おとなの顔

人を理解することって、難しいと思う。

「韓国歌手「靖国参拝」で降板」という記事が出ていた。
趙英男さんというのは、冬のソナタプラスで、ヨン様を突撃取材していた司会者だと思うので、まあ、それだけだけど知っている。
世の中の大勢に逆らって、意見を言うことの難しさを感じる。
参拝ではなく視察なのだろうと思う。
相手の立場になって考えることの出来る人なのだと思う。
被害者韓国人の立場を離れて、日本人を見れるようになることが出来たとき、
韓国人が真に対等になれるということを知っているのだと思う。
戦前の日本で、アメリカが正しいと言えば、どうなっていたか・・・

「「米に9.11責任」米女優に非難」という記事も、同じだと思う。
どちらかだけが、100％悪いなんて状況は、ないんじゃないか？
でも、それを認めたら、自尊心が損なわれる・・・そう思うんだろう。

守りたいものがあって頑なになっている。

そういうとき人は、大人の顔になっている。
あどけなさは、敵に付け込まれる。だから、防衛する大人の顔。

政治家は、大人の顔をしている人が多い。
小泉首相は、最近、随分、大人顔になった。
嫌われる日本人そのものの顔。僕もあの顔は嫌い。

人を理解することって、簡単だと思う。自分の周りに張り巡らしたパリケードに気づくことが出来れば・・・