BS日テレ『それいけアンパンマンクラブ』で第44回定演放映

2004-12-23 09:07:55 | オンエア
 男の子に「マイク通りの良い声だね」と褒めてやることがある。マイクやスピーカーやヘッドホンの通りの良い声というのは確かにあると思う。新生フレーベルの声は、マイク通りの良い声だ。それだけでなく、テレビ画面に写った合唱団の印象は良好。テレビ写りも良かったのだ。ステージに近いところで見ていたのに、ナマでわからなかったのは、子ども達の表情が比較的良い事。少年合唱団の演唱中の表情が良すぎるとそれはそれでイヤミなのだが、そうではなく、想像するよりもはるかに楽しんで歌っている団員の姿がそこに写し出されていた。小学生の男の子が歌っている場に身をおいていると、だんだん子どもの顔が見えなくなり、ついにはそれが大変な所行であるということも忘れて辛口の評価を与えがちだ。だからモニターを通して子どもの歌っている顔をもう一度冷静に見てみると、彼らは意外にも歌うことを楽しんでいるのがわかる。

 これはBS放送で、それなりのクオリティーで収録されたものだが、その中から見えてきたのは、テレビ写りのあまり良く無い新ユニフォームだった。BSだから濃紺がかろうじて沈まずに写っているが、地上波放送だったらちょっときついところがあったろう。以前のユニフォームだったらこんな心配は皆無。結論は私の中では出てしまった。テレビ写り同様、やはり学校制服のカタログから選んで決めたようなお手頃感が免れ得ない。TPOにあわせて旧制服と併用することはできないのでしょうか?もはや?
 
 バーターで撮られたものであるにせよ男の子の合唱団の定期演奏会の記録ビデオなどという非常に使い難い素材をさすがテレビの編集だけあって上手に使っている。曲の選び方、画の選び方、切り方、ソツがない。フレーベル少年合唱団の定期演奏会のライブのオンエアは1985年ごろ、FM東京の番組以来のことか?