Re:SALOON & VBA

一人の兵士として

今朝見た夢が自分にとって面白かったので録。

主人公は、時空を自由に旅することが出来る存在。
その目的と手段は、分からないが、どうもさまざまな世界を見て回ることが責務のようだ。

今回は、戦争の星がターゲット。

その星の種族は、兵士となるために生まれてくる。
種族に、性別という概念はない。
すべてクローン、遺伝子操作で誕生する。

クローンと言っても、一体一体、別の遺伝子で生まれる。
だから、クローンとは言わないのかも知れないが・・・
(スターウォーズのクローン兵が念頭にあるので…)

主人公は視察に訪れたチームに帯同し、
親しくなった兵士に、
君たちは、「何んのために、戦うのか」と質問する。

兵士は、「闘って自分の優秀さを示すため」と答える。
何かを守るためとか、信念を貫くためとか、
そういう目的ではないのだった。

「優秀さを示すためならば、生死をかけた戦争でなくても
スポーツのような競技でもいいのではないか」と主人公が問うと

「死ななくては意味がない」のだという

死ぬことで、次のクローンを世に出すことが出来る。
戦いの中で優秀な遺伝子が選ばれ、
その結果が次のクローンの生産に反映されるのだから…

でも、君はどうなる
君は死ぬことが怖くはないのか・・・と問うと

怖いということの意味が分からない

何故なら、記憶が次のクローンに受け継がれるから
肉体の死が、自分の死でないのだ

あなたには、前世はないのかと逆に不思議そうに問いかけられてしまう。

つまり、彼らは、
思考をコンピュータに蓄積し、死ぬと、その記憶が整理され
次のクローンに移植される仕組みになっているのだった。
死ぬと一瞬、意識が途絶えるが、次に覚醒したときは、
違う体、違う性質で生まれ変わっているのだという。

そして、今の敵は、純粋の敵ではない
次に生まれたとき、どちらの軍なるかは、
バランスなのだという。

つまり、戦闘状態を永続させるため、
劣勢の軍に、より優秀なクローン、精神がドラフトされるということ。

勿論、前世についても、明確な記憶が残される。

「ほら、あの隊長は、前世では僕の部下だった人なんだよ」・・・といって
兵士は隊長を指差した。

じゃあ、今世で優秀な戦闘をしたら、来世では出世するのか
というと、そうでもないらしい…

自分のウイークポイントを克服したいということもあり、
逆に、弱いクローンに配属(?)されることもあるということだった。
自分の希望も、ある程度、配慮される。
というか、どんな状況でも、いい戦闘をして、立派に死ぬことだ…と
目を輝かせて語る。

肉体の進化、精神の進化
そのたの戦闘。
だから、戦闘は、ほとんどが白兵戦となる。
優秀さを示すための、過酷な環境での戦闘。
ある意味、環境は劣悪なほどいいのかも知れない
勝つことが目的ではないのだから…

ただ、彼らが恐れることがひとつだけある。

ある戦いを見ていて気づいたのだが、
決して、彼らが踏み込まない地域がある。
あの場所にいれば、有利に戦えるのではないかという場所があるのだが、
誰も踏み込まない…

何故かと問うと
あそこは、電波が弱い地域だと分かっているからだという
つまり、思考が中央コンピュータにモニターされない場所
もし、あの場所で、死んでしまうと、
生死が、伝わらない
つまり、次のクローンに自分の情報が伝達されない
永遠の中断。

それこそ、君たちのいう死(無)なのかも知れないなぁ…兵士は言う。

君は、無になるような死を平気で受け入れているのかと兵士は、主人公に問う。

まだ生きている訳だから、受け入れているという訳ではないけれど
いつかは死ぬ運命だとは思っている。
心の準備ができているという訳では勿論ない
ただ、考えないようしているだけかも知れない。

まあ、僕らの世界でも、
輪廻転生すると考える人もいるけど、
僕には、前世の記憶なんてない訳だし…
だから、死を恐れて考えないように…

と言った、ところで、

ダーン!

主人公に見事に流れ玉が命中。

主人公はあっけなく息絶えてしまう…


と場面が変わり、
そこは違う次元のコンピュータルーム
モニターに、主人公のIDと「死亡」の文字が…

そして、次のクローンの生産が開始され…(ただし、記憶は引き継がれないが…)
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