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フォーラム’80 受講生寄稿

課外活動を中心に参加者に寄稿していただいています

広島特別研修

2009-09-02 15:51:30 | Weblog
61期生 株式会社ブリヂストン 岸本浩二

7月31日~8月1日、フォーラム61期・62期合同で、広島特別研修に参加させていただきました。東京駅から早朝発の新幹線で広島まで行き電車に乗換え、最初の見学地であるマツダ株式会社様の本社に到着しました。受付横がショールームとなっていて新車が並び、家族連れや外国人観光客と思われる人が多数訪れていました。
 見学前の概要説明で本社工場は全長約7kmと広く従業員が移動するためのバスまであり、駐車場で見つけたパトカーもこの敷地内のものとお聞きし、さらに広島で関連会社が90社もあり従業員の家族も含めると広島都市圏の約20%がマツダ関連となるそうで、そのスケールの大きさに驚きました。そこからバスで最初の見学地であるマツダミュージアムへ移動する途中で、1965年に建築された東洋大橋を渡りました。この橋は企業が持つ橋としては世界最大級(560m)とのことです。
 マツダミュージアムの2階へあがり、最初に1930年代の3輪トラックが目に入りました。TVや映画でしかみたことがない昔の車の実物が何台も並んでいました。その横にはクラシカルな車から、見たことがある、また乗ったことがある車でまで並んでいて、ゆっくり見ることができました。つぎにロータリーエンジンについてのご説明をお聞きし、開発までの困難な道のりについても理解できました。最後にモーターショウでも展示された近未来のコンセプトカーまで見ることができ、マツダ株式会社様の歴史と技術力について理解することができました。
 次に工場へ移動しました。工場の陸側にある住宅に配慮し、陸側には窓が一つもなく、地域の方々に十分配慮されているとお聞きして感心しました。工場内はひとつのラインが1200メートルもある長い製造ラインで、「多品種混流生産」という、一つのラインに違う車種が流れるラインを導入されていました。ラインに配置された技能員の方々が、画面に表示されたとおり異なる車種へもてきぱきと作業しており、それができるように部品や工具も自動的に流れるようになっていて、生産技術の高さを改めて認識しました。
 次に、マツダスタジアムを見学しました。三井物産株式会社様が「スポンサーシップ」を結びいろいろとタイアップキャンペーンが行われていました。またグループ会社のエームサービス株式会社様がフードサービス運営を一括受託するという日本では初めての取り組みを行なっていると聞き驚きました。アメリカでは一般的とお聞きしたこの販売システムは、お店を効果的に配置・活用してよりよりサービスを行えるそうです。球場内には最近話題になったクッションソファーで寝そべって観戦できる席やバーベキューをしながら観戦ができるテラスがあり、一度は利用してみたいとみんなで話をしていました。
 翌日は江田島の海上自衛隊幹部候補生学校へ向かい広島を出発しました。途中、前日見学したマツダ本社工場や東洋大橋の横を通り過ぎ、さらに進んで音戸大橋を渡りました。当日はあいにく雨が降りそうな曇り空でしたが、天気がよければ遠くの島々まで見渡せる風光明媚なところだそうです。
 江田島幹部候補生学校へ到着し校内を見学しました。校内は外周4km、15万坪という広い敷地ですがごみ一つなくきれいでした。常に学校で学んでいるときは艦上にいると考え行動し、校内の昼食まで航海中と同じように毎週金曜日はカレーなのだそうです。長い航海で曜日を忘れないようにするためとお聞きし納得しました。つぎに大正6年に建築された大講堂を見学しました。収容人員が1500名(椅子席)ほどという大きな建物でした。そして海軍関係資料が展示してある教育参考館を見学しました。この2階の一室にはお亡くなりになった海軍特攻隊員二千六百三十三名の御芳名が刻まれており、遺品や家族にあてた遺書を見て胸を打たれました。これを見学にいまでも多くの方々が訪れるとお聞きし、深く考えさせられました。
 つぎに呉基地へ移動し、護衛艦「せとゆき」を見学しました。艦内に入り、最初に艦内設備などをご説明頂いたのち、艦内の見学をしました。客船ではないので通路も狭く階段もはしごのみで窮屈な感じがしましたが、艦橋や甲板上の装備もひとつひとつご説明して頂きながらゆっくりと見学させて頂きました。とても親切に受け入れて頂き、いろいろと理解することができました。
 広島へ向けて帰る途中、「てつのくじら館」を見学し、展示用潜水艦「あきしお」を見学しました。普段接することのない潜水艦の中を見学でき、護衛艦よりさらに狭い居住環境に長期間滞在することは大変だと感じました。
 今回の研修では、普段見ることがない企業と自衛隊の現場を見学し理解することができました。スケールの大きさを感じ、歴史を考えさせられる研修となりました。
 最後に今回の研修開催にご尽力いただきました西日本電信電話株式会社、マツダ株式会社、三井物産株式会社、エームサービス株式会社、海上自衛隊の皆様、そして61期の西さん、櫻井さん、五味さんなどご関係の皆様に心より御礼申し上げます。
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