ソーシャルネットワーキング

最近、日記が面白くなって来た。
ううん、書く方じゃなく、読む方。
ＢＬＯＧ人気で、Ｗｅｂ日記、簡単に始められるようになって、
毎日、すごい数、量の日記が書かれているんだろうね。

でも、それを全部は勿論、読めない・・・

でも、これだけ、たくさん、書かれているんだから、その中に
自分と波長の合う人もきっといるだろう・・・でも、広すぎて・・・どこから見つければいいのやら？

ＢＬＯＧの場合、検索機能が助けになる。
自分が書きたいテーマで、既に書かれているＢＬＯＧを探す。
そして、みつけたＢＬＯＧを読んでみて、何かヒントが貰えれば、○
トラックバックで、賛同の意を伝える。
そうやって、トラックバックを返して貰えれば、こちらも、続けて読ませてもらうようになる。

勿論、逆に、突然、こちらがコメントや、トラックバックして貰うこともある。
（ありがたいことです。）

そうやって、波長の合いそうな日記を探す。

尤も、自分の周りの波長の合う友人や、知人がいて、ＢＬＯＧ始めてくれれば、いいのだけれど、
僕の周りは、皆無。残念！　もともと、友達、ほとんどいませんから・・・切腹。

多くの人にとって、インターネットは、書くものではなく、やっぱり、見るもの、調べるためのもの。なんだよね。

そういうところに、
新しい武器を手に入れた。
ミクシィ（Ｍｉｘｉ）という
ソーシャル・ネットワーキングサイトというらしい。
何んじゃい・・・それは・・・？

と、僕も思ったけれど・・・
すでに、知る人ぞ知るになっているよう（僕は遅い？）。

紹介してもらって加入することができる。

Ｍｉｘｉって、どういうの？　・・・というと
閉じたＢＬＯＧという感じかナァ

違いの一つは、マイミクシィ
これは何かというと、いわば友達登録。
自分が誰と関係があるか、これが、オープンになっている（他の人も見れる）。
見た人は、その友達の友達・・・みたいに、
そうやって友達を辿って行くということが出来る。芋蔓式？

そして、もうひとつは、コミュニティ
コミュニティは、同好会みたいなもので、
あるテーマを誰かが立てて（オーナーになって）、それに賛同する人が集まる。
実態はテーマごとの掲示板なんだけど・・・。
自分のホームで、自分の入ったコミュニティをオープンにすることで、
自分がどういうことに興味があるかを、人に伝えることが出来る。

僕も、すでに２０以上のコミュニティに登録した。手当たり次第・・・
好きなテレビ、本、タレント、星座、出身校、住んでいる地域、仕事など・・・

自分がオープンにするのと、同様、他の人もオープンにしているから、
それを見て、同じ趣味の人の日記を読むことが出来る。
もっとも、同じファンでも、感じ方は、ホントに人それぞれなんだけど（痛感）。

そうやって、コミュニティを手がかり、足がかりに、
日記を読んでいくと、
ああ、この人の日記、面白いという人にぶつかる。
僕が好きな日記は、出来事の新奇性でなく、その人の切り口（感じ方）のオリジナルなもの。
こういう感じ方、僕はできないけど・・・これ、悪くないなあ～

そして、この自分がたどった跡（アクセス）というのには、足あとがつく。
相手にだけには、僕が、そのページ（マイミクシィ、マイコミュニティ、そして日記、レビュー・・・）を見たという記録が残る。
相手はその足あとをみて、こっちのホームも見に来てくれたりする。
だから、匿名のようで、ちゃんと、形跡は残る。悪さは出来ないことはないだろうけど、・・・し難いよね。

ＢＬＯＧだけだと、母体が大きすぎて、雲を掴むような話。
そこに、共通項や、関係性の比重を持込むことで、ばらばらの点の情報群に、筋道が付けられる。

閉じた世界（紹介制）のミクシィだけど、すごい勢いで増殖しているらしい・・・

ただ、オープンにする程度は、選べるようになっていて、
日記なんかだと、友達だけ、友達の友達まで、みたいな制限をかけられるので、
見られたくない人は、ガードすることが出来る。
コミュニティも、オーナーの承認がいるものもある。

でも、自分がオープンにしなくては、新しい広がりはないのじゃないかと思うけどな・・・

クローズ（紹介制）の中のオープンなところが、人間関係のネットワークが広がっていく決め手なんだと思うよ。

インターネットみたいに、全くのオープン、そして、匿名だと、悪さする輩が絶対現れるものなぁ～
インターネットは、オーブンにすることで、自由を得ようとした・・・
でも、そのお陰で、関係性を手放してしまった（関係性を持とうとすると悪意ある存在に利用されてしまう）。

Ｍｉｘｉは、ある程度、制約のある世界になっている。
自分の足跡を残すことで、ある程度、責任が発生する。
加入も、誰かの紹介という関係が出発点になっている。

出会い系サイトのようにならない・・・ようにしないと・・・という危険性は付きまとうとは思う。
トラブルもあるのかも知れない・・・
だから、未成年は、ダメという制限もついている。

ある種、こういうのあったらいいのに・・・と思っていたような気がする。
インターネットのひとつの試みだと思う。

＜参考リンク＞
コンピュータトピックス　ソーシャルネットワーキング