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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

生八ツ橋を作ろう

2006-01-02 | 
食後は写真家さんとまったり話していた。
写真家さんは千葉県の人で、僕と同じく明日帰るのだ。
ということで時刻表を見ながら、帰りのルートのアドバイスをもらっていた。
明日は、お昼に名古屋で味噌煮込みうどん、そして中央本線で帰ってこようと考えていた。
だが、中央の場合、天候に左右されやすそうなのと、接続が悪く時間がかかるのがネックとなっていた。
練馬に寄れという指令がある分、出来るだけ早く到着したい。
さらにその次の日は朝から仕事だし。

時刻表とにらめっこしていると、ウニのおっちゃんが話しかけてきた。
「明日帰るのか。
 一番早く帰る方法を知ってるか?
 7:09京都発の電車に乗るんだ。
 それで、15:27に東京に着く。
 京都駅まで行くのにバスは使わない。
 太秦から6:38の電車に乗れば、18きっぷで京都駅に行ける。
 太秦駅までのルートは確保している。
 歩いて15分で行ける。」
「なるほど、それが最速のようですね」
「でも、寝坊したら全部パーだ。
 僕は毎朝必ず5時に起きる。
 一緒に行くなら、起こすから確実だ。
 どーだ。」
「う~ん。考えておきます。」
「家に遅く着いて、新しい年を慌ただしく過ごすのか、早く家に帰って、ゆっくりと過ごすのか、どっちがいいかだ。
 その気があるなら、声をかけてくれればいい」
とおっちゃんは言い残して去っていった。

さて、本日の宇多野ユースのイベントは生八ツ橋作りだ。
ほんと、毎日イベントがあって、楽しませてくれるユースである。
写真家さんと一緒にチャレンジ。

生八ツ橋5枚分の材料

もち粉・・・・・・・・大さじ1
上新粉・・・・・・・・大さじ3
砂糖・・・・・・・・・大さじ2~4
シナモンパウダー・・・適量
黄な粉・・・・・・・・適量

作り方

1、もち粉・上新粉・砂糖をボールに入れて混ぜ合わせ、水大さじ3を加え、滑らかになるまで混ぜる。
2、1のボールにラップをかけて、電子レンジで1分40秒加熱。
3、ふきんの上にラップを敷き、そこへ熱々の生地をのせる。
4、生地を半分にたたみ、方向を変えながらたたむこと10回。なめらかな生地になるまで丁寧にこねる。
5、まな板などの台に黄な粉をまぶし、お好みでシナモンパウダーをふり、生地をのせる。生地にも黄な粉をふり、めんぼうでのばす。厚さは2mmほどを目安に。
6、好きな形にカットして、あんこを入れて閉じれば、できあがり!

こんなんになりました。


黄な粉を相当練りこんだので、色が悪いか。
しかし、意外に簡単に作れるもんだね。
味はちゃんと生八ツ橋だ。

再びさっきのウニのおっちゃんがやって来た。
「最高のお茶があるけど、飲みたいか」
そりゃ、もちろん。
「ちょっと待ってろ」

数分後。
おっちゃんは、湯飲みとお茶の袋を持ってきた。
「宇治で仕入れてきたお茶だ。
 無農薬だから、お茶っ葉をそのまま食べられるんだ。
 食べてみな」
お茶っ葉を食べるのは初めてだよ。
普通に食べられるのお。
「八ツ橋の前に、一口お茶を飲んでみろ」
おいおい、何かお茶がメインになってきたぞ。

お茶と生八ツ橋を楽しんだ後、再び時刻表とにらめっこ。
名古屋では昼飯に少なくとも1時間は欲しい。
出来るだけ早く東京まで行ってしまいたい。
だけど、中央本線にも乗ってみたい。

悩んだ結果、中央本線を諦めることにした。
翌朝は7時10分のバスで出発して、名古屋で味噌煮込みうどん。
そして、東海道線で帰ってくることに決めた。
写真家さんにそのことを話すと、親切にも乗換駅と時刻のプランを作ってくれた。
もしかしたら、名古屋から写真家さんと同じ電車に乗るかもしれないって。

さてと、帰る準備は全て整ったので、後はしっかり眠るだけである。

レトルトの勝利

2006-01-02 | 
宿に戻ると、自宅からケータイに電話がかかってきた。
今日は、大分県の祖父母と練馬に住むいとこの家族が自宅に集まって新年会をやっているのだ。
僕だけ不参加で、一人京都で年越しと、なんとも申し訳ないのであるが。
とりあえず、金沢で送ったカニがおいしかったようで、一安心。
そして、帰りに練馬に寄って、顔を見せろとの指令が下った。
こりゃ一仕事増えたね。

今夜がこの旅での最後の宿泊ということで、荷物を整理していた。
カバンから出てきた松島や会津若松のパンフを見ていると、感慨深いね~。
そういえば、そういうところにも行ってたんだなと、なんだか昔の事のように思えてしまう。

午後6時をいくらかまわったところで夕食とした。
メニューはイカスミスパゲッティとハンバーガー。
結局マックのハンバーガーは当初の目的を果たすことはなかった。
(何に使おうとしていたのかは、想像にお任せします)
イカスミソースはコンビニで買った160円のレトルトだ。
残りのスパゲッティーの半分をゆでて、レトルトのソースをあっためてかけるだけ。
たったそれだけ。

さっそく食す。
ここまで作ってきたスパゲッティの中で一番おいしいんだけど…。
悔しいな。
初回に作った和風ペペよりコストも手間もかかってないのに断然うまい。
これにはものすごい敗北感を味わうことになった。

ぐるっと京都・後編

2006-01-02 | 
京都駅から歩いて三十三間堂へ。
途中思うところがあって、マックに立ち寄ってハンバーガーを買っておいた。
さて、このハンバーガーを何に使うのでしょーか?

三十三間堂といえば、千手観音の千体像。

ひたすらなが~い建物にひたすら千手観音像が立ち並ぶ。
これ、昼で拝観者がたくさんいるから普通に見れるけど、夜中に一人で見て歩いたら相当怖いだろうね。
肝試しに良いかも。
あと、地震が起こったら、やっぱり千手観音像が将棋倒しに倒れるのだろうか。
倒れた像をひとつひとつ起こしては、きれいに並べるのだろうか。
むしろ、そういう図が見たくなってしまう。

次は伏見稲荷大社へ。
(このサイトの音がちょと怖いんだよなあ)
バスはうまく時間が合わなかったので、京阪電車を使って伏見稲荷駅で降りた。
駅から伏見稲荷大社まで、道は完全に人で埋まっていた。
引き返そうかと思うくらい。
道の両脇からの屋台のにおいで、さらに腹が空かされる。
手元にはマックのハンバーガーの紙袋があるが、これはまだ食べるわけには行かないのだ。

伏見稲荷大社といえば、とにかく鳥居であろう。
稲荷山の最高峰「一の峯」までの山道には、ひたすら赤い鳥居が立ち並ぶ。
どれほどたくさん立ち並んでいるのか、想像できるだろうか。
頭の中で、細道にたくさん鳥居が並んでいるところを想像してください。
想像しましたか?
はい、その想像している鳥居の3倍くらい鳥居が並んでいますよ!
ってくらい並んでいるのだ。
密度が薄いところで、一歩当たり一本くぐる。
濃いところでは、一歩で3、4本くぐることになるのだ。
だから、歩きながら何本あるか数えるのは至難の業なのである。


これ、昼で拝観者がたくさんいるから普通に歩けるけど、夜中に一人で歩いたら相当怖いだろうね。
お墓みたいなお塚とかあるし。
肝試しに良いかも。

山道の途中には、開けた場所があり、京都の眺望が良い。

あと、あちこちに休憩所があり、稲荷名物のいなり寿司やきつねうどんが食べられる。
空腹も限界に近かったので、いなり寿司を頂いた。

稲荷山でおいなりさん。

日没も近くなってきたので、宿に戻ることにした。
京阪電車で、伏見稲荷駅から三条駅へ。
コンビニで今日の夕食用と明日の朝食用のスパゲッティソースのレトルトを買っておく。
そしてバスで宿に向かうのだが、今日はバスが時間通りに来ないのである。
今日は駅ビル・伊勢丹の初売りということらしい。
それで、駅周辺の道路はひどい渋滞となっているのだ。
三車線ぐらいの太い直線道路に、これでもかと自動車が詰まっている図は結構壮観だった。

ぐるっと京都・前編

2006-01-02 | 
最初は竜安寺から。
竜安寺はユースからバスで5分かからないほど近い。
午前9時過ぎで開門直後だったため、人は2,3人しかいなかった。
小雨の降る中、大きな池の周りをまわり、そして、有名な石庭を見た。
この有名な石庭はその配置やら形やらで様々な見解があるそうだ。
せっかくなので、昨秋ひのはらYHのときに習った座禅を組みつつ、石庭を眺めてみた。
う~ん、特に何も感じなかったね。
あの配置を映像として記憶しておこう。

次は金閣寺
竜安寺と金閣寺は歩いていける距離である。
さっそく拝観しよう。
松とかコケとか池とか石とかの、そんな庭園にど~んと金閣寺が建っているわけだ。

寺って質素なイメージがあるんだけど、そんな常識を覆す存在なんだな、金閣寺は。
いかにもこれ見よがしって感じだけど、これはこれで面白いかな。
もうちょい天気がよければ、金色も映えたのかなあ…。

見たのは2度目というのもあって、あまり感動はなかった。

春日神社を目指す。
昨日の写真家さんに聞いた穴場の神社である。
あまり地図に載っていない神社なのだが、日本に2ヶ所しかない旅行安全のご利益があるというので、行ってみようと思ったのだ。
元旦のおみくじにも「旅行運:よく拝んでから旅立ちなさい」って書いてたし。

春日神社は西大路通りと四条の交差点の近くということは教えてもらっていた。
ということで、西大路通りを南に走るバスに乗ったのである。
バスに乗ると、偶然にも写真家さんとその相棒さんが乗っているではないか!
まさに渡りに船!
春日神社の詳しい場所を教えてもらった。

春日神社は交差点の北西の区画を路地に入ってすぐのところにあった。
旅行安全のご利益があるのは、春日神社の境内にある、「還来(もどろき)神社」である。
小さかったので、危うく見逃すところであった。
お参りした後、旅行安全のお守りを買って、カバンに取り付けた。

次は東寺に行ってみよう。
さっきの写真家さんは東寺で開催されている「がらくた市」に行くと言っていたのだ。
がらくた市とはフリーマーケットみたいなものらしい。
少し興味が湧いたので、東寺へ向かうバスに乗った。
バスに乗って気づいたのだが、東寺の1つ前の停留所が「羅生門」ときたもんだ。
ということで、羅生門で降りてみた。
小さい公園の一角に「羅生門遺址」と彫られた石碑が立ってただけ。

それだけ。

そして、東寺に到着。
がらくた市で並んでいたのは、湯飲みとか茶碗とか、木刀とかモデルガンとか、手ぬぐいとか浴衣とか、観音様の像とか石とか。
立ち止まることなく、ぐるっと一周してしまった。
そして立ち止まることなく東寺を後にした。
五重塔は外からでも十分見えてるので、拝観する必要はないだろう。

いったん京都駅へ歩いて、正午となった。

創作料理?

2006-01-02 | 
丸一日を京都に使えるのは今日で最後。
翌日3日は横浜へ帰る日である。
今日は思いっきり京都めぐりと行こう!

朝風呂に入りながら朝食を考える。
残っている食材はスパゲッティの麺のみ。
これで何を作ろうか…。
って何もできないじゃん。

自炊室に立ち、とりあえず鍋に湯を沸かそう。
鍋に大量に塩を入れ、ついでにガーリックの粉末も投げ込む。
少し麺を茹でてみた。
自炊室にある調味料を見渡す。
使えるのはしょうゆと味塩コショウくらいかな。
茹で上がった麺に味塩コショウをふりかけ、しょうゆをかけて完成!
いきあたりばったりでできました!
名付けて「生醤油スパみっしー風」。
味は意外にイケル。
少なくとも失敗作ぺペロンチーノの倍うまい。
追加で麺を茹でて、おかわりですよ。
まあ、言ってしまえば醤油ごはんみたいなものなんだけど。
別に毎朝これでもいいかもね。