【日程】 2017年7月21日(金)~22日(土)
【参加者】 77期生(23人)、78期生(24人)
【記録者】 株式会社NTTドコモ 藤井 瑞理/株式会社NTTBP 島田 絹子
2017年7月21日(金)から2日間の日程で、JR東日本長野新幹線車両センター、日機装金沢製作所、金沢商工会議所を訪問させて頂き、77期生および78期生の総勢47人にて参加致しました。
<7月21日(金)>
■JR東日本長野新幹線車両センター視察
一日目はJR東日本が運行する「あさま603号」に乗車して長野駅へ向かい、そこからバスで『JR東日本長野新幹線車両センター』に向かいました。最初に所長より新幹線、特にE7系新幹線について概要をご説明頂き、最新の新幹線で登用されている技術や日本の美を意識した内装デザインなどについてお話しをお伺いしました。また、同センターの概要および役割についてご説明頂き、乗客を安全に輸送する為に行っている数々の検査や事前計画について知ることができました。
講義の後は二班に別れ、車両のメンテナンスが行われている仕業交番検査庫にて実際の車両を見学しました。普段は見ることができない運転室の内部や車輪なども見学させて頂き、改めて新幹線の素晴らしさを体感することができました。
午後は北陸新幹線で金沢駅まで移動し、日機装の金沢製作所を訪問致しました。まずは会議室にて日機装および金沢製作所の概要について説明を受け、日機装の4事業―メディカル事業、航空宇宙事業、インダストリアル事業、精密機器事業―の理解を深めました。金沢製作所ではメディカル事業および宇宙航空事業に関連する商品の製造を行っており、今回はメディカル事業の主力商品である透析装置の製造を見学させていただきました。ロボットを活用し自動化を進めているプロセスも一部ありつつ、人体に触れる安全な製品を製造する為に手作業で行う工程も多く、長時間かけて商品検査も行われていました。オリジナル技術を生み出し、「誰もできないことに挑戦し、社会に貢献し続ける」という企業精神が工場の中でもいきていることを肌で感じました。
<7月22日(土)>
■水谷健一郎石川県誘客戦略課長 ご講演
二日目は、石川県観光戦略推進部誘客戦略課 課長の水谷様より、地方財政制度および石川県の誘客戦略についてのお話を伺いました。地方財政制度においては、観光分野では法律の定めや義務付けがない代わりに国からの補助金を受けるためには財政当局へ意義等の説明が必要になることや、地方交付税の割合・交付先等を常に見極めながら適切に対処されていることのご説明がありました。また、石川県の誘客戦略としては、H28年3月に「ほっと石川観光プラン2016」を策定し、平成37年度に県内観光入り込み客数3,000万人、三大都市圏からの観光入り込み客数1,300万人、首都圏からの観光入り込み客数700万人という目標を掲げて取り組まれていることのお話がありました。
特に、現在は新幹線開業から3年経ち再度誘客に力を入れる必要が来ていることから、秋から冬にかけての落ち込み時期にキャンペーンを増やす、百貨店やJRなどとタイアップして東北からの誘客に力を入れる、JALやNEXCOともタイアップして関西からの誘客に力を入れる、といった工夫をなされているとのことでした。また、最後にお話がありました松任谷由美さんの石川県観光プロデューサー就任の経緯も非常に印象的でした。
■最後に
お忙しい中大変貴重な機会を提供頂いたJR東日本、日機装の関係者の皆様およびご講演頂いた水谷課長、ならびに引率して頂いた北方様、阿部様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
【参加者】 77期生(23人)、78期生(24人)
【記録者】 株式会社NTTドコモ 藤井 瑞理/株式会社NTTBP 島田 絹子
2017年7月21日(金)から2日間の日程で、JR東日本長野新幹線車両センター、日機装金沢製作所、金沢商工会議所を訪問させて頂き、77期生および78期生の総勢47人にて参加致しました。
<7月21日(金)>
■JR東日本長野新幹線車両センター視察
一日目はJR東日本が運行する「あさま603号」に乗車して長野駅へ向かい、そこからバスで『JR東日本長野新幹線車両センター』に向かいました。最初に所長より新幹線、特にE7系新幹線について概要をご説明頂き、最新の新幹線で登用されている技術や日本の美を意識した内装デザインなどについてお話しをお伺いしました。また、同センターの概要および役割についてご説明頂き、乗客を安全に輸送する為に行っている数々の検査や事前計画について知ることができました。
講義の後は二班に別れ、車両のメンテナンスが行われている仕業交番検査庫にて実際の車両を見学しました。普段は見ることができない運転室の内部や車輪なども見学させて頂き、改めて新幹線の素晴らしさを体感することができました。
午後は北陸新幹線で金沢駅まで移動し、日機装の金沢製作所を訪問致しました。まずは会議室にて日機装および金沢製作所の概要について説明を受け、日機装の4事業―メディカル事業、航空宇宙事業、インダストリアル事業、精密機器事業―の理解を深めました。金沢製作所ではメディカル事業および宇宙航空事業に関連する商品の製造を行っており、今回はメディカル事業の主力商品である透析装置の製造を見学させていただきました。ロボットを活用し自動化を進めているプロセスも一部ありつつ、人体に触れる安全な製品を製造する為に手作業で行う工程も多く、長時間かけて商品検査も行われていました。オリジナル技術を生み出し、「誰もできないことに挑戦し、社会に貢献し続ける」という企業精神が工場の中でもいきていることを肌で感じました。
<7月22日(土)>
■水谷健一郎石川県誘客戦略課長 ご講演
二日目は、石川県観光戦略推進部誘客戦略課 課長の水谷様より、地方財政制度および石川県の誘客戦略についてのお話を伺いました。地方財政制度においては、観光分野では法律の定めや義務付けがない代わりに国からの補助金を受けるためには財政当局へ意義等の説明が必要になることや、地方交付税の割合・交付先等を常に見極めながら適切に対処されていることのご説明がありました。また、石川県の誘客戦略としては、H28年3月に「ほっと石川観光プラン2016」を策定し、平成37年度に県内観光入り込み客数3,000万人、三大都市圏からの観光入り込み客数1,300万人、首都圏からの観光入り込み客数700万人という目標を掲げて取り組まれていることのお話がありました。
特に、現在は新幹線開業から3年経ち再度誘客に力を入れる必要が来ていることから、秋から冬にかけての落ち込み時期にキャンペーンを増やす、百貨店やJRなどとタイアップして東北からの誘客に力を入れる、JALやNEXCOともタイアップして関西からの誘客に力を入れる、といった工夫をなされているとのことでした。また、最後にお話がありました松任谷由美さんの石川県観光プロデューサー就任の経緯も非常に印象的でした。
■最後に
お忙しい中大変貴重な機会を提供頂いたJR東日本、日機装の関係者の皆様およびご講演頂いた水谷課長、ならびに引率して頂いた北方様、阿部様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。