もう半年ぐらい前になるが、デジカメを代えた。三台目である。二台目のfinepixがコンパクトだったので、旅先で使用する上では不満はなかったのだが、こどもを撮るのには動作が遅すぎた。
画素数も150万なのでいささか力不足。
で、値段も手頃で、いちばん早いやつという観点で選んだのがコレ。コニカミノルタディマージュZ3。ボディーは好き嫌い分かれるところだろうが、かんりにんはほぼ満足。Z1とかよりもデザイン的には洗練されてきた。ホールド感もいいし。
案の定、購入前後にはネット上で不具合のレポートが花ざかり。即返品した方も多かったようだ。まさにデジカメ界の「捨て童子」。(松平忠輝かよ?)
しかし、ファームウェアが配布されてバージョンをあげたところ徐々に解消に向かったようだ。少なくともかんりにんの個体は内臓時計の大幅な遅れやハングアップはなくなった。しかしながら、苦手な対象とかはあるみたいだね。なんかAFが迷って「考え中」なんて動作もおきる。で、「あ、これでいいっかなあ~」とAFが判断した結果、パシャ!
かんりにん「ピンぼけじゃねーか、ゴルァ」
Z3「あれ~、まちがっちゃった」
なんてこともたまにある。自分の腕の未熟さも機械のせいにできる都合のいい機種である(?)。
ウリはいろいろあるんだけど、ジェットAFってやつね。
「動く被写体のズームアップにも俊敏に応える映像AF方式の「ジェットAF」。広角側で約0.15秒(※1)、望遠側で約0.20秒(※1)と、クラス最速性能(※2)で、運動会などで、大切な瞬間を大きくきれいにとらえる。」らしい(笑)。
※1 無限位置にピント合わせ、望遠時はカメラから16m、広角時はカメラから1.4m離れた被写体にピントを合わせるまでの時間。
※2 光学10倍ズーム以上のレンズ一体型デジタルカメラにおいて。2004年7月1日現在。
能書きはよくわからんのだけど、とりあえず、こどもが妙なポーズとってるところをすかさず狙えればそれでいいのだ。あと、もうデジカメではあたりまえなんだろうけど、ムービーがとれる点ね。ビデオカメラいらないわ、もう。撮りためてもどうせ見ないし、凝った編集もしないし、これで十分。とりあえずこどもの声や動作が記録できればそれだけでOK。撮られている自分が「動く」と知ったこどもは、レンズを向けると奇声をあげながら妙なダンスをはじめるようになったけど。
まさに「運動会デジカメ」の異名がぴったり。それとハイハイしたり歩き始めたお子様がいるお家で、デジカメかビデオ購入を考えている方、無意識のうちに機械に向かって話しかけてしまう方におすすめ。サブで使っても面白い。
ボディーはブラックとユーロシルバーあり。
Konica Minolta DIMAGE Z3 DG-Z3K ブラック
Konica Minolta DIMAGE Z3 DG-Z3S ユーロシルバー
こちらは後継機種、Z5。画素400M→500Mへパワーアップ。
Konica Minolta DiMAGE Z5 ブラック