不況の波

僕の属するIT業界、不況の余波は深刻になりつつある。

IT業界は、寄生虫といったら変かも知れないけれど、
他の業界に活力があってこそ、
生きていける特殊な業界だと思う。

設備投資があってこその仕事である。

建設業に近いものがある。

とりあえず、今のポロ屋で我慢しようか・・・と
そうなってくると仕事がない。

世界的不況の波が、押し寄せている。
ピタっと、仕事がない・・・

といっても、まだ、今のプロジェクトが終わらないまでは
何とかやって行けるが・・・

というのは、
３月以降の３ヵ月、本稼働後の作業に残るメンバーに入れた。

でも、給金は10%のダウンになった。
残れないメンバーは、今、次の仕事を当たっている最中だが、
大阪には、本当に仕事がないらしい・・・

プロパーの仕事確保が先なので、
外注に出す開発、支援は、もうほとんどないと言っていい

プロパーと、僕ら支援、派遣のメンバーとは、
明らかに温度差がある。
僕らは死活問題である。

IT業界、いち早く派遣が許された業界。
それだけに、不況の波は、避けきれないものがある。

切ればなんとかしのげる。
そのための派遣。

小さい会社は、潰れていかざるを得ないし、
大きい会社もリストラしなくては生き残れない。
生き残ったとて、IT業界は瀕死状態では?

でも、でも、でも・・・
ワークシェアー、少子高齢化、地球温暖化・・・
などなど、これからの雇用を考えたとき、
拡大していかなくてはいけない業界だと思うけどな・・・