ブログが途絶えがちですみません。足を痛めて起居がままならない状態でした。
日本教育は、すごいお役所仕事をやっていると思います。内規でばかり動いているのです。
たとえば、5、4、3、2、1の相対評価を、義務教育学校が長らくやっていました。相対評価では、5は7%、4は何%というふうに人数をあらかじめ決めています。この仕組みでは、だれかの成績が伸びれば、だれかがずり落ちます。それでも、学校は「みんな頑張りましょう」と言い続けたのでした。
相対評価することは、決まりだったからです。
もしも、成績つけのやり方が、先生たちに任されていたら....
相対評価にはならなかったと思います。生徒たち相手に、先生がたいへんやりにくくなるからです。相対評価は、客観的なだけが取りえの評価方法です。学校が、お役所に支配されていたから、長く続いたのだと思います。
教育基本法が、教育行政のところに、「法律の定めるところにより」を入れて、「国民全体に対して直接責任を取る」と削ろうとしています。
方向が違うのではないでしょうか。
(転載歓迎 古山明男)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます