Re:SALOON & VBA

試験官補助

昨日の日曜は、試験官(正式には監督官補助)のバイトが入った。試験官は初めて。
何の試験かは、守秘義務があるので書けないけれど(試験の種類ぐらい書いてもいいのかも知れないけれど)、試験の裏方に廻ったのは初めてだったので、いい経験になった。

ITの試験(情報処理技術者)は、もう随分、受けていない。
資格はあった方がいいにはいいだろうが、まったく無いとまたそれはそれでなのだが、そこそこ取っていても、それが役に立ったという感触が無い。面談でも資格があるのだしと、(出来て当然だが、ちゃんと出来るのみたいな)逆の責められ方をする。
まあ、余暇に仕事に直結しない分野を、勉強する余裕も気力も今のところ出てこない。

で、今回やった試験官は・・・。
電気関係の国家試験の2次試験(筆記試験に合格された人が受ける)だった。
学生から、僕よりも年配の人もいる。女性もいる。
こちらは、何の知識もないので、どういう価値の資格なのかも分からないが・・・まず、驚いたのは出席率の良さだった、欠席が、20人に一人ぐらい。ITの試験は、3割~5割は欠席だったのと比べると、ほとんど欠席がないみたいなものだ。業界は違うなという感じはする。

僕の担当した試験室は、大学の大教室で、大画面のプラズマディスプレイが天井から、5台ぶら下がっていた。
監督官は3名(僕より年配の男性と40歳くらいの男性と30代の女性)、補助は、僕ともうひとり茶髪で眉毛を切り込んでいる若手の兄ちゃんの二人。
試験室は、4教室で、監督官と補助が、それぞれ4~5名、その他本部のメンバー、会場係などで27名が裏方になる。
また、実技の試験もあるので、作品の判定員(この人たちはエキスパート)が別途20弱加わる。

試験官は、ご推察のとおり本職の人はいない。皆んな臨時である。どっかの派遣会社が取引っていたりするのだろう。僕は補助で何の予備知識もないけれど、監督官は、ビデオでの予備学習もいていたようだった。
試験は、2種類、合計1時間くらいだったが、準備と、その後の判定(のときは作品の監視)、そして後片付けで、一日仕事ではあった。試験中は、ピリピリしたけれど、後は、比較的気楽にやってた。
写真票と本人確認で、100人近くの人の顔と写真をしげしげ見た。試験でなければなかなかない経験。
試験中なので下を向いていて、なかなか確認が難しかった。
写真は、筆記試験時のものなので、少し髪型が変わっている人や、逆にこの人は間違いようがないまさしく本人という人もいた。大きいホクロが非常にありがたかった。でも、写真はそれほど本人ではない(違う人のようにも見える)というのは、新たな発見だった。

実技のある試験というのは、自分は受けたことがない(自動車試験はありましたが、ITではない)。
素人目には合否は勿論分からないけれど、10人に一人ぐらいは、投げているというのが分かる作品だった。誰がやっても同じになるようなのに、作品には個性があるようで、面白かった。
こういう世界もあるのだなぁ~

試験自体も興味深かったけれど、試験官という人も面白かった(結局はここに戻ってくる)。
試験官の代表が、試験の説明、注意をアナウンスする。
僕の試験室のアナウンスは、僕より少し年配の男性がされたのだが、この人、嵌っているなと僕は思った。特に弁が立つという訳ではないのだけれど、前に出て話をするということ、それをする人には(それが嵌っているなと思える人には)、何故かその風格がある。風格というのが当てはまらないのなら、華があるというべきだろうか。
まあ、試験官のバイトを受ける人だから、人前で話すことぐらいは慣れがあるのだとは思うけれど、他の二人にもそういう格があるように感じた。

試験も済んで、控え室で雑談しているとき(僕は一人ぼおっとしていたけれど)でも、座っている数人の前に立って話をしている40歳ぐらいの女性がいたのだけど、この人も、その格があるなぁと思ってみていた。人前で話をする格というか何というか。
僕はどうかというと、勿論、人前で話をすることはできる(だろうと思う)が、この格というか、華というか、これは無いなと思う。
場違いとまでは言わないけれど、誰も感じないことなのかも知れないけれど、この嵌るという感触はないと思う。試験官が嵌まってもどうかだとは思うけど・・・。
うまく言えないけれど・・・。

まあ、いい経験をさせてもらった。来年も要請来るかナァ~。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事