
前回に引き続き、ソロ活動向けのアウトドアグッズのご紹介。
近年、注目されているアウトドアスタイルに「ブッシュクラフト」というスタイルがあります。
いわばファミリーキャンプの対局にあるスタイルで、最低限の道具で自然を利用し食住を賄うスタイルです。
このブッシュクラフトにおいて三種の神器と言われているのが「火起こし・ナイフ・水筒」です。
つまりこの三つさあれば最低限の行動が出来る、という物ですね。
同じくアウトドアスタイルで「ウルトラライトパッキング」と呼ばれる軽量コンパクト装備化を目指すスタイルでもそうですが、こうした機動力を上げるための道具は、一つのアイテムで二つ以上の機能を持つものが喜ばれます。

そこで今回手にいたのが、水筒メーカー「スケーター工業」の「ステンレス一層アウトドアボトル1L」。
ブッシュクラフトでは、こうした金属製水筒を直火にかけてお湯を沸かすんですね。
もちろん、そうした専用のボトルも沢山あるんですが・・・お値段もそれなり。
そこで、シンプルな機能なら代用と改造でどうにか出来るんじゃないか?と思いこちらを買いました。
・・・たしか1000円前後だったはず。

ステンレスの一層式なので、中身の保冷保温力はありません。
キャップは火にかける時にはどうせ外すので問題ないと思います。
底の部分には保護用のゴムパットが接着されているので、これを剥がします。

さらに電動工具にワイヤーブラシを取りつけた物と、スポンジヤスリで表面の塗料を剥がします。
まあ、塗料のままでもいいんですが、最初のうちは真っ黒な煙が出ることになりますので・・・

では、早速ウッドガスストーブへ。
水筒は高さがあるので倒れないように注意しなければなりません。
特に沸騰時は中からボコボコと水泡が出ますが、その勢いでバランスを崩しやすいので注意が必要です。

ウッドガスストーブから放出された燃焼ガスは、水筒に当たると温度が下がり燃焼できずガスの状態に戻ります。
そのため、それなりに煙が出ることになります。

そして、このボトルを更にフル活用するためのアイテムを作成!!
2mmほどの軟鉄線をぐりぐり曲げてこのようなハンガーを作ります。

L字に曲げた端がボトル内の内壁に引っ掛かりボトルを吊り下げて使えるようになるアイテムです。

実際に差し入れた所。
水筒の肩の部分がなだらかなので上手く引っ掛かるか不安でしたが、問題ありませんでした。

こうして、トライポッドなどを利用すれば焚き火などでもお湯を沸かすことが出来ます。

これで、今まで紹介したアイテムでソロ活動用アイテムが揃いました!!
なにより低価格!!
ほぼ100均や自己加工品ですからね。
アウトドア用品は高額な物も多いですが、工夫すればどうにかなる物です。

全てを展開するとこれだけの装備になります。
もちろん、これらの紹介したアイテムは本来の使い方、メーカーが想定した使い方ではありません。
安全に十分配慮し、自己責任でお使いください。
あと、耐久性はやっぱりちゃんとしたアウトドア用品には負けますね。
これらの物は、実はすでに使って半年以上経っているんですが、今のところ何も不具合は起きていません。
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