今日オフィスについたら、早速シグナルレポートの作成に関わり、新規シグナルを発信した。一方、皆さんが固唾を飲んでお待ちしていたFOMCの声明文、実はまだ見ていない。
声明文の解釈は「先生」達に任せ、市場の反応こそすべてを語ったので、予想通りの展開に全くサプライズなし。敢えて言うと、お偉いさんの解釈を読めば読むほど相場の本質がわからなくなり、混乱するだけで、トレーディングにはマイナスである。
今朝も面白い話があった。海外の大口投資家の何人が電話で、112円台でドルを売っておけばよかったと溜息を洩らした。が、ついこの前、彼らは「112円台に近づけば、必ずドルを売ってやる」と口を揃えていた。というのは、11月28日このブログにも書いたように、「ドル/円は112円台を超える値動きも警戒しつつ」といった見通しを彼らに言ったからだ。当時、ドル売りに乗り遅れた投資者から「いつ売っていいか」という質問責めに遭遇したので、敢えてエントリーレベルを口にした。
なのに、彼らは例外なく111円後半におけるドル売りポジションを持ったなかった。理由を聞いたところ、また口を揃えて同じ言い訳をする。即ち、FOMCの結果待ちと評論家達の一部がドル上昇シナリオに転換したからだ。112を一時ブレイクしたことに鑑み、彼らの心情もわからないではないが、相場の本質を一般人に理解させる難しさを改めて感心した。
この様な心理及び行動パターンは恐らく日本人投資家にも共通していると思う。克服するために、鈍感力と実行力の発揮しかあるまい。そうでなければ、永遠に後悔して相場を眺めるだけにいる。
鈍感力とは「風見鶏」達の話を聞かないこと。私の経験では、90%以上の「評論家」及び「先生」達は相場の状況に合わせてごろごろ見通しを変える。その上、いつも立派の理屈をきれいな文書で纏めるから、彼らの文書を読んだらやはり「そうか」と信じてしまうほどだ。だったら、聞かない、読まないのほうがよほどましだ。ちなみに、風見鶏の特徴は以下の4点に集中されると思う。即ち1.事後解釈、2.常に広いレンジ範囲を言う、3.「○○次第」といったイベント待ち傾向、4.ファンダメンタルズばかりを「我田引水」的に解釈する。
他人の評論ばかりか、所謂情報そのものに対しても同じ姿勢でよいと思う。ロイター通信から流されるニュースを全部読んたら、何の結論も出せないであろう。私の経験では、週間単位で言うと、せいぜい2.3件の情報が印刷して吟味に値する価値のあるものだ。
次は実行力だ。事前に一所懸命相場を研究しておけば、躊躇なくエントリーと決済(損切りも含め)できる。実行できない背景には、ストップロスオーダーの設定と実行に対する恐怖心ではないかとも推測される。ストップオーダーの設定を嫌うから、結果としてエントリーできないことに繋がる。相場は人生なり、実行力のない者は常にチャンスを逃すことに。
さて、相場の居心地が「悪くなった」ので、円安派トレーダーらは気持ちのよいクリスマスを迎えない蓋然性も高まりつつある。商い薄なので、ボラティリティーの拡大にご注意を。
声明文の解釈は「先生」達に任せ、市場の反応こそすべてを語ったので、予想通りの展開に全くサプライズなし。敢えて言うと、お偉いさんの解釈を読めば読むほど相場の本質がわからなくなり、混乱するだけで、トレーディングにはマイナスである。
今朝も面白い話があった。海外の大口投資家の何人が電話で、112円台でドルを売っておけばよかったと溜息を洩らした。が、ついこの前、彼らは「112円台に近づけば、必ずドルを売ってやる」と口を揃えていた。というのは、11月28日このブログにも書いたように、「ドル/円は112円台を超える値動きも警戒しつつ」といった見通しを彼らに言ったからだ。当時、ドル売りに乗り遅れた投資者から「いつ売っていいか」という質問責めに遭遇したので、敢えてエントリーレベルを口にした。
なのに、彼らは例外なく111円後半におけるドル売りポジションを持ったなかった。理由を聞いたところ、また口を揃えて同じ言い訳をする。即ち、FOMCの結果待ちと評論家達の一部がドル上昇シナリオに転換したからだ。112を一時ブレイクしたことに鑑み、彼らの心情もわからないではないが、相場の本質を一般人に理解させる難しさを改めて感心した。
この様な心理及び行動パターンは恐らく日本人投資家にも共通していると思う。克服するために、鈍感力と実行力の発揮しかあるまい。そうでなければ、永遠に後悔して相場を眺めるだけにいる。
鈍感力とは「風見鶏」達の話を聞かないこと。私の経験では、90%以上の「評論家」及び「先生」達は相場の状況に合わせてごろごろ見通しを変える。その上、いつも立派の理屈をきれいな文書で纏めるから、彼らの文書を読んだらやはり「そうか」と信じてしまうほどだ。だったら、聞かない、読まないのほうがよほどましだ。ちなみに、風見鶏の特徴は以下の4点に集中されると思う。即ち1.事後解釈、2.常に広いレンジ範囲を言う、3.「○○次第」といったイベント待ち傾向、4.ファンダメンタルズばかりを「我田引水」的に解釈する。
他人の評論ばかりか、所謂情報そのものに対しても同じ姿勢でよいと思う。ロイター通信から流されるニュースを全部読んたら、何の結論も出せないであろう。私の経験では、週間単位で言うと、せいぜい2.3件の情報が印刷して吟味に値する価値のあるものだ。
次は実行力だ。事前に一所懸命相場を研究しておけば、躊躇なくエントリーと決済(損切りも含め)できる。実行できない背景には、ストップロスオーダーの設定と実行に対する恐怖心ではないかとも推測される。ストップオーダーの設定を嫌うから、結果としてエントリーできないことに繋がる。相場は人生なり、実行力のない者は常にチャンスを逃すことに。
さて、相場の居心地が「悪くなった」ので、円安派トレーダーらは気持ちのよいクリスマスを迎えない蓋然性も高まりつつある。商い薄なので、ボラティリティーの拡大にご注意を。
小口投資の私の心理・行動は陳様の想像どおりでした。ドル円の売りポジションは持っていましたが、他社での取引のせいなのかストップにかかり、112円での追加売りに躊躇してしまいました。FXは自分との戦いですね。
いままで風見鳥の情報を50過ぎのおばちゃんの頭で理解することに無駄な時間を費やしていました。
もっとテクニカルの勉強をしたいのですが、陳様、ブログ仲間の皆様のお勧めの本や勉強法はありますでしょうか?
陳様の本の出版が待ち遠しいです。
見てから、『よし!ここでショート!』とエントリー
してみました。(デモですが。。。)
それから少し上げましたが、まもなく降下し始め
しばらく眺めていたんですが、あ!ストップしなきゃと設定し、夜にPCには近づかず寝てみました。
でも不思議なことに、FOMCの前に目が覚めてしまい
PCをつけると…驚きました!声明発表の後は更に下落し、『うわ~すごい…』としか言えませんでした。
先生のブログでしっかりお勉強させていただいているつもりなのに、やはりここまで下げるとビックリです。
ビックリしてるあたり、まだまだ理解不足なんだなぁとあらためて感じました。
先日はかなり初歩的な質問に上級者さんがアドバイスをくださり、再再度9月からブログを読み返しました。いずれ自分もそちら側から初級者さんへアドバイスできるよう、もっと勉強します。
でもたまぁ~に、いかにも初心者という質問もするかもしれません。(なかなか本人は気づかないものなので。)
その時は皆さん、助けてください。
どうぞこれからもよろしくお願いします
先生の見解はいつもすばらしいですが、(生意気ですね)
お人柄が本当に大好きです
必ず成長しますので、その時またアドバイスを
お願いしますね
ご見解参りました!お見事と言うか全く同感です。
自分はと言うと陳さんのコメント全く同じ心理でした・・・。GBP/JPYを229円アッパーで一週間待ちわびたのに、今朝売ろうと思ったらこの値段
昨夜FOMC前に結構落ち始めた悪い予感が当たりました。なんかすごく損した気分です。。。
とりあえず動きを見て戻りを売ります、年内はあまり
レンジを大きく抜け出すことは難しいと思うので、
細かくトレードします。
また一段と陳さんのファンになりました
本当に陳先生のおっしゃる通りだとおもいます。まるで私の事が言われているようでドキリとしました。
「鈍感力」と「実行力」。ノートに大きく記しました。身につくように研究し、自信をつけたい。
今後もご指導よろしくお願いします。
P.S このFOMC前後の動きは、投機的な仕掛けなのでしょうか?
一体、どれだけの投資者が111円後半付近での売りを躊躇なく実行出来たのでしょうね。
私はむしろこれが椅子取りゲームである事に懸念し、若干早目の辺りから戦略を立て112円を超える場面も想定した網を張り巡らせておりました。(笑)
私は「会員」とやらではないので陳様のシグナルは一切見る事は出来ないのですが陳様のこれまで綴られて来られました「考え方」のみで十分でお釣りが来るぐらいです。
売り方としての戦略と致しましては、エントリーポイントの他に「時間」を考慮に入れた綿密な資金管理戦略も計算にいれる事も重要で、その比率はどちらかといえば後者の方に重点を置いております。
後は、メンタルですかね。(笑)
これがまた厄介で、メンタルの履き違えとして日本の個人投資家に良く見かける塩漬けに耐えるメンタルとは紙一重で「似て大きく異なる」ものであると思います。
そして、最後に重要な一滴のエッセンス。
これに気がつく為には少し時間がかかりました。(笑)
今後も陳さまの素晴らしいブログを楽しみにしております。
最近こちらのブログを参考にさせていただいております。先日は挨拶もなく失礼しました。
どうなんでしょう。対ドルに対する円安はまだ続くと思われます。ケーブルは下落トレンド入りました。
●ロンドン時間でのケーブル。
12/10 11:00 ~ 12/11 15:00
ダイバージェンス。
2.05まで何度も急騰するが抵抗線に届かず。
●私が疑問に思うのは、今回の円安はダウの下落に連動した物。
チャートではケーブルショートでしたが、わからないのがダウが下落=ドル下落。【ポンド、ユーロ】も対ドルに下げたところわかりません。
自分はダウが上げてくると思いました。
しかし、チャートがケーブル下落を示唆していたのでショートを取を取りました。
●ダウとドル 対 ユーロ/ポンド/スイス
について、どのような関連性があるとお伺いしたいのですが。
●私が思うに、今回の【円安】→【円高】
円高という言葉は不適切ですが、とにかく下げたのでこの言葉を使っています。
如何なる優れた見解にも、投資家たるもの100%の絶対視をした戦略は避けるべきと思われます。
仮に、日本に於いて大規模な地震が発生し壊滅的被害を受けたと想定した場合、一時的にせよ大きく吹っ飛ぶ可能性を常に否定できない。
世の中は、想定外の事さえ当たり前に起きたりするものである以上、ストップロスの設定の重要性はこんな所にもあると思っておる次第に御座います。
失礼いたしました。(笑)
こんにちは。皆さんの御言葉に感謝しております。これからもよろしくお願いします。
misakiさんのご要望、わかりました。調べるので、後ほどお知らせします。
CLOUD9さん、御帰りなさい。相変わらずセンスのいいお話、私は読み返しました。皆さんもぜひそうしてください。
米株式のパフォーマンスと為替に関連について、長期的では、相関性が薄いでありますが、最近金融マーケットにおける信用危機といった背景で、短期的に相関性を強めていますが、今後も続くと限りません。
従って、米株の動向を予測するよりも、為替相場自身の動向に注意を払うべきです。後、個人的にはスペルシンガーさんが言う「チャートがケーブル下落を示唆していた」には疑問視しています。
yasuさん、TSUNAさん、FX歴3ヶ月(デモのみ)さん、頑張ってください。
わたしもmisakiさん同様に陳先生の書籍、およびお勧め参考書ではやく勉強させていただきたいと気がはやっております。
さてUSDCHFに関してですが、イーストヒルの口座で陳先生のシグナルどおりの値でロスカットを入れておいたところ、昨晩ヒットしてしまいました・・。
ただ、そのときの最高値を確認してみると数ポイント届いていません。また今日の陳先生のシグナルでもUSDCHFはロスカットではなく「保有」となっています。
正直なところ、なんだかしっくりきていません。
このブログの記事の「あなたの注文は市場を素通りしている?」に書いてあった『業者の自己勘定でポジションを処理することができる。』を思い出しました。
イーストヒルに問い合わせていますが、まだ回答はありません。
陳先生に直接かかわりのないことで恐縮ですが、陳先生が利用されているデモ口座は御社のものではないのでしょうか??
また、これをご覧になっている会員様で、他にもシグナルの値でロスカットになった方、もしくはその値でロスカットにならなかった方はいらっしゃるのでしょうか??
よろしくお願いします。