たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.11.6 西念寺

2013-11-22 22:03:57 | 寺(京都)
前回迄に引き続き、今回も非公開文化財特別公開ついて。
行った順序ではないので日付は遡ってますが、次で4箇所目。

西念寺
京都府京都市下京区高倉通五条下る堺町35
<山号> 報國山
<宗派> 浄土宗西山禅林寺派
<本尊> 阿弥陀如来
<札所> -


正直な話、ここは今まで全く知らなかったお寺。
こういったお寺が公開される事が非公開文化財特別効果の有り難いところ。

見た目は普通の住宅の様で、看板が無ければ通り過ぎてしまいそう・・・。

中に入ってすぐが拝観受付。見た目通り規模は小さい・・・

・・・とは言え、かつては広い境内を有していたものが、明治初期の廃仏毀釈で伽藍と墓地以外を没収され、残った地は官有地に。更に1943年(昭和18年)、京都の街を戦火から守る為、戦時特別政策により五条通を拡幅したことにより、伽藍など全てが取り壊されてしまい現在の寺域(約1/4)になったとの事。
玄関?から入って真っ直ぐ奥へ進むと本堂になっており、そちらで御本尊の阿弥陀如来坐像と仏涅槃図が公開されていました。

境内には、千喜満悦天満宮という小さな社も鎮座しています。

さきほどの玄関?のすぐ前辺りにあります。

今回の公開では阿弥陀如来坐像と仏涅槃図が見所となっていましたが、どちらかというと平成21年の調査で平安時代後期のものであると判明した仏涅槃図の方がメインという感じでした。
実物はだいぶ劣化しており、本堂内の光の加減もあって見づらかった印象ですが、貴重な物をこうして間近で見る事ができるのは有り難いです。
阿弥陀如来坐像の方はと言うと、こちらも手指で示す印相と柔らかな表情が特徴的な素晴らしい仏像でした。

御朱印は2種類頂けました。
 
西念寺と千喜満悦天満宮のもの。



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