均ダイソーのドーナツ型を接着しています。

接着には、高温に強いエポキシ系接着剤「J-B オートウェルド」を使っています。




本体はMFD板で、底板にドーナツ状の板を接着する事で、油壷の固定と大型ホヤの固定をしています。

着火の時にはこのようにホヤを上にスライドさせて火を付けます。

MFD板を繋げている柱状の金属棒はダイソーのステンレス箸を切ったものです。




このガラス筒は、ダイソーで売っている150円(税別)の花瓶。

その底を切って使っています。

自分の家にあった金属板が、たまたま直径ジャストフィットだったのでそちらを使いました。

もしこれを真似する方がいたら、同じくダイソーで150円(税別)で売っているオイルポットの蓋がちょうどいいサイズなので、そちらを使うと良いです。





前回の記事でも書きましたが、油壷はセリアで購入したハーバリウム用のビンです。

これがもう、なかなか売っていない!

大きさといい、キャップの狭口っぷりと言い、ちょうどいい瓶なんですけどねぇ。

 




性能という意味では、通常のランプ型の方が使い勝手はいいのですが、このタイプは見た目の良さから周りにも好評です。

ホヤの金属部分に設けた煙突構造が、中の炎を上昇気流で引っ張るので、このような細長い炎の形になります。

ちなみに燃料はパラフィンオイルと灯油を5:5で混ぜた物を使っています。

パラフィンオイルはランタンに非常に向いている燃料で使い勝手も良いのですが、ランニングコストが高くなるのが欠点ですね。

「実用性の高いランタンを作る」のが目標なので、最終的には灯油を使ったランタンを成功させてみたいです・・・







今現在も試行錯誤中のオイルランタン製作ですが、一応、完成形に限りなく近いモデルがこちらです。

セリアのソーダガラス瓶の油壷と、ダイソーで買ったプラスチックカップのホヤがメイン部分。

燈心はダイソーの木綿ロープφ5mmです。





リフレクターシェードを針金にそってスライドさせ、本体を抜き取ることが出来ます。

オイルの補充や燈芯の長さ調節などしやすいようになっています。

全体を支えている針金は太さ2mm。

これはもう少しだけ太い方が良いので、もし次を作るときは2.4mmにしたいですね。

ハンドル部分はその辺の小枝から切り出しました。

ここは色々と装飾したり特色を出せるポイントですね。

 

 


プラスチックのホヤは中心部分の他に、周辺に空気取り入れ用の穴を開けています。

冒頭にも書いた通り、ホヤはガラスが主流ですが、今やそれ以外にも様々な素材があります。

自分のは安価に作りたかったので100均のプラスチックカップを使っていますが、シリコンやポリカーボネート素材の透明カップなら、耐熱性も問題ない筈です。

特にポリカーボネートはキャンドルグラスにも使われていますし、耐衝撃性は一般的なガラスの200倍以上と言われているので、ホヤに向いた素材じゃないでしょうか?


 


で、自分が使っているプラスチックのカップ、これはスチロール樹脂なので耐熱温度は70℃から90℃くらいです。

細かく言うと、100均で取り扱っているプラスチックカップの素材は数種ありますが、耐熱温度としてはどれも同じくらいです。

 

そして、結論から言うと、溶けます。歪みます。

ただし、今のところ4時間くらい連続利用しても、実用できない、安全性が損なわれるというレベルで溶けた事はないです。

まあ、歪んでも100均で買い替えればいいので、あまり気にしていません。

それより、ガラスと違って割れない事と、重心が高くなって倒れる心配が減るメリットの方がはるかに高いと思っています。

 

 



リフレクターシェードにはダイソーで購入した浅型のシェラカップを使っています。

取っ手部分をサンダーで切り、放熱用のスリットと針金を通すための穴を開けています。

 

 


さて、ここでそもそもの話として「ランタンって不便じゃない?」という部分について触れます。

図で示した通り、上から照らす明かり以外は、対象物が見えにくく感じます。

現代社会に慣れた我々にとって、太陽の明かりや電灯の明かりに慣れてしまってるんですね。

アウトドアでも、テーブルにランタンを乗せているのに、いまいちテーブル上の料理が見えにくいと感じた事はありませんか?

そして、最も気になるのが「灯台下暗し」です。

どんなランタンも、真下は絶対影が出来て見えにくいんですよ。

自分の作っているランタンに、狭口瓶を使っているのも、この真下に出る影を極力減らすためです。



前回の記事で書いたMDF板の土台だと、吊り下げたときに光を遮って影を生み出してしまいます。

そこで、セリアで買ってきたPET瓶がちょうどよい太さだったので、これをカットして土台にしました。



カップの底のふくらみを利用して、下から刺した針金が出っ張らないようにしています。

こうしないと、底が平にならず安定性が悪くなってしまいます。

火を付けて使う物ですから、こうした部分で安全性を高めないといけないです。

 


透明な素材を使ったことで、ランタンの真下にも光が回るようになりました。

吊るした真下が明るいと、ランタンを吊る場所も直感的に位置決め出来て非常に便利です。

 

 

 

こちらは研究中、というか失敗作。

針金でリングを作り、それを組み合わせる事でランタン本体を固定する方法です。




ちょっと分かりにくいですが、瓶の底より一回り小さい針金リングで支え、瓶の中間部をもう一つのリングで横ズレを防止しています。

なんでコレが失敗したのかと言うと、強度の問題です。

針金同士の接着に、ハンダ付け、エポキシ系接着剤、瞬間接着剤と試し、更に補強の方法も色々試し、細い銅線で針金同士を事前に縛ってから接着剤で固める方法もやったんですが、どうにもすぐに壊れてしまいます・・・

こういうのはシンプルな構造の方が壊れないですね。

 



解説と言うより、自分の忘備録的な記事になりましたが・・・

オイルランタンは空き缶アルコールストーブと同じくらい、自作で性能向上を目指せる道具ですね。

炎が生み出す明るさ自体は極端に変える方法は無いので、発せられた光をいかに効率よく視認目標に当てられるか?

安全性や放熱性能は?

ランニングコストや燃費は?

いろいろ考える事は尽きません。

 

最近はちょっと作り過ぎて疲れたので、また暫くして良いアイデアが浮かんだら、製作再開したいと思います。

 

 

~過去の記事もご参考下さい~

オイルランタン 自作のススメ

オイルランタン 自作 第二弾

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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オイルランタン 自作 第二弾

2020-06-08 15:38:26 | 焚火 アウトドア

 

 

さて、新型コロナウィルスの影響で、アウトドア好きな方もキャンプ場へ思うように出かけられていない様子。

そんな状況で「お家キャンプ」なるものが注目されています。

まあ、要はキャンプ道具を室内で使うことでキャンプに行けない留飲を下げるという事ですね。

 

んで、どうやらその影響なのか、オイルランタンがじわじわ人気になっている様子。

ツイッターなどで見てみると「雰囲気が最高」「癒される」など、かなり高評価・・・

 

いや、ちょっと待って。

オイルランタンを実用で考えている人ってこんなに少ないの?

そりゃマントル付きのランタンやLEDの方が高性能だし、価格だって今やLEDなら数百円でも買えるけど・・・

 

 

って事で、わずか100年くらい前の人たちはこれで生活してたんだぞ!っていう実力のあるオイルランタンを作りたくなった訳ですよ。

 

卓上のオイルランタンは以前にも作ってたので、今回は吊り下げ方で。

 

さて、まずは基本の考えです。

吊り下げて使うのだから、その位置より上の方向には光は要らない。

なら鏡面に近い物で下側に反射させればよい、と当たり前の考え方に。

 

揃えた材料はほぼ100均。

MFDボード、ハーバリウム用のソーダガラス瓶、PET素材のコップ、ステンレスの灰皿、針金。

もちろん、工具は色々使いますよ。

 

さて、まずは油壷となる瓶を支える土台作り。

瓶の大きさより一回り大きく80mm×80mmの板を二枚切ります。

 

切り出したうちの一枚は更に加工するため、中心を出します。

 

 

瓶と同じ70mmの円を描き、円周部分にドリルで穴を開けます。

 

 

その穴にバラした糸鋸の刃を通し、再度糸鋸を組み立てる事で外側を傷つけず切り抜きが出来ます。

その後、二枚を接着します。

 

 

 

 

次に、瓶のキャップの直径を図り、そのサイズにPET素材のコップの底をくりぬきます。

 

 

油壷となるハーバリウム用のソーダガラス瓶を加工します。

キャップに6mmドリルで穴を開け、そこに燈心となる木綿のロープを通します。

口金はホームセンターで買ってきた6mm×20mmのスペーサーというミニパイプみたいな部品です。

 

組み合わせるとこんな感じです。

室内などで使う場合には、これだけでも十分にランプとして機能します。

 

実は今回はこの瓶にこだわりまして・・・

100均のセリアで見つけたときに、これだ!と思い購入しました。

残念ながら既に生産終了品のようで、なかなか店頭で見つけることが出来ません。

 

 

 

 

土台、油壷、ホヤとなるカップを重ねるとこんな感じです。

野外でも卓上で使うならこれで十分ですね。

 

 

今度は灰皿の加工です。

ドリルで二か所に穴を開けた後、たばこ置きの凹みを叩いて均します。

ちなみにこのタイプの灰皿も最近は100均で見かけません。

前は割とどこでも見かけたのになぁ。

 

 

 

 

キャップのフチ部分の直径と、カップに開けた穴がぴったりになっていれば、多少の風などではホヤが外れることはありません。

 

 

 

ちょっと見えにくいですが、しっかりとはまっています。

 

 

 

土台に穴を開けて、針金を通します。

自分は2mmの物を使いました。

この写真は後から改修を行った際に撮影したものですが、こんな感じにクビレを作ることで、リフレクターシェードになる灰皿を固定します。

 

 

こちらが完成した姿です。

吊り下げて使うことが出来ます。

 

 

 

しかし、すぐに問題が発生!

PET素材はさすがに熱に弱すぎた!

すぐにデロデロに溶けて縮んでしまいました・・・

 

 

そこで、別なプラスチックのコップを100均で買い、リフレクターシェードに熱を逃がすためのスリットを付けることで解決!

さらに全体のバランスを見直し、上部には木製のハンドルを付けました。

 

まあ、それでも長時間転倒しているとホヤは歪むんですけどね。

で、なんでそこまでして、どう考えても溶けたりする危険のあるプラ製ホヤにこだわってるのかというと・・・

一番の利点は、ガラスと違って衝撃に強い事!もうこれが理由の全てと言っても過言ではありません。

一般的なハリケーンランタンのように、ガラス保護のワイヤーを巻き付ければ、ある程度損壊は防げると思いますが、今度はそのごくわずかなワイヤーが光の邪魔になる・・・

上の写真を見ていただければわかる通り、このランタンなら影が非常に少ないです。

 

実は、このオイルランタンの自作、この記事を書いている今現在も試行錯誤して続けています。

他のパターンでも作っているので、そちらについても次回に紹介します。

 

※続きはコチラ

オイルランタン 自作 第三弾

 

こちらも参考に

オイルランタン 自作のススメ

 

 

 さらに動画でも紹介してます。

 

 

 

 

 

 


 


 


 

 

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シェラカップのフタ IKEA DUKTIG 調理器具5点セット

2020-05-26 10:47:52 | 焚火 アウトドア





新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されましたね。

天候も良くなってきたので「密集を避けてソロキャンプにでも行こう」と考えている方も多いと思います。


そんなソロキャンパー(じゃなくても良いんですが)に、お勧めのクッカーの小ネタを。







このゴチャっと重なった、ステンレスのソロクッカー。

実はこれ、IKEAで発売されている、おままごとセットなんです。





DUKTIG(ドゥクティグ)はどうやらイケアのオリジナルブランドのようですね。

すでに一部ではアウトドアクッカーとして使っている方もいるので、それなりに有名なネタかも知れませんが、この製品、子どものおままごと用だけにしておくにはもったいない出来なんです。

素材はステンレスで、それなりに厚みもありしっかりしています。

取っ手となるワイヤーも、子どもが振り回しても壊れないよう、しっかりと取り付けています。






商品名は「おもちゃの調理器具5点セット」となっています。

フライパンが深型と浅型の二つ、両手鍋とコランダ(水切りザル)、そしてフタのセット。

もちろん、おままごと用なので、火にかける事は本来は想定された使い方ではないので注意が必要です。









フライパンタイプの二つです。

普段、シェラカップで調理している人には違和感なく使えるミニフライパンだと思います。

取っ手がストレートな形状なので、調理中も持ちやすいです。







通常サイズのシェラカップと比較。

真ん中のがシェラカップです。

左の深型は底にかけての角度がなだらかなので、鍋を置いた時の安定感はシェラカップより不安定になります。

でもこの二つはとても使い勝手が良いです。

大人数のBBQなんかでも、お肉のソース入れによく使っています。








こっちは両手鍋セット。

本体とコランダとフタを組み合わせることが出来ます。








コランダ(水切りザル)はメッシュの物より大雑把に水切りができるので、マカロニなどをゆでる時にも便利です。

まあ、自分の場合は水切りで使う事より、カットした野菜なんかをちょっと入れておく、というような使い方が殆どですが。







そして、今回紹介した一番の理由はコチラ。

このセットのフタがシェラカップにピッタリサイズなんです。

IKEAの店頭で買うと、税込¥1,499-というコストパフォーマンスの高さ!

むしろシェラカップも買わず、このセットだけでもいいかもしれない!


ただ、材質がステンレスなので焼き物はムラが出ますし、重さもそれなりです。

ウルトラライトを目指している方、調理器具の性能にこだわる方にはお勧めしません。



ん~、15年くらい前にはトイザらスのジャストライクホームでも同じようなステンレスの調理器具セットがあったんだよなぁ。

今更ながら買っておけばよかった・・・


このドゥクティグの調理器具5点セット、自分は焚き火や炭火でガンガン使っていますが、特に今のところは問題ありません。

もし購入して使われる方がいましたら、あくまで自己責任でお願いします。























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OLFA WORKS 替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1

2020-05-23 10:28:33 | 焚火 アウトドア
発売されてから既に時間がたってますが、カッターナイフで有名なオルファ社からアウトドア用のナイフが発売されました。

最初は気にはなっていたものの、購入には至らなかったのですがツイッターで他の方のレビューを見ていたら我慢できず・・・





購入しました。

アウトドア用としてオルファワークスと名付けられたシリーズです。

購入したのは替刃式ブッシュクラフトナイフ BK1のオリーブドラブカラー。

本当はサンドベージュが良かったのですが、買いに行ったアウトドアショップでは売り切れでした。







初回生産限定でオルファワークスのオリジナルステッカーが封入されています。






ブッシュクラフト用と謳われているだけあって、木材を切る、削るといった使い方に非常に適しています。

刃の厚さは1.2mmなので、ブッシュクラフトでおなじみのバトニングには適していませんが、ブッシュクラフトは現地の材料で生活する事なので、こうした工作向きの刃の方が実用性は高いです。

また、替刃式になっていますが、刃を研ぐことも可能です。







BK1の元になっているオルファクラフトナイフL型との比較です。

大きさは同じで、刃のサイズも一緒になっています。





ボディの中央の溝の部分。

BK1には焼付塗装とレタリングがされています。

クラフトナイフLは無塗装で溝の部分のエッジが立っています。

けがをするレベルではないですが、握り心地が全然違うので、気になる方はやすり掛けしてエッジを落とした方がいいでしょう。






このナイフの特徴として、ロック用のネジを回してブレードをスライド収納することが可能になっています。

ブレードを収納すると手のひらに隠れるほどコンパクト。

野外に持ち出す際も荷物の邪魔にならないサイズです。









地味に違う部分としては、ブレードを留めるネジについているナイロンワッシャー。

BK1はこれが付いているおかげで、使用中にネジが緩くなる頻度が下がっています。







元は同じ商品ですので、BK1とクラフトナイフLの刃は当然互換性があります。

BK1はフックや波刃を備えて様々な局面に使えるマルチツール的なブレードですが、料理や木を削るのみというシンプルな使い方をする人は、クラフトナイフLのストレートなブレードの方が良いかもしれません。

替え刃式である利点として、状況に応じてブレードを使い分けする事も出来ます。






両者の握り心地の違いが、焼付塗装だけのせいなのか検証する為、ステンレス無地のクラフトナイフLに家に余っていたラッカースプレーを吹いてみました。

・・・結果、素人の吹き付け塗装程度では、グリップ触感に違いは出ませんでした。







実は個人的には、以前から一番愛用していたのは「クラフトナイフS」。

写真一番下の黒いナイフです。







本体の全長はさほど変わらないのですが、ブレードの長さが違うので、ネジのスライド部分の長さが違います。

クラフトナイフSはスライド幅が短いので、サッとブレードを出して使うことが出来ます。








そしてS型の一番の特徴は、ブレードの両端が使える事。

切れ味が落ちたら、前後を入れ替えて使う事で新しいブレードが使えます。

お値段的にもL型とS型の替え刃は殆ど変わらないので、単純にS型はブレードの数が倍だというコストパフォーマンスの高さもお気に入りポイント。







木工のカトラリー作りではS型は多用しています。

しかし、大きい面積を削るときなどは、やはりL型やBK1のブレード長があった方が楽ですね。


このBK1、メインナイフとして何でも使えるという物ではないですが、ザックの隙間にポンと入れてサブナイフとして使うなら、非常に良くできています。

使い勝手に不安のある人は、まずは安価なクラフトナイフLを買ってみることをお勧めします。










動画でもレビューしています。


























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キャプテンスタッグ バッファロー送風機 を改造する

2020-04-19 07:37:48 | 焚火 アウトドア



キャンプやアウトドアが好きな人なら、店頭で見かけた事が有るかもしれません。



鹿番長ことキャプテンスタッグのバッファロー送風機です。

いわゆる「ふいご」の類ですね。
薪ストーブユーザーなら、この手のふいごを使っている人もいるかと思います。

バッファロー送風機は名前のごとく、牛の柄が書かれた派手な赤い外見です。

私が持っている物はキャプテンスタッグのロゴが書かれていますが、実はここの部分は販売時期によってバリエーションがいくつかあります。

本当は自分が欲しかったのはキャプテンスタッグのロゴが無くバーベキューと書かれたバージョン。
ネット注文して届いたのがこの写真のバージョンでした。






このアイテム、今はファイアーブラスター(火吹き棒)が主流になり、誰も使っているのを見た事が有りません。

オマケにこのキャプテンスタッグ製のは空気漏れやらで性能も悪く、初めて見た人にはウケますが、実用性となると・・・

自分も買って数回だけしか使わず、倉庫の奥に眠っていたので、思い切って改造する事にしました。


まずは色変えです。

100均のカラーニスを塗りたくって色を茶色にしました。





あちこちに隙間があって空気が漏れていたので、エポキシ樹脂接着剤をパテ代わりにして隙間を埋めています。






同じく、100均で買った水性ペイントを使い、フリーハンドでレタリングをしてみました。

もともと、バッファローとロープが書かれたウエスタン風なのが気に入っていたので、書く文字もちょっとウエスタンを意識してみました。
鉛筆で下書きを行い、何度か塗り重ねて修正し、どうにか文字っぽくみえるようになりました。

それでも近くで見ると、ヨレやハミダシが激しいですが・・・

それこそ西部開拓時代なんかは、こういう飾り文字の看板を手書きで書いていたわけですからねぇ。

当時の職人はすげえなぁ。

現代でも車のペイントなんかをするピンストライプ書ける人とか、憧れますねぇ。







ついでに、グリップ部分に穴を開けて、ぶら下げるストラップを付ける事にしました。

この写真はお試しで麻紐を通しています。

んで、穴を開けてから失敗に気付いたのですが・・・
パタパタ開け閉めする二つの板ですが、ぶら下げて収納している時にはピッタリ閉じておけるよう、ストラップは留具を兼ねる物にしようと思いましたが、板に開けた穴が一つだと、ストラップが抜け落ちてしまう事に気付いたんです。

小さな穴を二つ開け、それぞれに一本の紐を通せばよかったのですが・・・






しかし、もう穴を開けてしまったのだから仕方がありません。

手元にあった鹿の角を輪切りに薄くカットして、ボタンを作ります。






これを革紐に通して、端側を本体の板に通します。

大きな結び目を作れば、革紐が抜け落ちる事がありません。







使わずにぶら下げておく時には、輪っか側をもう一枚の板に通すことで留め具として機能するようになります。







性能も、空気漏れを防いだらかなり使いやすくなりました!

まあ、さすがにメインで使う道具ではないですが、これを自分のサイトに下げておけば、看板代わりになって目立ちますね!










動画でも紹介!
フイゴを改造する






















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木工カトラリー 自作のススメ

2020-03-29 07:14:06 | 焚火 アウトドア




焚き火とBBQを趣味にして、自分で薪割りもしてるんですけど

家の敷地に積まれた薪を見ていると、ただ燃やすだけというのも、なんだかもったいなく感じて来る訳ですよ。

いろんな所から木を貰い、木の種類とかなんとなく分かるようになって、質感とか木目とか見慣れて来ると「なんかに生かせないかなぁ」とぼんやり思うようになりました。


そこで、ちょっと憧れの木製食器にチャレンジしようかと考えましたが、なかなか調べると難しそう。

とりあえず、もう少し気軽にできそうなカトラリー作りを始めてみました。






自分なりに色々と作ってみて、道具を買い足したり試行錯誤して、カトラリー作りの際に使う道具がある程度固まってきました。

並んでいる道具は上から
・神東工業のこやすり
・鉈替わりのナイフ
・折り畳み鋸
・丸すくい彫刻刀
・オルファ クラフトナイフS型

左側の作成中のスプーンが乗っているのは自作の治具。

上のビンはオイルフィニッシュ用で、これはココナッツオイルです。







自分は太い薪から切り出しているので、いろんな道具をアレコレ使いますが、ホームセンターなんかで売っている製材から作るのであれば、最低限この二つがあればどうにかなります。

丸すくいの彫刻刀は、あまり売っているところはありませんが、スプーンの窪みを作るのに非常に重宝します。

オルファのクラフトナイフはコストパフォーマンスが非常に良いのでお勧めです。







電動工具もバリバリ使います。

特にディスクサンダーは多用しています。

ざっくりとした形を出すのには非常に役立ちます。








こちらは初めてチャレンジしたスプーン。

この時は窪みを掘る良い道具が無く、炭火をスプーンの皿部分に載せて燃えて炭化したところを削るという手法で作りました。

この方法だと皿部分にどうしても焼け焦げが出来るので、最終的に全体を炙って焼き色をつけました。

そのせいで口に含むとちょっとコゲ臭いです。

皿の窪みも、深くすると口当たりが悪く使いにくいと分かりました。







こちらは友人用に作った時の写真。

上の枝輪切りはコースターです。

切って、断面をヤスリ掛けしてオイルを塗るだけの簡単工作。







最終的にスプーンとフォークだけでなく、ナイフも作り、オマケにミニカッティングボードもセットにしました。

全体的に長めなのは、アウトドアで火にかけたコッフェルから直接食べる時に手が熱くならないようにするためです。

カッティングボードは桜の木の赤身と白太の境目を切り出すことでツートンカラーにしています。






仕上げに、半田コテで名前の焼き印。

使ったのは普通の電気工作用の半田コテですが、ウッドバーニングという専用の機械も売っています。









キャンプやアウトドアに興味のない方にも、差し上げて喜ばれるのはベビースプーン。

この写真の物はソメイヨシノで、大きさは10センチ程度です。

ベビースプーンの時には特に煮沸と、仕上げのヤスリ掛けは丁寧に行います。







こちらは別の方に差し上げた、ヒノキの小皿とケヤキのスプーン&フォーク。

木製の食器やカトラリーは手入れが必要なので、気軽には使えませんが、やはり子供の物だと天然素材とかは喜ばれますね。








ターナーも必要、サラダサーバーも作ろう、アレのスプーン作ろう、コレのスプーンも・・・と気が付くと結構な数に。

今は100均でも木のスプーンは売っていますし、実用性重視なら作る手間より買った方が断然良いです。


しかし、自分で苦労して彫ったスプーン、フォークで頂く食事は格別です。

ちょっと道具をキャンプ場に持ち込んで、焚き火の前でのんびり削って過ごすのも良いと思いますよ!








動画でもご紹介「木工で食器の自作」





















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包丁からミニナイフを自作

2020-03-03 06:46:15 | 焚火 アウトドア

家の近所で、非常にお世話になっているショットバーがあります。

そこのマスターはアウトドアも釣りも大好き。

よくキャンプやアウトドアグッズについて話をし、店の前で一緒に薪割りしたりしています。



そんなマスターのお店も、もう10年以上営業。

先日、ついに愛用していた包丁が折れてしまったそうです。

幸い、同じ型の包丁がもう一本あり、営業には支障をきたしていないのですが、なにせ10年以上使い続けた愛着のある包丁で、なかなか処分できずにいました。






そこで、他の常連さんと一緒に、この包丁をアウトドア用のナイフとしてリメイクする事に!

ハンドル材をどうするか考えていたら、マスターが勢いで買ったは良いが、大きすぎて使いどころに困っていた鹿角キーホルダーを発見したので、これを改造することにしました。






まずは現物を見ながら、皆であーでもないこーでもない、とMTG。

どんな形にするか?コンセプトは?主に何を切るのか?グリップはどんな角度か?と色々と話し合いを重ねました。








刃の部分の加工は刃物研ぎが得意な常連さんが加工する事となり、自分はグリップ作成と刃と柄の接着を担当。

まずは万力で鹿角本体を固定し、ディスクサンダーで切り込み。

もともとのキーホルダー用の穴が見た目的に余り良くありませんので、ここもエポキシパテ、エポキシ接着剤で補修します。






常連さんから加工した刃が上がってきました。

この実物を元に鹿角に開ける穴の角度を決め、ドリルで穴開け。

あとは微調整しつつ、ぴったりハマるように細かい加工をして行きます。






強力で耐熱性も高い「JBオートウエルド」というエポキシ系接着剤を使い、ブレードを固定します。

長さも短く、ブレードも薄いので、そこまでハードな使い方は出来ない(しない)、と想定しピンなどでの固定はせず仕上げました。


鹿角のカーブに合わせたブレード形状で、思っていた以上に良い仕上がりになりました。






さて、このまま完成ではつまらないので、シース(鞘)でも作ろうか?と手ごろな木の枝を加工。





このようにナイフを刺して置くことができます。

・・・しかし、写真撮影後、鹿角の断面の角度と鞘の角度をもっとピッタリ合わせようとアレコレ加工していたら、真っ二つに・・・







別アイデアとして、今度はもっと太い枝の部分をアレコレとくり貫いてテーブルトップに固定できるスタンドを作成。







全体的に乾燥での割れが入っていますが、ある事情によりこれをヨシとしています。

これもナイフの差し込み角度には気を使い、鹿角とホルダー部分がぴったりと合うようにしてあります。





完成したナイフとスタンドをマスターのお店に持っていき、納品。

刃の長さは約3~4センチ程度です。

釣り上げた川魚のワタを取ったり、ちょっとしたカッター代わりのナイフとしては丁度良いサイズになりました。


それにしても、スタンドの中央のくぼみ、気になりますよね。







実はこれ、オイルランタンのホルダーにもなるんです。

マスターに作ってあげた自作のオイルランタンの油壷がちょうど入るようにしてあります。

写真ではランタンのホヤが付いていませんが、これで手元を明るくしつつ、刃物がいつでも使えるようになります。

木の割れを放置していたのは、ランタンの熱膨張対策です。








長年使い馴染んだ包丁をリメイクして出来たミニナイフ。

グリップは使い道の見つからなかった鹿角キーホルダー。

さらにスタンドはランタンとミニナイフの両方を立てて置ける。

我ながらなかなか使い勝手の良い物が出来たと思っています。


すでに何度かマスターがソロキャンプで使っていますが、非常に好評でした。


次は是非、オール自作でナイフが作りたい!と思いはしますが・・・
一般家庭で鋳造鍛造はなかなか出来ないですし、ストック&リムーバル法でもいろいろと設備が必要で予算が・・・

ナイフ作りはいつかマスターしたい技能ですね!
















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コーヒー豆 自家焙煎のススメ

2020-02-07 18:57:22 | 焚火 アウトドア
ここ数年、アウトドアがブームですね。

そういう自分も、この数年で焚火とBBQにハマったので、ミーハーと言われてしまえばそれまでなのですが・・・

いや、正確には20代のころにサバイバルにハマって、さまざまなアウトドアグッズやらナイフやら買い漁っていたので、復活した趣味なんですけどね。

・・・どうでもいいですね。


アウトドアでBBQをしていても、基本的に車移動なのでアルコールは飲みません。
そんな自分のBBQのお供はコーラとコーヒー。

特に、自宅で週末にささやかに焚火を楽しむ時にはコーヒーは欠かせません。



で、最近、ふとファッション・ライフスタイル雑誌を見ていると、やたらとコーヒーについての特集記事を目にします。
まあ、自分が気になるから目に留まるのでしょうけど。

自分でコーヒーについていろいろ調べたり読んだりしているうちに思ったのは「コーヒーは宗教である」という事。

大量生産、大量消費でコーヒーが庶民の飲み物となった「ファーストウェーブ」
いわゆるシアトル系コーヒーショップが出現し、アレンジコーヒーが盛んになった「セカンドウェーブ」
そして、豆の産地や焙煎にこだわったスペシャリティコーヒーを売りにするショップが増えた「サードウェーブ」
特にサードウェーブから続く現代は、ドリップの仕方やら豆のうんちくやら、さまざまな「こだわり」が語られ、もはや嗜好品から「概念の飲み物」へと変化しているような印象です。







そんな「コーヒー百花繚乱」の時代に、とうとう自分も自家焙煎をやり始めてみました。

別に味へのこだわりという訳ではなく、あくまで焚き火遊びの一環です。

最初に用意したのは、焙煎用の手網。

コーヒー焙煎はフライパンのような鉄板などでも出来るのですが、やはり網が手軽で豆の状態も確認しやすいようです。

合羽橋で買ってきた手網ですが、このまま焚き火で使うには持ち手が短すぎます。








頑張って薪からグリップを削り出そうかと思ったのですが、面倒なので桜の枝で持ち手を延長しました。

枝を切って削って、持ち手を挟むための切れ込みを入れ、ビスで留めた上から針金でグルグル巻きに。

これで焚き火で豆を焙煎しても手が熱くなることもありません。









そして、当然、次に必要なのがコーヒー豆。

コーヒーって不思議で、その辺のスーパーで買おうとすると、豆の状態の方が粉に挽いてあるものより高いんですよね。

さらに専門店で、焙煎する前の生豆(きまめ)を買おうとすると、焙煎後より高い!

生⇒焙煎⇒粉挽き、と工程が掛かるのだから粉が一番高くなるのが普通と思っていたら、逆なんですよ。

まあ、仕組みは流通量が違うのでコストに違いが出る事と、豆のままだったり生豆を求める人は高級な物を求める傾向があるから、粉の物より質が良いので高くなるんですけどね。









しかし、今やなんでもネット通販の時代!

ちょっと探したらお得な価格でコーヒー生豆を販売しているお店が見つかりました。

自分の場合、とにかく安い銘柄の豆を1kg単位で買っています。

豆の種類はその時々でバラバラですが、モカシダモは気に入っているので毎回買います。

生豆ってのはいわば乾物なので、湿気にさえ気をつければある程度長期保存も可能みたいです。

一度に3kg買いますが、別にこだわっている訳じゃなく、いつも買う通販の店が送料無料になる量を買うと3kgになるというだけです。


手に入れた生豆は焙煎する前に一度水洗いして余計なゴミを流します。

雑誌や専門のサイトには「ハンドピック」と言ってこの時点で出来の悪い豆を取り除くように書かれていますが、しょせん個人で楽しむコーヒーなので、面倒なのでしていません。









もう一つ、重要な道具があります。

焙煎した後の豆を入れ、冷却させるためのザルです。

これも自分は100均の園芸用のザルを使っています。

台所用のザルだと目が細かく、豆に付着した薄皮がザルの中に残ってしまいます。

まあ、この園芸用でも薄皮残るんですが・・・










さて、いよいよ焙煎です。

炭火焼ならぬ直火焼きコーヒー。

手製のパスタ鍋ウッドガスストーブで薪を燃やし、焙煎していきます。

薪の木の種類によって煙の臭いが違うので、コーヒーの仕上がりも若干変わってきます。









どの程度焙煎するか?どのタイミングで終了するか?も完全にテキトー。

まあ、目安となる「1ハゼ2ハゼ」やら、目安となる焙煎の色合いなんかはネットで調べればいろいろ出て来るので、それらを参考に焙煎します。


通常、自分の場合は一度に焙煎するのは生豆で200g。

これを手網に三回に分けて焙煎します。

なので、一回に火に掛ける豆の量は60~70g程度です。

ちなみに焙煎が終わると重量が減るので、200gを焙煎して出来上がりは180gくらい。

毎朝マグカップでコーヒーを飲む自分的には、1週間から10日程度で消費する量です。







こんな感じで焙煎出来ました。

焼きムラの出やすい豆を使っているせいもありますが、焚き火という安定しない熱源に、手網で人力焙煎ですから、ご覧のように焙煎の深さはバラバラです。

まあ、気にしていませんが。







焙煎の終わった豆はザルに移し、冷まします。

焙煎された豆は思っている以上に熱いので、取り扱いには十分に注意しましょう。

焙煎した豆は、直後に飲むより、数日寝かせたほうが味が落ち着くと言われています。


が、少なくとも自分は焙煎したても美味だと思います。

やっぱりこういう嗜好品は、他人の言葉より自分の舌を信じるべきですね。


これで、自分だけのオリジナルコーヒーが完成しました!



コーヒー焙煎にチャレンジした直接のきっかけは、アウトドア系では有名な写風人さんの影響ですが、やってみるとなかなか楽しいです。

味を追求しようと思えば限りなく、でも自分だけの楽しみとすれば自分なりに、とそれぞれのペースに合わせて楽しめます。








さて、せっかく自分で焙煎したコーヒー豆。

やはりアウトドアで楽しみたいですね。

そこで、アウトドア用の持ち運びできるコーヒーセットを作ってみました。

入れ物となるミニポーチは、ダイソーで200円で購入。







これにコーヒーを淹れる道具がちょうどスッポリ収まります。

ジッパー式の蓋の裏側にはメッシュポケットが付いているので、コーヒーミルクのポーションやスティックシュガーを入れています。

あ、ちなみに自分はコーヒーにはミルクも砂糖も入れます!

ブラックでも飲みますが、ミルクも砂糖も入れたほうがおいしいと感じるので。





コーヒー豆は、これまた100均で買ったプラ容器に50g程度入れて持ち歩きます。

真ん中のコーヒーミルは2000円くらいの安物です。
この手の持ち運び用ミルだとポーレックスのコーヒーミルが有名ですが、お値段もそれなり。
今はコーヒーブームのおかげか、同じようなミニミルが安く買えるんですよね。

さらに横に写っているが、セリアで買ったコーヒーバネット。
これもアウトドア用品で有名なユニフレームのパクリ商品ですね。

ほぼ100均道具で揃えているあたり、コーヒーにこだわっているのか雑なのか分からないセットになっています。





セットの写真から外れていますが、肝心のコーヒーカップはこちら。

スノーピークのチタンマグです。

これは友人からプレゼントで頂きました。

自分のお金じゃなかなかスノーピーク製品は買えないです。






セリアのコーヒーバネットは、全体を潰して羽部分を引掛ける事でコンパクトになります。






カップにセットするとこんな感じ。

大き目のマグカップでも問題なく使えるので、ほぼどんなコーヒーカップでも対応すると思います。







実際にお湯を注ぐ時ですが、ユニフレームのコーヒーバネットに比べるとワイヤーが細いので、あまりたくさんのお湯を入れるとフィルターが曲がってお湯がこぼれてしまいます。

ワイヤーの巻きの一番上段より上まで注がない方がいいですね。





安物で揃えたコーヒーセットですが、今のところ既に10回くらい使っていますが、不具合はありません。

最近はこのセットに更にお湯を沸かすための500mlステンレスマグと缶詰めから加工したマグ用のフタも入れて持ち歩いています。


コーヒーの焙煎自体は、別に焚き火じゃなくても家庭用ガスコンロでも出来ますし、なかなか面白いですよ。

キャンプに生豆を持って行って、その場で焙煎するのも良いですね。

万人に勧めるような趣味ではないですが、ハマる人にはハマるんじゃないでしょうか!























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手斧 アストロプロダクツ AX850を改造する

2019-06-30 00:00:00 | 焚火 アウトドア




焚き火を楽しむ人にとって、当然必要となってくるのが「薪」。

自分も当初はアウトドア用品店などで購入していましたが、意外と住宅地や都心寄りの地域でも材料となる丸太が手に入ることがわかり、薪も自作することにしました。

となると必要な道具は「斧」







大きな斧はハスクバーナ社の物を使っていますが、やはり細かい焚き付け等を作るときには小さい斧が便利。

で、埼玉県深谷市に本社を置き、全国展開している工具ショップの「アストロプロダクツ」で安い斧を発見し購入。

こちらは型番AX850という商品ですが、既に生産終了となっているようです。

買ったときは丁度セールだったので千円程度で購入。



しかし、まあ値段相応の作りで、正直、買った状態では使い物になりませんでした。

写真では木に深々と刺さっているように見えますが、これはクスノキのウロに刺してあるので、斧の切断力で刺さっている訳ではありません。







とりあえず、刃を研いで使えるようにしなければいけないのですが、どうせイジるなら自分好みに改造しようと思い立ち、作業を開始。

まずは斧頭に塗られた真っ赤なペイントを剥がします。

電動工具にワイヤーブラシを取り付け、こすり落とします。

これでも細かい部分にはまだ塗料が残っています。






第二段階でリムーバー(塗料剥離剤)を塗り、残った塗料を落とします。

これで斧頭は金属の素地が見えた状態となります。







真上から見て刃先のチェック。

右の黒いのがハスクバーナの斧。

比べると、ほぼ鉄板か!と思えるほどアストロプロダクツの斧には刃がついていません・・・






さらに全体を良く見ると、刃先に向けて全体が曲がっています。

これでは柄を真っすぐ持って木に打ちつけても、力が左に逃げてしまいます。

曲がってるのに買ってから気付いたんですが、他のも同じように歪んでいるのか、自分が買ったヤツがハズレだったのか・・・


刃の修正については写真がありませんが、基本はディスクグラインダーに砥石ディスクを取り付けて削りまくりました。

電動工具で刃を研ぐ場合、熱に気をつけなければ「焼き戻し」が発生し、金属が柔らかくなってしまいます。









刃先の修正がある程度出来たので、今度は柄の部分。

アメリカンっぽい赤いペイントも悪くはないですが、今回はバーナーで全体を炙って塗装を焼き落としました。

木の表面が焦げたところで炙るのをやめ、柔らかいワイヤーブラシでこすってツヤ出しします。

これで基本となる改造は終わり!

難しい事は何もしてないです。






さて、斧頭の塗装を剥がしてしまったので、このままではすぐに錆びてしまいます。

そこで、黒サビ処理をしてみることにしました。

大雑把に説明すると、鉄を侵食する赤錆よりも粒子の細かい黒錆をわざと付けることで錆による劣化を防ぐ方法です。

黒錆を付ける方法はいろいろとありますが、今回は手軽にできる紅茶を使った方法を試してみました。

まずはティーパックを複数使い、濃い紅茶を抽出します。








ちょうど斧が入る大きさの容器が飯盒だったのでこれを使います。

最初はジップロックに紅茶を入れていましたが、斧の刃で袋が破けてしまいました・・・

濃い紅茶に、レモン果汁を加えます。

紅茶のタンニンとレモンの酸で黒錆を発生させます。







斧の刃の油脂などをふき取り、紅茶にダイブ!






錆が発生してくると化学反応で細かい泡が浮いてきます。

様子を見ながらこのまま一日放置。







これ以上、色が濃くならないなぁ、という所で斧を引き上げます。






思ったほど黒くはなりませんでした・・・

紅茶が薄かったのか、レモン果汁が足りなかったのか、はたまた他の要因か・・・

それでも金属素地と比べると、ちゃんと黒錆が付いているのが分かります。








仕上げはパラコードで装飾。

ちょっと日本刀っぽいグリップにしました。

パラコード巻きも初挑戦だったので、仕上がりがイマイチですね・・・

上手な人の作品を見ると巻きがピタっと揃っててカッコいいんですよねぇ。







最後に刃先の調整の研ぎ。

全体の曲がりに合わせ、左右の研ぎシロの角度を変えてみました。

これで柄に対して刃先が真っすぐになったので、振り下ろした力が逃げることもないと思います。







これでハスクバーナ万能斧と使い分け、さまざまなシチュエーションで薪割りが出来るようになりました。


荒く叩くように使う刃物なので、包丁のような刃は必要ありませんが、それでも写真の角度程度に研げば堅いケヤキにも突き刺さるようになります。

写っている薪割り台は欅です。


斧の価格はホント、ピンキリですが、ちょっと見た目がイマイチという安価な斧をこのように手を入れるのも良いのではないでしょうか?


・・・いつか斧カバーを作りたいなぁ。


































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オイルランタン 自作のススメ

2019-06-22 00:00:00 | 焚火 アウトドア


だいぶ日も長くなり、ゆっくりと外遊びを楽しめる季節になってきました。

夕暮れ時、光量の大きいランタンを出すのではなく、雰囲気重視でオイルランタンを点けてみるのはいかがでしょうか?








とはいえ、ある程度実用に耐えられる物で、安価に作りたい!

なので、基本の材料は100均で揃えられる物を使います。


燃料にはパラフィンオイルをオススメします。

灯油ではススが大量に出ますし、アルコールなどでは光量が足りません。

安全性と実用できる明るさを考えると、多少ランニングコストは高くなりますがパラフィンオイルが最高だと思います。







大きな材料はこの二つ。

ホヤ(防風)となるグラスと、油壺となる瓶。

これを加工します。

写真のグラスは既に空気取り入れの穴が開けられている状態です。







ガラスの加工は、自分がダイヤモンドカッター類を持っていないので知人にお願いしました。

実用性を考えると、炎の光を拡散しやすい、このようなデコボコのグラスが適しているようです。







グラスの底部分に、ランタンの芯を通す穴を開けます。

自分の作例では直径6mmほど。






油壺側の加工も簡単です。

中心に穴を開け、芯となる綿紐を通します。

芯金(綿紐の周りを覆う金属)は、アルミの空き缶をハサミで切って巻き付けてあります。







この綿紐も100均で買いました。

数メートルで売っているので、必要に応じた長さでカットします。

芯金も見ての通り、特に固定はしていません。

穴を開け、ただ通しているだけです。







油壺側の加工が終わったら、ホヤとなるグラスをかぶせます。

もしグラスの穴が小さければダイヤモンドヤスリで調整します。

芯金の加工ですが、空き缶から切り出したアルミ板を芯の綿紐に巻きつけますが、これも固定したり接着したりしないで下さい。

巻き付けた芯金が広がろうとするテンションで油壺とホヤを固定しています。







これだけで完成です。

接着や固定をほぼしていないのは、分解や燃料の継ぎ足し、芯の長さ調整を容易にするためです。








あとは実際に着火して、芯の調整を行って下さい。

芯金から出る長さが多いと、明るくなりますが黒い煤がユラユラと立ちあがってしまいます。

逆に短いと光量が足りなかったり、芯の燃え尽きが頻繁に起きるようになります。







こちらは別の作品。

油壺が小さく安定性に欠けるので、アルミ缶を加工した土台を付けています。







この油壺の瓶は50mlサイズ。

これでも2,3時間は燃焼しますね。








工夫をすることで和風な行燈風だったり、アンティークなランプ調だったりといろいろと遊べます。

このオイルランタンが二つか三つテーブルの上に置くと、夜でも十分に食事を楽しめる程度の明るさになります。


燃焼効率や光量のアップなど、創意工夫する要素も大きく、一つ作るとついつい二つ目、三つ目を作ってしまいます。

そのうち、吊り下げ型にもチャレンジしたいですね。




追記:吊り下げ型も制作しました!

「オイルランタン 自作 第二弾」
「オイルランタン 自作 第三弾」


100均の材料でオイルランタンを自作
































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ウッドガスストーブ式 焚き火台 自作

2019-01-27 10:10:24 | 焚火 アウトドア






年が明けて、本格的な冬の寒さが訪れています。


こんな時期には、やはり焚火で温まり、心を癒されたいですよね。





以前に紹介した自作のウッドガスストーブですが、燃焼効率も良くコンパクトで使い勝手も非常に良いのですが・・・

やっぱり小さい!


もう少し大きな焚き火台が欲しい!

でもウッドガスストーブの二次燃焼システムは煙対策として有効だし・・・








なので、またもや自作しました。

いろいろ試行錯誤しましたが、使ったのは20年近く愛用していたパスタ鍋。

もともとは寸胴鍋に右に写っている水切り網がスッポリはまる二重構造の鍋です。

外側の鍋と内側の網の間に少し空間があったので、これはウッドガスストーブ式に出来るのでは?と閃き製作しました。








パスタの水切り用の穴はもともと全面に開いているので、空気取り入れ用の穴としては十分。

また、焚火により暖められた空気がこの穴から吹き出すことで二次燃焼を起こします。











寸胴鍋の下側には電動ドリルで穴を開けています。

ここが空気取り入れ口になっています。

今回の焚き火台作りの工作は、なんとこれだけ!

あとは鍋の取っ手がプラスチックだったので、分解して、それだけで完成!

自作と言うのもおこがましい程の手抜き工作!









さて、さらに左に写っているもの。

これはダイソーで購入した植木鉢の台。

鍋の直径が約22センチあるので、丁度よいサイズを購入しました。








この植木台に焚き火台を乗せると、ちょうど取っ手の部分で引っ掛かります。

これで焚き火の際に地面に直接ダメージを与えることを防ぎます。







ウッドガス方式なので、薪は小さい物の方が相性が良いようです。







あまり大きい薪を投入し、本体から木がはみ出してしまうと、その部分は二次燃焼を起こさなくなってしまうので煙が立ってしまいます。

なので、私の作る薪は、この焚き火台に合わせ長さ20センチほどの短さにしています。







実はすでにこの焚き火台、1年以上使っているのですが、色々と使い勝手がよく愛用しています。

薪以外にも、木質ペレット、オガライト、ブリケットなどの木質燃料とも相性が良く、熱効率も非常に良いので焚き火料理にも愛用してます。

直径約22センチ、高さ約22センチと、携帯性は良くありませんが、自動車での移動であれば気にならないレベルです。


何より、これくらいのサイズであれば炎の揺らぎを楽しむにも十分なサイズです。


これで夜のコーヒータイムがより一層楽しめるようになりました!






























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焚火の周辺ギア

2018-09-17 07:55:32 | 焚火 アウトドア








ここ最近、ずっと焚火やらBBQやらにハマっている訳ですが・・・

「この道具が必要」「まずはこれが無きゃ」みたいなアウトドア関連記事もよく目にします。

でも、そういうのはアレコレ試して自分のスタイルを作れば良いんですよ。



ってな訳で、自分が便利と思っている焚火遊び時の周辺ギアをご紹介します。






まずは「皮手袋」

これはホント、焚火や野外料理をされる方は絶対に使うべきだと思います。

軍手に比べ、断熱性能や頑丈さは比較にならないほどの高性能!

右の黄色っぽい方は、皮手袋の定番「グリップスワニー」のG1モデル。

もう20年以上前に購入した物ですが、一切破れることなく現役で使っています。

こちらは柔らかく手になじみ、動きやすいのでどちらかと言うと作業用に使っています。

残念ながらグリップスワニー最大の特徴である「永久無料修理」の用紙を紛失してしまったのですが・・・

でも、ケブラー繊維の糸は全然ほつれる気配が無いです。








様々なメーカーから高額な断熱皮手袋が出ていますが、自分がオススメするのは写真のタイプの皮手袋。

ワークマンやホームセンターなどで300~500円程度で売っている工事現場向けの牛革手袋です。

これがとにかく使い勝手が良い!

火のついた薪をそのまま手づかみするような乱暴な使い方もしてます。

もちろん、耐久性はそこまで高くはないので、しばらく使うと破ける事も。

しかし、安価なので買い替えしやすいんですよね。









焚火をする際の着火については、ブッシュクラフトスタイルの影響などもあり、凝った人は火打ち石で着火したりしています。

自分は日常的に焚火をするので、もっと気軽に簡単な着火をしてます。

多用するのは、燃料用アルコールと写真の電子着火ライター。

このライター、普通のライターと違い、ガスやオイルは入っていません。

機能としては火花を飛ばすだけ。

ピストル型の先端部分にジッポーのフリントが入っていて、引き金を引くと勢いよく火花が散ります。

ガス切れオイル切れの心配が無く、ちょっと見た目もカッコよく使えるアイテムです。

これもホームセンターなどの溶接器具コーナーで売っています。








あまりお酒を飲まない自分としては、コーヒーに必要なグッズも欠かせません。

写真は左からビアレッティのエスプレッソメーカー2CUP用、GSIのステンレスコニカルパーコレーター、メーカー不明の琺瑯ポット。

ビアレッティはエスプレッソメーカーの定番。

昔見た映画に影響されて購入しました。

残念ながらエスプレッソ、ほとんど飲まないのですが・・・








GSIのステンレスコニカルパーコレーターは、ウエスタンな雰囲気にも合うクラシカルな形が気に入り購入しました。

焚火アウトドアグッズにはあまりお金を掛けない自分の所持品の中ではトップクラスの高額製品。

コニカルパーコレーターは、8CUP、14CUP、28CUPと三種類の大きさがありますが、こちらは8CUPサイズ。

パーコレーターなので、これで直接コーヒーも沸かせますが、どちらかというと大型ケトルとして湯沸かしに使う事が多いです。







一番良く使用しているのが、メーカー不明の琺瑯ポット。

これも20年以上前にアウトドアショップで、鍋とフライパンとセットで購入しました。

残念ながらフライパンは壊れて破棄してしまい、残っているのはポットと鍋だけ。

写真手前のマグは別途で購入したGSI社の物です。






このポットはサイズが丁度よく、普通のコーヒーカップなら2杯分程度、マグカップなら1.5杯分程度のお湯が沸かせます。




自作したウッドガスストーブとの相性もよく、普段の野外でのドリップコーヒーはほぼコイツを使っています。









愛用ギアは既製品だけではありません。

友人から頂いた、機械搬入時の小型の木製パレット。





こいつを縦に連結し、あれこれDIYして・・・






BBQの時に活躍する調理器具棚にしました。

スキレットやシェラカップなどは金具で吊り下げ、細かな物は棚板に乗せておけます。

重量のあるダッチオーブンなどは下の棚板に乗せる事でバランスを取っています。


こまごました物はこういう風に纏まっていると手に取り易く便利ですね。







上の写真にもチラリと写っていますが・・・

焚火をするとなると欠かせないのが「薪」

当然、薪割りをする必要があります。

自分が愛用している薪割りの斧がこちらのハスクバーナ万能斧。

ハスクバーナの斧は低価格高品質で、キャンパーにも手斧が人気ですが、こちらは柄の長いタイプ。

ヘッドの部分の重量は薄い刃で軽めなので、いわゆる「薪割り斧」に比べるとパワーはありませんが、スピードでスパッと薪割りするスタイルの人にはオススメです。

柄の長さも68センチで両手使いしながらもコンパクトで使い勝手が非常に良い斧です。


刃物については、限りなく「あれも使ってみたい、これも使ってみたい!」となりますし、語り出しても長くなりますので、今回はこの斧のご紹介だけにしておきます。























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直火水筒 スケーター工業 ステンレス一層アウトドアボトル1L

2018-07-17 06:39:21 | 焚火 アウトドア




前回に引き続き、ソロ活動向けのアウトドアグッズのご紹介。



近年、注目されているアウトドアスタイルに「ブッシュクラフト」というスタイルがあります。

いわばファミリーキャンプの対局にあるスタイルで、最低限の道具で自然を利用し食住を賄うスタイルです。


このブッシュクラフトにおいて三種の神器と言われているのが「火起こし・ナイフ・水筒」です。

つまりこの三つさあれば最低限の行動が出来る、という物ですね。


同じくアウトドアスタイルで「ウルトラライトパッキング」と呼ばれる軽量コンパクト装備化を目指すスタイルでもそうですが、こうした機動力を上げるための道具は、一つのアイテムで二つ以上の機能を持つものが喜ばれます。










そこで今回手にいたのが、水筒メーカー「スケーター工業」の「ステンレス一層アウトドアボトル1L」。

ブッシュクラフトでは、こうした金属製水筒を直火にかけてお湯を沸かすんですね。

もちろん、そうした専用のボトルも沢山あるんですが・・・お値段もそれなり。

そこで、シンプルな機能なら代用と改造でどうにか出来るんじゃないか?と思いこちらを買いました。

・・・たしか1000円前後だったはず。








ステンレスの一層式なので、中身の保冷保温力はありません。

キャップは火にかける時にはどうせ外すので問題ないと思います。

底の部分には保護用のゴムパットが接着されているので、これを剥がします。








さらに電動工具にワイヤーブラシを取りつけた物と、スポンジヤスリで表面の塗料を剥がします。

まあ、塗料のままでもいいんですが、最初のうちは真っ黒な煙が出ることになりますので・・・







では、早速ウッドガスストーブへ。

水筒は高さがあるので倒れないように注意しなければなりません。

特に沸騰時は中からボコボコと水泡が出ますが、その勢いでバランスを崩しやすいので注意が必要です。







ウッドガスストーブから放出された燃焼ガスは、水筒に当たると温度が下がり燃焼できずガスの状態に戻ります。

そのため、それなりに煙が出ることになります。









そして、このボトルを更にフル活用するためのアイテムを作成!!

2mmほどの軟鉄線をぐりぐり曲げてこのようなハンガーを作ります。








L字に曲げた端がボトル内の内壁に引っ掛かりボトルを吊り下げて使えるようになるアイテムです。






実際に差し入れた所。

水筒の肩の部分がなだらかなので上手く引っ掛かるか不安でしたが、問題ありませんでした。







こうして、トライポッドなどを利用すれば焚き火などでもお湯を沸かすことが出来ます。











これで、今まで紹介したアイテムでソロ活動用アイテムが揃いました!!

なにより低価格!!

ほぼ100均や自己加工品ですからね。

アウトドア用品は高額な物も多いですが、工夫すればどうにかなる物です。







全てを展開するとこれだけの装備になります。


もちろん、これらの紹介したアイテムは本来の使い方、メーカーが想定した使い方ではありません。

安全に十分配慮し、自己責任でお使いください。

あと、耐久性はやっぱりちゃんとしたアウトドア用品には負けますね。



これらの物は、実はすでに使って半年以上経っているんですが、今のところ何も不具合は起きていません。




































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100均 スタッキングクッカー 自作

2018-07-14 08:41:31 | 焚火 アウトドア







このブログも長らく放置状態ですが・・・


ソロキャンプやソロハイキングをやると、必要というか欲しくなる物の中に、クッカー(調理器具)があります。

鍋やフライパンを持っていくと単純に荷物になるので、出来れば食器を兼ねてコンパクトにしたいですね。

さらに可能な限り安価に・・・






こちら、そろそろ店頭から消えてきましたが、100円ショップ「ダイソー」のフォールディングハンドル付きステンレス食器。

サイズが直径12センチと10センチの2サイズがあります。





このようにハンドルを畳めば二つを重ねることが出来るので、コンパクトに持ち運びが出来ます。

直火禁止と書かれているので、調理器具としての利用は自己責任ですが、なかなか便利です。









しかし、食器として考えても二つだけではイマイチ使い勝手が悪いです。

そこで用意したのが、同じくダイソーの「ステンレス製ストッカー」。

こちらはサイズが4種類あり、2センチ刻みのサイズになっています。






自分が買ったのは直径10センチ、12センチ、14センチの三つ。

これまた全てをスタッキングして収納できます。







そして、10センチサイズと12センチサイズは、先に紹介したハンドル付き食器とピッタリ重ねることが出来るんです!






これで五個の食器兼調理器具をスタッキングしてコンパクトに持ち歩くことが出来ます。

一番大きい直径14センチが800mlあるので、インスタントラーメンも余裕で作れます。








しかし、ストッカーはハンドルが無いので、調理などの時には不便です。

そこで同じくダイソーで売られている鍋つかみを購入しました。






これがあればアツアツのステンレス食器も問題なく使えます。







ハンドル付き食器もストッカーも、当然直火使用は想定されていません。

前に紹介したウッドガスストーブで使用してみましたが、特に問題はありませんでした。

しかし、あくまで使用に関しては自己責任ですね。



これでコンパクトに一人用の調理兼食事用のクッカーが出来上がりました!!

































コメント (1)
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