065:城

新しい職場で、一ヶ月、かなり慣れてきました。

僕の役割は、ミスの出ない仕組み作り。
実は、４月の年次処理で運用ミスが続いたため、会社としてもユーザーに対して何らかの防止策をとる姿勢を示さざるを得なくなり、その対策の一環として増員（専門のチェッカー）として雇われたのが、僕だったのでした。
・・・という訳で、昨日から月次処理。まずはこれが第一関門になります。

で、
昨日は、ほんとに細かい出来事の連続でした。こんな日もあるんだなぁ～と

朝、弁当の蓋を止めるフック部分が破損。これは、不吉な予兆か・・・

折から、僕を除いた家族で、愛地球博見物。「行ってらっしゃい気をつけて・・・」と車を見送る朝。

それから戸締りをして、出勤。
久しぶりの朝マックして、職場につくと、夜勤の担当者が出勤している。ええっ？
日次処理（夜間処理）が、異常終了で、夜中に呼び出されたとのこと。
日次処理がおちたのは、僕が来てから初。
別の出勤者に連携して、彼は今夜の夜勤に備えて帰宅。

異常処理の原因は、ディスクの空き容量不足でした。
それが解決したら（不要ファイルの退避と削除、やることはパソコンと同じ）、ユーザーから急な処理の依頼。月次処理の日程を調整し、明日、その処理も実行する段取りへ・・・

それが済んだら、月次報告会に出席。

それが済んだら、開発より、月次処理のある処理が、項目追加のため仕様変更ありと連絡あり。
今回のその処理は、運用側でなく開発側で行うということになる。担当処理がひとつ減った・・・

そして、月次処理の作業支援者の担当決め、
勤務時間の報告書を〆て帰宅・・・

・・・と、日頃、そんなに出来事がない運用であるのに・・・ホントに今日はめまぐるしい一日。
ふっとタメイキ。

家族は晩くなる予定なので、帰り、駅前のラーメン屋で、とんこつラーメンのスタミナセットを食べて帰宅（ビールは控える）。
で、８時過ぎても、９時過ぎても・・・家族は帰宅せず・・・おいおい

もしや、と心配になる・・・このまま連絡もなかったらどうしたらいい・・・
でも、何かあれば連絡がある筈、携帯も持たせたし・・・。
連絡がないのは何もないから・・・と思い直す・・・
念のため、持たせた携帯に電話してみる・・・

「電波の届かないところにいるか電源が切られています」・・・やれやれ

かれこれ４年前、
僕が携帯を持つことにしたのは、誰かが僕に用事のときに連絡がとれるように（まあ、ほとんどかかって来ないが・・・）、
カミさんが、渋々、持って行くのは、自分が掛けるときのため・・・つまり電源は常にＯＦＦ・・・掛けるときだけ・・・ＯＮにする、公衆電話の代り、番号は誰にも教えない。
・・・で、掛けても無駄という訳、とほほ。

10時過ぎに、家族が無事帰宅（向こうを出たのが８時頃とか・・・、何時頃着くとか連絡して欲しいもんだ）。
寝ている息子を起こして、トイレに連れて行き、パジャマに着替えさせ、ベットに寝かせる。

ああ、やれやれ・・・

まあ、無事でなにより

吾が城にやっとみつけた安息を戻らぬ家族の安否が脅す