綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

秋の夜長にノーザン・ソウル

2007-09-24 11:30:53 | COLUMN
 【ノーザン・ソウル/Northern Soul】・・・北部のソウル。

①.70年代にイングランド北部のダンスホールで、マニアックなソウルミュージックを夜な夜なかけて踊って盛り上がった現象。今もモッズのアイテム。
②.シカゴや、モータウンで有名なデトロイトなど、60年代に人気だった米国北部のソウル。
③.近頃再結成を発表した、イングランド北部はウィガン出身のザ・ヴァーヴのセカンドアルバム。

 Wikipedia風に言うとこうなるのかな。ノーザン・ソウル=①というのが定説だけれど、ややこしいのは、①の「イングランド北部」のダンスホールでかけられていたレコードの中心が②の「米国北部」のソウルミュージックだったこと。

 まぁ、この辺は専門家に任せるとして、今、家で流れっ放しなのがこのノーザン・ソウルのコンピレーション。なぜならソニーとBMGが共同で出す「ノーザン・ソウル・ストーリー」全50曲の訳詞を手掛けているから。50曲もあるし、元々愛聴していた60曲入りの決定盤コンピとかぶってるかな・・・と思ってたら全然無い。当時のDJ達が、なんちゃってモータウンな曲やら何やらマニアックな音源を競い合い探してかけていたわけだから、もう無数にあるのですねこれが。レコード会社それぞれが全く違う音源で「決定盤!」を出しているのですよ。

 なので秋の夜長は当~~分ノーザン・ソウルなのだ。ワンマンの選曲もせねば。11月4日は「ベスト・オブ・綿内組」で行きます。