082:罠 －あと19日－

[11562] 082:罠 丹羽まゆみ 2005年04月08日 (金) 08時58分
くちびるが愚かな本音告げる夜は罠となりたり優しささえも

[15012] 082:罠 あみー 2005年05月16日 (月) 23時02分
気付いてたけれどあなたの罠だからただ泣きながら嵌るしかない

[24017] 082:罠 和良珠子 2005年09月23日 (金) 22時19分
女など罠でできてる　そこここに開いた穴を罠と呼ぶなら

[23972] 082: 罠 美濃和哥 2005年09月23日 (金) 16時12分
かく長く配偶として生きてきて夫婦とは罠としみじみ思う

[26887] 082:罠 てん 2005年10月12日 (水) 16時51分
罠なんてどこにも無いと知りながら開かなかったかの日の扉


題詠マラソン2005より選（敬称略）
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仕事で、何かトラブルが発生したとき
「誰かにまた、罠を仕掛けられたぁ～」
などと、嘆いてみせたりします。
まったくもってそう思いたいのですが、
仕掛けたのは自分自身で、もう、逃げることもできなかったり・・・
あるいは、仲間の誰かで、同情しつつも自分でなかったこと
心の底で密かに安堵したりして・・・

でも、それはもちろん意図した罠ではない訳で・・・
出来ればない方がいい。

で、
果たして、そのままの「罠」は、ありえんだろうと思います。
僕を罠にかけても、何の得する訳でなし・・・
僕にそれほどの価値はありません。
罠なんてどこにもないです・・・
かけた方が空しいだけ・・・

と、ところが・・・
ひとりおりました。
そう、カミさんという生き者・・・
夫という生き者は、むしりとるもの、だますもの・・・と心得ているようで・・・
一定量の家の労務、
どちらが実のいい方の分量をいただくか、
それに血眼になっているようです。

穴をあけて、落ちるのを楽しみにして生きている・・・
としか、最早。