61期 東京急行電鉄株式会社 丸井清二
1.集合・ガイダンス
2009年7月10日(金)、本日は61期・62期合同での見学会。14時30分に三鷹駅北口のバス乗り場に集合し、15分程度バスに揺られて異動すると、目的地である「NTT武蔵野研究開発センタ」に到着。その敷地の広さと建物の大きさに、一同驚嘆!。エントランスを入り、その高級ホテルのラウンジのような空間に、更に驚く。
ガイダンスルームに案内され、万本氏より概要説明を受けた後、情報流通基盤総合研究所の三宅所長よりお話を頂戴する。「NTTは科学技術発展への貢献が法律で規定」されており、年間の研究開発費は「3千億円!」など、目から鱗のお話が続く。
2.施設見学
その後、3つの班にわかれて施設見学を開始。1日かけても回りきれる内容ではないため、本当に限られた内容に絞って見学する。我らが第2班は「環境エネルギー研究所」から見学を開始。当研究所は通信設備を取り巻く電磁環境や設備の誤作動による影響を研究しているとのこと。巨大な電磁暗室の中で「電磁波盗聴」の脅威を実感し、第2班の全員が沈黙・・・。しかしながら電磁波漏洩防止技術も着実に実用化に向けて進捗しているとのこと、安心、安心。
続いて「NTT技術史料館」を見学。日本最初の電報サービスである「ブレゲー指字電信機」に始まり、大阪万博に登場したワイヤレステレホンなどを見学。この百数十年の技術革新に改めて驚嘆。
最後となる第2展示ホールでは、研究開発中の諸サービスについて見学。「GE-PONシステム」による一般家庭向けサービスの充実ぶりには、1950~60年代には電話線1本を引くことに2~3年かかっていたことと比べると、まさに雲泥の差!。また、人体表面に発生する電界を利用した通信技術「レッドタクトン」についても、SuicaやPASMOと同様に新しいサービスに繋がっていくであろう、とのこと。その未来を見据えた息の永い研究姿勢に改めて脱帽。更に、「NGNサービスによる高品質IP電話機」を体感するとともに、「電解質を利用した燃料電池」の説明を受け、第2班のメンバーの脳内CPUもショート寸前となりました(私だけ・・?)。
3.質疑応答 その後 懇親会
ガイダンスルームに戻っての質疑応答では、活発な質問が飛び交う。三宅所長の「本研究所の研究は、現段階では大きな収入にはなっていないが、防衛特許としての機能には大きな意味があると思う」とのお言葉には、参加者一同、深く頷かされる。
その後場所を変えて行われた懇親会は、フォーラム‘80の第38期生でもあるNTT総務部門 人事・人材開発担当の黒田氏より乾杯のご発声を頂戴してスタート。本日の世話人でもある第61期生の西さんの名幹事により、参加者一同、アナログな「飲みニケーション」によりしっかりと人間関係の研究開発を深めました。
1.集合・ガイダンス
2009年7月10日(金)、本日は61期・62期合同での見学会。14時30分に三鷹駅北口のバス乗り場に集合し、15分程度バスに揺られて異動すると、目的地である「NTT武蔵野研究開発センタ」に到着。その敷地の広さと建物の大きさに、一同驚嘆!。エントランスを入り、その高級ホテルのラウンジのような空間に、更に驚く。
ガイダンスルームに案内され、万本氏より概要説明を受けた後、情報流通基盤総合研究所の三宅所長よりお話を頂戴する。「NTTは科学技術発展への貢献が法律で規定」されており、年間の研究開発費は「3千億円!」など、目から鱗のお話が続く。
2.施設見学
その後、3つの班にわかれて施設見学を開始。1日かけても回りきれる内容ではないため、本当に限られた内容に絞って見学する。我らが第2班は「環境エネルギー研究所」から見学を開始。当研究所は通信設備を取り巻く電磁環境や設備の誤作動による影響を研究しているとのこと。巨大な電磁暗室の中で「電磁波盗聴」の脅威を実感し、第2班の全員が沈黙・・・。しかしながら電磁波漏洩防止技術も着実に実用化に向けて進捗しているとのこと、安心、安心。
続いて「NTT技術史料館」を見学。日本最初の電報サービスである「ブレゲー指字電信機」に始まり、大阪万博に登場したワイヤレステレホンなどを見学。この百数十年の技術革新に改めて驚嘆。
最後となる第2展示ホールでは、研究開発中の諸サービスについて見学。「GE-PONシステム」による一般家庭向けサービスの充実ぶりには、1950~60年代には電話線1本を引くことに2~3年かかっていたことと比べると、まさに雲泥の差!。また、人体表面に発生する電界を利用した通信技術「レッドタクトン」についても、SuicaやPASMOと同様に新しいサービスに繋がっていくであろう、とのこと。その未来を見据えた息の永い研究姿勢に改めて脱帽。更に、「NGNサービスによる高品質IP電話機」を体感するとともに、「電解質を利用した燃料電池」の説明を受け、第2班のメンバーの脳内CPUもショート寸前となりました(私だけ・・?)。
3.質疑応答 その後 懇親会
ガイダンスルームに戻っての質疑応答では、活発な質問が飛び交う。三宅所長の「本研究所の研究は、現段階では大きな収入にはなっていないが、防衛特許としての機能には大きな意味があると思う」とのお言葉には、参加者一同、深く頷かされる。
その後場所を変えて行われた懇親会は、フォーラム‘80の第38期生でもあるNTT総務部門 人事・人材開発担当の黒田氏より乾杯のご発声を頂戴してスタート。本日の世話人でもある第61期生の西さんの名幹事により、参加者一同、アナログな「飲みニケーション」によりしっかりと人間関係の研究開発を深めました。