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マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

不要品は延々と出てくる

2019-07-31 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
以前から気になっていたモノを、捨てることにしました。

前回の記事で書いたように、私は保留箱を作らない代わりに、処分を迷ったモノは目に付く場所に置いています。
その目に付いていたモノを、ごみ袋へ入れました。
特に捨てることを迷っていたわけではありませんが、毎回他の不要品でごみ袋がいっぱいになってしまうので、今頃のタイミングになりました。

今回の不要品
こういう記事を書く場合、ほとんどの方が画像をアップしていますが、私はしません。
画像を撮ると、捨てる作業が遅延するので(笑)

今回は、以下の不要品を捨てることにしました。

 父の定年退職記念品(額入りの色紙絵)
 靴下を収納していたお菓子の空き箱
 マフラータオル
 総レースのカーディガン
 リストバンド
 ガラスボウル
 電子レンジ用調理鍋
 ガラス容器数個
 スパチュラ
 小さいしゃもじ
 パン切り包丁
 取り分け用のスプーン
 小さいカゴ収納

他、こまごましたモノをごみ袋へ入れました。
全部、結構前から機会があったら捨てようと思っていたモノです。

処分に少しだけ迷った不要品
父の定年退職記念品は、かなり前から処分を悩んでいました。
正直飾るのに適した場所がありませんでしたが、長年働いていた父への労いや感謝の気持ちが籠った、職場の皆様からの贈り物だったので、皆様のお気持ちを成就するつもりで、まったく飾るにそぐわない廊下に飾っていたモノです。
和風の丸額縁に和風の色紙絵が入っていましたが、マンションの和室には絵を飾る壁がありません。
仕方なしに、廊下に飾っていました。

父も数年前に亡くなったし、特に思い入れのある形見でもないし(そもそも、父も飾ろうとしてなかったか忘れていた可能性が高い)、もしかしたら結構高価な品かもしれないのですが、私も母も(多分父も)興味がないので、捨てます。

パン切り包丁も、パンを切るために残しておきましたが、もともと、何かのノベルティとして貰ったので、フニャフニャでおもちゃみたいな使い心地でした(笑)
以前、売るほどあった包丁を整理した時、使い勝手のいいパン切り包丁が見つかったので、おもちゃみたいなパン切り包丁を捨てます。

今回は全部一般ごみ
今回出した不要品は、すべて一般ごみに出します。
お菓子の空箱など、そもそもごみなのですが、下着や靴下は仕切りがあると収納しやすいので、仕切り代わりにお菓子の空箱を使用していました(笑)

風水でしたでしょうか?
紙製の空箱に、身に付けるモノを収納してはいけない、ということを聞いたことがあります。
理由は、もう忘れました。
でも、わざわざ仕切り付きの収納は買いたくないし、仕切り用の道具も買いたくないので、私の場合は空箱に入れて、新しい箱が手に入ったら、入れ替えて古い方を捨てています。

次から次へと出てくる不要品
しばらく手を付けていなかった、引き出しや棚に入っている不要品をいざ捨てようとすると、必ずと言っていいほど一緒に入っている他のモノも、不要品だったと気が付きます。

私の将来の目標は、必要最小限のモノだけで老後を過ごすことです。
今はまだ、たくさんのモノを所有していますが、目標を達成するには、いずれ処分する必要があります。
そういう気持ちで日々を暮していると、必要だと思っていたモノが突然不要品に見えてきます。
冷静に考えたら、必需品ではないモノはほとんど不要品のはずなのですが、モノの種類や数がありすぎて意識から漏れてしまっているモノがたくさんあるのでしょうね。
少し気持ちを引き締めて、不要品の処分を進めていかなくては。

それにしても、少しモノを移動させるだけで数個の不要品が目に付きます。
目に付いたらすぐに捨てていますが、捨てても捨てても出てくるので、私の所有物は不要品だらけだと、改めて思い知らされます(苦笑)
それだけ、無駄な買い物やむやみにモノを手に入れていたのですね。

とにかくモノを入れない努力を
不要品が増えていくのは、当然入ってくるからです。
入ってくるものを制限すれば、不要品も減っていくはず。
しかし、買い物は自分でセーブできますが、貰うモノはなかなかセーブできません。
街頭で配るサンプルや店のレジで配られるノベルティは、頑張れば断ることができますが、どうにも防ぎきれないのが、郵便ポストに入れられるサンプルや広告マグネット。

広告マグネットは以前、表面の広告部分をはがして、雑誌の切り抜きや好きなアーティストのロゴシールを貼って、冷蔵庫と玄関にくっつけていましたが、今はそれもしていません。
なぜなら、本当にキリがないからです。
マグネットが郵便ポストに入れられる頻度に比べて、雑誌の切り抜きもアーティストのロゴシールも在庫が足りません。
しかも、全部冷蔵庫と玄関にくっつけていたら、明らかに見た目のセンスが悪い(苦笑)
結局、いままで再利用したマグネットも後から入ってきたマグネットも、すべて捨てました。

サンプルは、最近入ってこなくなりましたが、なぜか花や野菜の種が不定期に入ってきます。
理由は、贔屓にしている電気屋がたまにカタログを入れているのですが、その中に種が入っているからです。
なぜ種が入っているのかは、よくわかりません。
しかし、我が家はマンションでベランダも狭い上に、私は植物を育てるのが嫌いです。
家の中にも、花や観葉植物を置かないのに、ましてやベランダで花や野菜を育てるなんて、想像もできません。
ですから、入ってきたらプランターで野菜を育てている友人に譲るのですが、友人宅も花を育てるスペースはないので、花の種は捨てています。

もし、その種が入ったごみが埋め立てに使われていたら、何かしらの花が咲いているかもしれませんが、私の地域のごみは高熱処理で溶かされているはずなので、残念ながら花は咲かないです。



不要品は、処分を繰り返せばいつかゼロになるはずなのに、いつの間にか入ってくるものがある限り、不要品との闘いは続きます(笑)
また、自分の物欲とも闘わなければいけません。
不要品の処分とは、非常に長く非常に根気と忍耐が必要な闘い。
終わらせるには、自分が頑張るしかありませんね!

保留箱は使わない

2019-07-30 | 日々の暮らし
今日、ツイッターを見ていたら、面白い画像が流れてきました。
画像に写っていたのは、いろいろなケーブルや部品が入った透明な箱。

蓋部分には、

「明日の自分がどうにかする箱」

と書かれていて、不覚にも笑ってしまいました。
いろいろと突っ込みたくなる箱です(笑)
つまるところ、保留箱ですね。

要、不要を考えながらモノを処分する、あるいは整理して片付けるとき、保留箱は作りますか?

保留箱の推奨
片付けや整理整頓のノウハウについて書かれている書籍やブログやサイトには、モノを処分するときにはまず

「いる」
「いらない」
「保留」

の3つに分類するとよい、とアドバイスしていることが多いです。

「いる」は、現在使っているモノや年に数回だけど必ず使うモノ、ないと困るモノ、大切にしているモノなど。
「いらない」は、まったく使用していないモノ、使いづらいモノ、好きではないモノなど。
「保留」は、使わないけど将来使うかもしれないモノ、使わないけど思い出があって捨てることを躊躇うモノ、使わないけど譲ったり売ったりできそうなモノなど。

この3つの分類基準は、推奨する方によって少しずつ違いがありますが、おおむね上記のような基準かと思います。

上手に3分類できる人とできない人
このように3分類の基準を意識するとして、片づけ、整理整頓、モノの処分が捗る人は、間違いなくもともと片付けや整理整頓が得意な人だと、私は思っています(笑)
このような人は、部屋や家の中を、あともうひと工夫するだけでいい状態に保っているはずで、分類を始める前から無意識にモノを頭の中で3分類していると思うのです。
ですから、分類するときも躊躇することが少ないだろうと想像しています。

なかなかモノが捨てられないでいて、なおかつ整理整頓や片付けが上手くできない人は、おそらくモノに執着しすぎていて、物理的にも能力的にもキャパオーバーになっている可能性が高いですよね。
また、思い出や人の想いを大切にしすぎる人、忖度しすぎる人、思い入れが強くなってしまう人は、片づけや整理整頓が得意でも、家中にモノがある状態だと思います。
その結果、掃除、片づけ、整理整頓に、とてつもなく時間を費やしたりしているような気がします。

そのような方が、この3つの分類でモノを劇的に処分できるとは思えないのが、私の持論です。

とりあえず2つの分類でいい
キャパオーバーを起こしている人は、とりあえず2分類でいいと思っています。

「いる」か「いらない」か。

わかりやすいし、余計なことを考えなくていいです。
とにかく、片づけ、整理整頓を始めるときに「いる」と思っているモノはそのままで、「いらない」と感じたモノだけ、ごみ袋へどんどん捨てていけばいいです。
用意するモノは、捨てるためのごみ袋のみ。

どちらか迷ったら「いる」でいいです。
片付けているときに、少しでも迷いを感じたモノをそのまま置いておくと、後々
「あれは、このあいだ片付けたときに、捨てようか迷ったモノだな」
と、ふと思い出すので心配いりません。
思い入れがあるモノなら、なおさら思い出します。

思い出したとき、もし「やっぱりいらないな」「邪魔だな」と感じた瞬間にごみ箱へ入れたらいいのです。
わざわざ、片づけ、整理整頓する時間に拘って捨てる必要はありません。
一気に分類しようとするから、疲れるし判断力も低下するのです。
だから、捨てるときは思い出したタイミングで十分です。

もし、売れるかもしれない、誰かが欲しいと思うかもしれない、という考えが過ぎったら、その時に初めて「保留箱」を作ったらいいと思います。
名前も「保留箱」にはせずに、自分がしっくりくる名前を付けて置いておいたらいいのではないでしょうか。

先にご紹介した「明日の自分がどうにかする箱」は、とてもネーミングセンスがあって面白いです。
「使う」でもなく「捨てる」でもなく「売る」でもなく「譲る」でもなく、未来の自分に判断を委ねているところが、無責任のようにも読めるし、自分で判断するように仕向けているようにも読めます。
毎日自問自答しながら箱を眺めているうちに、何かが閃くかもしれません。

私は保留箱を使わない
片付けや整理整頓が捗らない人に、保留箱をお奨めしない理由は、私が実際にやってみて感じたからです。
私は、おそらく片付けも整理整頓もできる人間だと思います。
自分が管理する部屋は、足の踏み場がない状態に陥ったことが一度もありません。

しかし、過去にはモノをたくさん所有していましたし、今でも無くても困らないモノが多数あり、必要なモノだけで暮らす理想の老後には、まだまだ程遠いです。
過去にモノを処分した時、ネットでいろいろ検索したことは以前からお話していますが、「いる」「いらない」「保留」の3分類する方法は、私もいい方法だと思って実践しました。

さて、その3分類する方法を実践したことで、私に何が起こったかというと...

 面倒くさくて、イライラする!

まったく捗りませんでした(苦笑)

要、不要で考えながら仕訳していると、どうしてもどちらに入れるか迷うものは出てきます。
部屋の中は、一度出してしまったモノで溢れかえっていますから、就寝時間までは何とか片付けを終えたい。
時間に追われながらも、分類して処分するモノを決めないとごみの回収日に出せないので、気合を入れて分類し続けたのですが、ある瞬間に「プチッ」と心の中で音がしました。
キレた瞬間です(笑)

キレた理由は、保留にするモノが多すぎたことと、頭の中で3分類の判断を行ったり来たりしていたために、考えることに疲れてしまったからです。
キレた瞬間から、私の思考と行動はガラッと変わります。
保留するということはまだ自分が所有するということと同じだから、不要なモノだけ見つけてごみ袋へ放り込もう。
そうすれば、頭も使わないし、モノを手に取る→捨てる、の2アクションで済むから、時間を短縮できる。

以来、モノを処分するときには「保留」をやめました。

処分を迷ったモノの管理
私のやり方だと、どうしても残すモノの方が多くなります。
本当に必要なモノは、置く場所も決まっているし使い道も決まっているから、今までどおりに扱えばいいですが、迷った結果、所有を続けているモノは、どこに置いておこうか、どういう状態で保管しておこうか悩みますよね。

片付けや整理整頓をしている最中に、手に取って処分するかどうかを迷ったモノは、一度元の場所に戻しても、また次の片付けのときに手に取って迷います。
繰り返すうちに、日常生活の中で処分に迷ったモノを思い出すようになります。
要するに、気になり始めているわけです。
気になったからと言って、恋をしているわけではないので、決して一生持っておこうなどとは考えませんよ(笑)

気になり始めるのは、持っていても使わない、持っていることで他の大切なモノが整理できない、そもそもなんで処分することを迷ったのだろう、という気持ちが大きくなってくるからです。
中には、やはり大切なものだし最後まで所有しておこう、きれいな状態にして売ろう、譲ろう、という気持ちが大きくなる場合もあります。
そう思ったら、売る手配や譲る手配を実行したらいいだけのことです。
大事なのは、持っていてもなんだかなあ、という気持ちが膨らんだときです。
この瞬間を、自分で見逃さないようにすると、ある瞬間に

「よし!捨てるぞ!」

という気持ちが出てきて、次には処分を迷っていたモノをごみ袋へ入れています。
やっと、迷っていたモノの処分先が決まる瞬間です。
気持ちもスッキリ、置いてあった空間もスッキリ。
迷っていたことがバカバカしくなるくらい、あっさり処分できる自分がそこにいます(笑)

こういう経緯でモノの処分を繰り返してきて、ふと、考えました。
処分に迷ったモノは、目立つ場所に置いておけばいいのでは?と。
目立つ場所に置けば、毎日いやでも目に入る。
目に入れば、処分をどうしようかと考える。
そのうち、邪魔に思う気持ちか、必要だと思う気持ちかのどちらかが大きくなるはず。
どちらかの気持ちが大きくなったら、そのモノの処遇を決めればいい。

そう思いついた日から、処分を迷ったモノは目立つ場所へ置いています。
正直、部屋の中が雑然として、散らかったような印象は否めません。
しかし、その散らかった印象も大事で、見るからにアレが邪魔だ、と思えることが処分する行為に繋がっていきます。
自分を鼓舞する意味でも、保留箱より効果的です。

自分に合う方法で処分するのが一番いい
世の中には、片づけ、整理整頓、モノの処分が上手くいかずに、悩んだり困ったりイライラしたり悲しくなったりする方も多いと思います。
順調に進んでいた人も、急に作業が滞ることもあるでしょう。
そんな時は、自分に合う方法をネット検索したり、書籍や雑誌で情報を仕入れたりしつつ、自分は今、なにをどうしたいかを客観的に考えるために、心の休憩時間を与えたらいいと思います。

私は、片づけや整理整頓が捗らないとイライラする性質なので、イライラし始めたらきっぱり手を止めます。
片づけや整理整頓には、時間制限も期間指定もありません。
やめたところで、誰からも文句を言われる筋合いはないですしね(笑)

引っ越しやお客様がくる予定があるならば、話は別ですが、基本は自分のペースで自分に合った方法でいいはずです。
誰かに言われて、誰かが薦める方法を実行しても、自分が嫌な気持ちになり納得できない状態になるくらいなら、一度きっぱりやめて、楽しいことや集中できることをして、片づけや整理整頓やモノの処分を忘れちゃいましょう!


「明日の自分がどうにかする箱」
このアイデアで一番共感するのは、とにかく決めるのは自分であるということ。
誰にも判断を委ねないし、期限も決めないけれど、自分がどうにかすることだけははっきりしている。
この考え方を応用すると、片づけ、整理整頓、モノを処分することも、もう少し上手く捌けるような気がしてきます。
全ては、自分次第ということですね。

【補足】
ツイート主の方は、電気工作をなさっている方で、箱そのものは処分に迷ったモノを入れるためではなく、用途が決まっていないモノを入れているだけです。
ただ、保留箱の役割としては同じだと思ったので、引用いたしました。

節約とケチと老後の暮らし

2019-07-29 | 日々の暮らし
本日放送されていたバラエティー番組で、ケチで有名?な芸能人夫婦3組が実践している節約術を紹介していました。
ケチと言い切ってしまうのは少々失礼かと思いますが、番組自体が「ドケチ」にスポットを当てた内容だったので、そのままケチという表現を使います(笑)

ご出演なさったのは、奥様が女優、旦那様が楽器奏者の御夫婦と、奥様が社会人硬式野球クラブチーム監督兼選手、旦那様が元プロ野球選手(現在は飲食店経営)の御夫婦と、お笑い芸人の御夫婦の3組。

一つ目の内容は、お笑い芸人の御夫婦が、安い食材1つを使って本来その食材を使わない別料理に見せかける『ものまね料理レシピ』のコーナーを持っており、奥様がドケチ(節約)料理の腕前を披露。
二つ目は、女優の奥様と楽器奏者の旦那様が、格安で頂けるお店やチャレンジ系で飲食代が無料になるお店を紹介。
三つ目は、野球選手兼監督の奥様と元プロ野球選手の旦那様が、アプリを利用したドケチ(節約)術を紹介。

ドケチ(節約)レシピ
こちらは不定期のコーナーのようで、毎回1つの食材だけでいろいろな「ものまね料理レシピ」を数種類作って紹介してくれています。
料理をするのは奥様で、アイデアも奥様が考えています。
今回であれば、キュウリ(胡瓜)だけを使って、ウナギのかば焼きやエビマヨなどのものまね料理を7品作っていました。

この奥様、調味料と粉類とたまごなどを足して、1つの食材をいくつもの食材に見せかけて調理していくのですが、アイデアに頭が下がります。
たまごは、つなぎの役目だったり触感を出すためだったりしますので、料理が出来上がった時点で、キュウリもたまごも姿が見えません(笑)
節約料理ですが、決して手抜きではありません。
むしろ手間がかかっていて、丁寧な料理です。

栄養的にはクエスチョンマークが付きますが、量が多くて価格が安い食材は、節約のつもりで購入しても、なかなか使いきれずにダメにしてしまうリスクもあります。
そうなると、節約のつもりで買った食材は、返って高くついてしまう可能性もありますから、ものまね料理は家庭内での食品ロスを出さずに済むアイデアのひとつですね。

全部を真似する必要はないし、料理が得意な方でしたら他の節約レシピをお持ちだと思いますので、アイデアに行き詰った時に参考にするのはいいと思いました。

外食でドケチ(節約)術
女優の奥様と楽器演奏者の旦那様は、何軒かの飲食店へ行って、格安で食事したり、食事代が無料や割引になるチャレンジをしていました。
こちらも、もしかしたら不定期なコーナーなのかもしれません。

このご夫婦は、芸能界でも有名なドケチ(節約)夫婦で、びっくりするぐらいのポイントカードや会員割引カードを所有しており、ポイント下手な私にはとても真似できないドケチ(節約)です(笑)
今回紹介していたのは、焼肉のつかみ取り(1,080円でワンハンド分のみ)の焼肉店、ドリンク1杯頼むと無料で餃子一皿が付いてくる居酒屋、100円でからあげ食べ放題のお店、お会計のときにアプリくじで大吉が出ると食事代が無料(期間限定)になるファミリーレストラン。

それぞれ、お得に外食できる点をメインに紹介していたのですが、正直東京のお店なので真似するのはむずかしいですよね。
自分の行動範囲にあるお店で、格安になるサービスや無料になるチャレンジを実施しているお店を探さないといけません。
(今回紹介されたファミリーレストランは全国展開ですが)
ただ、私は料金が高くても好きなお店の料理が食べたいし、安くなるから無料になるからという理由でお店に行くのは、自分の中では本末転倒で、食事代を節約するのならば違う方法で節約します。

このご夫婦は、あらゆるお店のポイントカードや割引カードも持っていましたが、行く頻度の高いお店ならばまだしも、安くなるからと、欲しいアイテムに似た商品を買ったり、食べたい料理を変更したりしてまで安いお店に行くのは、やはり本末転倒かな?と感じます。

このご夫婦は、安く食事したり安く手に入れたりすることで生活が充実しているようなので、それはそれで批判はしませんが、私は安く手に入れたり安い食事をしたりしても、十分に満足できたことはほとんどありません。
やはり、値段に関係なく自分が本当に欲しいか、本当に食べたいかを考えて選ばないと、気持ちの上での満足は得られませんでした。

アプリで内食ドケチ(節約)術
野球選手兼監督の奥様と元プロ野球選手の旦那様が実施していたドケチ(節約)術は、月々定額で利用できる余剰食品(売れなかった食材や料理)を無料で貰えるサービスの活用。
スマホアプリを使用します。

今回紹介されたサービスは、月々1,980円で1日2回の受け取りが可能。
加盟各店で余剰食品が出ると、アプリ内にその内容(食品)と数量がアップされます。
利用者は、アップされた中から食品と数量を注文しますが、指定時間内に受け取りに行く必要があります。
余剰食品であるため、取り置きはできないのでしょう。
受け取り時間を経過した時点で、受け取り権利が他の人に移ってしまう仕組みなのでしょうね。
また、消費期限も関係していると思います。

とまあ、このアプリの紹介だけだったら良かったのですが、このご夫婦も本末転倒じゃないのかな?と思うのが、受け取りに行くお店が、通常は電車やバスを利用していく距離であるにもかかわらず、自転車で行くのです。
しかも、受け取り時間が決まっているので、猛スピードで自転車をこいでいました(苦笑)

旦那様はおっとりしている性格なのか、奥様の後を追うように走っているのですが、わざわざ自転車で遠方に食品を取りに行くことに、少し納得いかない表情をしていました(笑)
今回注文した品は、無事受け取ることができましたが、もし自転車で移動中に何かのトラブルに遭遇したら、食品も受け取れないし、時間も無駄になる可能性が高いので、結構ハイリスクだと思いました。
おまけに、このお二人はスポーツ選手ですから体力もあるでしょうが、普通に生活している方は自転車の利用はほどほどにしないと、健康を害すると思います(苦笑)

自転車移動も無料になるアプリの活用も、普通の節約術としてはいいのですが、ドケチ術のように遠方へわざわざ無料のモノを体力を消耗して取りに行くのは、節約の意図とは少し離れている気がします。
これも、自分の行動範囲内で、毎回利用しても差し支えないお店を決めて利用しないと、本末転倒になってしまいます。

今回ご紹介したサービスは、今のところ東京近郊までしか提供していないようですが、フードロスが問題視されている現代では、これから需要が増えることで、エリアが拡大されるでしょうね。

このサービス、私視点で利用価値があると思った点があります。
それは、フードロスの減少に貢献しながらも、将来年金生活で生活費がギリギリのときに、非常にありがたい存在になりそうだというところです。

私は、朝食と昼食を一緒に摂ることが多く、1日2食で終わることが多いです。
このサービスは1日2回利用でき、しかも月額1,980円となれば、他で食事を賄うことがあるとしても、1か月の食費が1万円以内で収まりそうです。
1万円の内訳も、少し贅沢をすることを想定しての金額ですから、もっと安く上がります。

このサービス、フードロスだけではなく貧困年金生活者も救うサービスだと思いました。

ドケチ(節約)術の実行がメインになってはダメ
他の曜日に放送されていて、主に女性の貧乏生活に密着する番組があります。
ここに出てくる普通の女性たちは、本当に給与や仕送りがギリギリの状態で、格安の物件を探し、安く買えるお店を探し、節約するための工夫を必死で考えて実行しています。
収入がない、あるいは収入が少ない、または目的があるが達成するためには多額のお金が必要など、生活に直結している節約術は、自分も参考にしたいし、私よりも大変な生活をして頑張っている人には、エールも送りたいし尊敬します。

しかし、収入はある程度あり、目的を達成する余裕もあるというのに、モノを安く手に入れることや通常よりも安く食事をすることが目的となっているドケチ(節約)術は、本当にお金で困っている人には実行できないことも多いです。
なぜなら、それはある程度裕福な人の道楽的な生活スタイルが見えてくるからです。

購入したいモノの通常価格が割と高額だったり、食事も正規価格が1万円前後だったりすると、まずそこからじゃないかな?と言いたくなります。
しかも、それ要らないのでは?と思うようなものを手に入れていたりすると、本当の節約って何だろうな?と考えてしまいますし、安いから、無料だからと言いながら、やたらと手を出している姿を見ると、節約している自分に酔っている自己満足感しか伝わってきません。

ドケチであることそのものは、否定する気も批判する気もありませんが、ドケチ(節約)行動が実際はさほど節約でもないし、むしろ無駄な行動になっているのに気付かずに続けていくのは、節約の意味を成していないと思います。
本当のドケチ(節約)術は、今の生活に必要があってこそ活きてくるはずですので、実行するだけになってしまっている人は、一度節約行動を振り返ってみたらいいかもしれません。


節約とケチは、実は少し次元が違うところで実行されるものだと思います。
裕福であっても節約することはあり、それは時間の使い方だったり限りある資源の使い方だったりします。
しかし、ケチはただお金に執着して、お金を使うこと自体を嫌い、お金を抱え込む行動だと思っています。
私は、自分に必要な節約は積極的に実行していきたいですが、自己満足するためだけにお金を抱え込むような生活はしたくないので、ドケチになることはこれから先もないだろうな、と思っています。

暑さ故か歳に由るものか

2019-07-28 | 日々の暮らし
土曜日は、午後から夜まで屋外へ外出していました。
帰宅後、疲れ切っていて入浴すらする気力がなく、シャワーだけで済ませ、日曜日は午前中ずっと寝ていました。
かなり疲れが溜まってしまったようです。

土曜の朝は晴れていたのですが、昼過ぎに夕立になると、その後はずっと曇り。
曇ってはいたのですが湿気と気温の高さで、とにかくちょっと歩くと疲れてしまうし汗は噴き出るしで、夜にはぐったりしながら歩いてました。
そろそろ、お墓参りとお掃除へ行かないといけないのですが、このような暑さだとお墓に行くのがツラいですね。
我が家のお墓は、山の斜面を整備した墓地にあるのですが、西日が当たるので行くなら午前中の早い時間にしないと、お参りも掃除も体力がもちません。

以前、テニス教室に通っていたのですが、体力的にも技術的にも少し辛くなってきたので、数年前にやめました。
その影響もあるのか、年齢に因るものなのか、体力が落ちてきています。
普通に生活する分には問題ありませんが、長い坂や階段が多い場所を歩くと、どっと疲れます。
息切れというよりは、身体が重いです...体重が増えたのも原因かもしれませんが(苦笑)

今の季節は、特に疲れがひどいです。
多少風通しのよい服装ならばいいのですが、きちんとした格好は本当につらい。
日本は、この季節になるとクールビズスタイルでお仕事をする人が増えましたが、いっそ沖縄のかりゆしやハワイのアロハで仕事をしてもいいルールになればいいと、個人的には思います。
日本の夏はここ数年、スーツなど着て外回りなどしたら、本当に健康を損なうレベルで暑いですよね。
浴衣や作務衣や甚平で仕事したら、ダメですか?(きっとダメですね)

私の疲れの原因が、歳に由る体力の衰えか暑さに耐えられる体質ではなくなったかは定かではありませんが、この季節に外をうろうろすると、眩暈や頭痛に襲われそうになる時があります。
体調が悪くなりそうだと思ったら、最近はすぐにカフェやファストフード店へ入ることにしています。
冷房と飲み物で、体力回復を図るためです。

近くに寄れる店がない場合は、とにかく自動販売機を探しています。
日本は自動販売機が多いので、暑さで倒れそうなときは助かりますよね。
ここ数年は、暑い日にどうしても外出しなければならない場合は、ちょくちょく自動販売機にお世話になります。

今の季節、お祭りや野外フェスへ出かける方も多いかと思います。
私はスポーツ観戦へよく行きますが、猛暑日は水筒に冷たい飲み物を入れていてもすぐになくなりますから、ペットボトル飲料を買い足すことも多いのです。
しかし、暑すぎて思考力も体力も低下した時は、ペットボトル飲料や水筒の冷たい飲み物もあまり役立ちません。
そのような時に、効果的に暑さと体力を回復する食べ物がある事を、数年前に発見しました。
これは、胃腸が弱っていない人限定の回復食なのですが、その食べ物の名前は...

かき氷(笑)

これ、私がある日野外でスポーツ観戦しているときの経験なのですが、暑すぎて応援する力も気力もなくなり、一緒にいた友人と話をすることすら辛い状態になり(友人も同じ状態)、このままだと熱中症で病院行く羽目になるのでは?と思った時に、なんとなくかき氷を食べたら少しマシになるかもしれない、と思ったことが発端です。

近くにあったかき氷屋は、少し豪華なかき氷(フルーツやジャムがトッピングされているかき氷)を売っていたので、甘酸っぱいかき氷をオーダーして、無心で食べました(笑)
その時は、本当に気休め程度で食べたのですが、結構な量のかき氷とトッピングしたフルーツの効果か、頭が冴えてきて火照っていた全身からスーッと熱が引いていく感覚になり、食べ終わった数分後には、応援する元気も出てきて、思考力も戻ってきました。

かき氷、暑さでどうしようもなくなったときにはおすすめです。
胃腸が弱っている方は避けた方がいいかもしれませんが、背に腹は変えられない状態に陥ったら、氷を口の中でゆっくり溶かしてから飲み込むといいかもしれません。

おそらくなのですが、思考力が戻ったり身体の熱が引いていくような感覚になったのは、氷で口の中を冷やすことによって脳が刺激されたためだと思われます。
ですから、氷を口の中に入れているだけでも、効果はあるかもしれません。

今年は冷夏だと聞いていたのですが、各所で猛暑日を記録しています。
急に体調が悪くなったときにできるセルフケアを知っておくことは、これからの日本では必要なことかもしれません。
私も、かき氷以外の猛暑対策を考えておかないといけませんね。
かき氷屋は、そんなにたくさんありませんから(笑)

特別な時に着る服の話

2019-07-26 | 日々の暮らし
前回は、服選びと洗濯の話をしましたが、今回は関連して特別な日に着る服をどのくらい持っているかの話をします。

外出用(普段着&仕事着)と部屋着
前回、服選びと洗濯の記事内で、持っている外出用の服が何着程度あるかを書きました。

そのほかに部屋着用として持っている服が、

 ジャージ下 1本(オールシーズン)
 夏用ロングワンピース 2着
 冬用裏起毛パンツ 2着
 部屋着専用Tシャツ 6着(半袖4枚、長袖2枚)
 ユニクロのリラコ 3本

ですね。
正直、部屋着と寝間着が兼用だったりします。
本当はパジャマやネグリジェを着て寝る方がいいらしいのですが、私は長年部屋着で寝ています。
よほど汗をかかない限りは、朝起きてから外出するまで着替えません。
あと、パジャマがあまり好きではありません。

特別な日用
30代くらいまでは、特別な日と言えば招待された結婚式が多かったのですが、40代に入ると途端に葬儀が増えます。
結婚式も葬儀も、いつもと同じ服を着て行くわけには行きません。

若い頃は、結婚式用に成人式で着た振袖と、少し高価でドレッシーなワンピースを持っていました。
つい最近、振袖は貰ってくれる人がいたので譲りました。
かれこれ30年近く持っていたけれど、着たのは成人式を含めて5回ぐらいかな?
元が取れたかどうかは、調べていません(笑)

ドレッシーなワンピースは、20代→30代→40代と、歳を重ねるごとに買い替えていましたが、今はもうそういう場に着て行く服は持たないことにしました。
いちいち、年齢と体型に合わせて買い替えてたらお金もかかるし、あればクローゼットの中で邪魔になるし、いつ着るかもわからない服を持つ理由がそもそもないのでは?と。
ですから、今後結婚式に呼ばれたら、レンタルすることにしました。
今は、いろいろな服がレンタルできるので便利ですよね。
私が若い頃は、本当に高級な服しかレンタルが存在しませんでしたから、ドレッシーではない服もレンタルやシェアが当たり前な時代になって、正直羨ましいです。
私が何度も買い替えていたのは、なんだったんだろう?と思います(苦笑)

もうひとつの特別な日は、葬儀への参列日。
年齢に関係なく持っておくべき服が、喪服です。
しかし、これも体型が変わると買い替えないといけないアイテム。
デザインも、ターゲットにしている年齢が一応はありますが、基本的にシンプルなデザインを選んでおけば、年齢に関係なく着られます。
体型が変わらなければ...

私は、20代から今日に至るまで、かなり体型が変化してきました。
ですので、喪服を何度も買い替えています。
40代に入ってから、着れなくなった喪服は処分して、黒のスーツで代用していました。
黒のスーツは、派遣社員時代に派遣先へ挨拶に行くために持っていたのですが、半年前に派遣社員をやめたためと、一年くらい前から太りだしサイズが合わなくなったので、処分しました。

さて、黒のスーツを処分したまでは良かったのですが、葬儀への参列はいつも突然やってきます。
新しい喪服は、早めに用意しておかないと困ってしまうと思い、何度かフォーマルウェア売場へ足を運ぶも、値段が高すぎたり、デザインがいまいちだったり、サイズがなかったり...
結局、新しい喪服を買わないまま、時だけが過ぎていきました。

そんな時にふと、喪服もレンタルがあること思い出しました。
早速、近隣の喪服レンタル店をネット検索。
住所が一番近い店のサイトをブックマークし、葬儀参列する際に選ぶデザインとサイズの確認をしておきました。
これで、喪服も慌てずに準備することができます。

家の中で見つかった喪服
喪服のレンタル先を見つけてホッとしていたころ、なんとなく母の洋服ダンスにある服を確認していました。
今後、処分する服の着数確認です(笑)

一着ずつ確認していると、黒くて少し上等な生地のセットアップがありました。
おや?これ、もしかしたら喪服?と思い、カバーを外して詳細確認。
しかし、ボタンが金色で喪服ではなさそうだ、と思った矢先にボタンの付け方がおかしいことに気が付きました。
実は、お祝いの席でも忌事でも着られるように、ボタンの付け替えがワンタッチでできるセットアップでした(笑)

試着してみたら、サイズは合いました。
母が買ったようなのですが、他にも喪服はあったので着る機会がなかったのでしょう。
今の母では、着ることが無理なサイズなので、黙って私のクローゼットへ移しました(笑)
幸い、まだこれを着る機会は訪れていないですが、デザイン的にもシンプルなので、今から数年間は着用できそうです。

果報は寝て待て?
かなり昔に読んだ本に、
「必要なモノは何もしなくてもやってくる」というようなことが書かれていました。
著者の奥様が常にそういう考え方をなさるそうで、例えば日常的に使っていたモノが壊れたときに、何も考えずに買い替えようとする著者に、別にしばらく無くても困らないモノだし、本当に自分たちの生活に必要なモノであれば、むこうからこちらへやってくるはずだから、買い替えはしないでおこう、と奥様が提案します。
著者は、無くても困らないけどあった方がいいから、買いたくて仕方ないのですが、奥様に言われたとおりに買わずに過ごしていました。

ある日、知り合いからあるモノを譲るから貰ってくれないか?と言われます。
それが、まさに壊れたけれど買い替えを我慢していたモノと同じモノだったのです。
しかも、ほぼ新品で譲ってくれるとのこと。
知り合いの方が言うには、懸賞かなにかでそれが当たったけれど、知らずに同じモノを買ってしまったので、ダブってしまったらしいです。

奥様にはスピリチュアルな能力があるのではないかと疑うくらい、絶妙のタイミングで譲ってそれをもらうことになった著者は、その出来事があってから、
「必要なモノは何もしなくてもやってくる」
という奥様の考え方を肯定するようになり、買い物の失敗がなくなった、というのが前半の内容だったと思います。

この話と私の喪服の話が同じだとは言いませんが、喪服が必要だと思っている時期に、偶然母の服の中から喪服でも着られるセットアップが見つかったのは、いろいろな手間が省けたという点で、同じ原理が働いているかもしれないと思いました。


今回は、特別な日に着る服について書きましたが、最後は何故かスピリチュアルっぽい話になってしまいました。
本当に言いたかったことは、特別な日に着る服をわざわざ所有しておく必要はない、ということ(笑)
今はレンタルが充実しているので、それこそ高級なモノは誰かとシェアすることが、モノを減らす意味でも重要な行動だと思ったので、今後はレンタルできそうなものはすべてそうしようと思っています。

服選びと洗濯

2019-07-25 | 日々の暮らし
久しぶりの快晴で、お洗濯が楽しい日でした!
あ、私は部屋干し派でした(笑)

昨日、春先にクリーニングをお願いしていた冬物が仕上がったとの連絡があり、受け取りに行きました。
最近は、季節が終わった服は受け取りを先延ばしにしてくれるサービスがあるので、衣替えがしやすいです。
クリーニングに出す服は大体決まっていますが、服を買う時は洗濯タグに水洗い可能のマークが付いている商品を選び、なるべく家で洗濯するようにしています。

服選びの基準
歳を重ねると、いままで考えられなかった肌トラブルに見舞われます。
私の場合、数年前から長袖の季節になると二の腕がかぶれるようになってきました。
最初は乾燥がひどくなっただけかと思い、二の腕に保湿クリームをたくさん塗って対処していたのですが、ある日ふと、もしかして着ている服の素材が影響しているのでは?と思い、その日からコットン100%の服を着るようにしました。
結果的には、保湿とコットン100%で少し改善が見られました。

しかし、その日から持っている長袖服の素材をすべて調べてみたところ、一番肌に密着するヒートテックをすべて処分する羽目になりました...
他にも、ポリエステル素材や混合素材を排除していったところ、冬に着る長袖カットソーやTシャツが3着ぐらいに減ってしまいました(苦笑)
今から冬に向けて、コットン100%の服を揃えていかなくてはなりません。

服選びは、以前から洗濯タグをみてから買うようにしています。
いままでは、水洗い可のマークが付いている服を選ぶようにしていましたが、今年に入ってからは、素材も見なければならなくなりました。
見た目が気に入っても、水洗い不可やコットン以外の服は、買わないようにしました。

ただ、直接肌に触れないアウターやワンピース(インナーが必要なタイプ)などは、コットン素材ではなくても今のところ大丈夫のようなので、まだ処分せずに残しています。
また、ボトムスもコットンではなくても大丈夫みたいですが、肌トラブルが出てきたら再考しないといけません。

年齢に合わせてシフトする大変さ
50歳を過ぎると、若い頃に着ていた服は着られません。
センスが古いし、いくらレトロブームで昔のファッションが再流行したとしても、若い子がお母さんの服を今風に着こなすことと、自分が着ていた服を数十年ぶりに着るのとでは、おしゃれ感がまったく違います。

少し前に、バブリーダンスが流行りましたが、バブル期に流行したボディコンスーツを女子高生が着てダンスしている姿をみて、センスは古くても若い子が着るとしっくりくるものだなあ、と思いました。
しかし、もし今の自分が着ても似合わないだろうとも思いました。

芸人の平野ノラさんにバブリー衣装が似合っていたのは、あの方はネタとしてご自身にフィットするように衣装もお化粧もなさっていたからだと思うのですが、おそらくボディコンスーツは20代から30代前半の方に似合うようにデザインされていると思います。

考えてみたら、若い頃に買った服は若い自分に合わせて買った服ですから、50過ぎの自分が着たら痛々しいだけで終わってしまいます(苦笑)
年月を重ねた顔や体型が、結局似合わなくさせているのですね。
少し手を加えて、今の年齢に合うようにリメイクする手もありますが、そこまでして着る方は少ないと思います。
高価だったボディコンスーツは、おそらくタンスの中に展示している状態だと思います(笑)

バブル期が終わったのは、私が大学を卒業するころでした。
既にボディコンは廃れていて、DCブランドがもてはやされる時代になり、社会人になった私も、当然流行には乗りました。
その後さまざまなファッションが時代ごとに流行していったので、私もその流行に合わせて服をシフトしてきました。
時代ごとに買いそろえた服は、今はもう1着も手元に残っていません。

私が30代半ばの頃には、ナチュラル志向やシンプル志向のファッションが流行り始め、このころから年齢や性差に関係なく着られる服が増えてきたので、私の服もシンプルなデザインが増えていきました。
しかし、40代に入ったころから、自分に似合うファッションがわからなくなり、なかなか服を買えない時期がありました。
幸い、あまり年齢を選ばないシンプルな服が増えていたので良かったのですが、このころから洋服を買う際はかなり時間をかけるようになっていましたね。

持論ですが、40代が一番ファッション的に迷う時期かもしれません。
50代のファッションにはまだ早いけど、30代に似合うファッションは少し違うような気がする。
雑誌やテレビで紹介される40代ファッションも、実際自分が試着してみると何か違う。

原因はおそらく、着用しているモデルが実年齢より若く見えるから。
体型や顔の美しさは関係なくて、40代前半は30代のファッションでいけても、後半だと30代のファッションは結構無理が出てきます。
若見えするタイプの方はいいと思いますが、実際の40代は見た目が30代に近い方と50代に近い方が混在しています。
なぜかわかりませんが、日本の場合、50代ターゲットのファッションはイメージががらりと変わりますから、老けた印象を与えがちです。
51歳の自分が、その50代ファッションで満足できるかというと、正直好きになれないセンスを感じていますから、40代の方はなおさら着るのを躊躇するだろうと思います。

年齢や時代に合わせて服をシフトしていくのは、結構な労力を使うしお金もかかるのですよね。

51歳の私がこれから着る服
50代に入っている今、普段着はカジュアル&シンプルなモノを所有するようにしました。
そして、将来的にはクローゼットの中をワンピースのみにしたいです。
パンツスタイルも嫌いではないのですが、これから先どんどん体型が変わっていく年齢だと思うので、パンツスタイルよりはワンピースの方がつぶしが利くかと思っています。

今現在持っている服は、部屋着を除いて、

 ブラウス5着(オールシーズン3、夏モノ2)
 パンツ4本(オールシーズン、デニム、夏モノ、秋モノが各1ずつ)
 スカート2着(春夏モノ1、夏モノ1)
 ワンピース10着(春夏モノ3、秋冬モノ3、インで着用4)
 カットソー6着(半袖2、長袖2、七分袖2)
 インナー用タンクトップ3着
 ジャケット1着

オールシーズン用のブラウス2着と春夏モノのスカートとジャケットは、仕事やかしこまった席に着て行くために持っていますが、年齢的に似合わなくなってきていますから、思い切って処分して新しく買い替えた方がいいかもしれません。
ワンピース以外の服は、処分しながらワンピースへシフトしていきます。

理想としているのは、春夏用5着、秋冬用5着、オールシーズン用2着、計12着のワンピースをメインに、重ね着の際にインに着用する服が5着ほどを着まわす感じ。
部屋着と兼用できるデザインであれば、なおのこといいですね。
いちいち着替えるのは面倒ですから(笑)


年齢を重ねれば重ねるほど、服選びのむずかしさを感じています。
しかし、何を着ようか、どれを買おうか、と迷うのは面倒だし時間がもったいない気がします。
故に、クローゼットの中身をシンプルにして服選びの面倒をなくし、時間も有効に使いたい。
私にとっては、これも終活と老後の準備の一環なのです。

シャトルシェフとスロークッカーの比較

2019-07-24 | 日々の暮らし
スロークッカーを発掘して、カレーを2度、カボチャの煮物を1度作りましたが、スロークッカーを発掘するまでは、サーモスの真空保温調理器(シャトルシェフ)を使って、煮込み料理を作っていました。

スロークッカーのメリットとデメリット(現時点)
スロークッカーは、まだ3回しか使っていませんが、現時点で私が感じるメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット
 ・調理を始めたら(スイッチを入れたら)数時間後まで放置しておける
 ・保温機能でずっと温かい状態で食べられる
 ・煮崩れしない
 ・焦げ付きがない
 ・ガス代がかからない

デメリット
 ・内鍋が重たく洗うのが億劫
 ・汁が出る料理の場合、鍋底に少し残ってしまう(掬いきれない)
 ・電気代が不安になる
 ・食材の食感を活かした調理には、やや不向き
 ・材料を炒めるときは、別の鍋かフライパンを使用しなければいけない
 ・外鍋も熱くなるので、傍に何も置けない
 ・我が家では据え置きスペースがないので、いちいち片付けなければいけない(重たいので出し入れが少し苦痛)
 ・すぐに食べたい時は使えない

スロークッカーを愛用している方のSNSを拝見すると、朝材料を入れてスイッチを入れ出かける(仕事に出る)と、帰宅するまでに調理が終わっていて楽だとありました。
私は、朝の時間はすることをなるべく減らしたい性質なので、朝から材料を準備したくはありません。
朝にスイッチを入れ、夕方に出来上がる、という流れを実行するとなると、夜のうちに材料をすべて用意して鍋に入れておき、翌朝にスイッチを入れることになると思います。
しかし、衛生的なことを考えると、夜準備した材料を朝まで放置するのは、少し心配です。
となると、夜に材料を仕込んでスイッチを入れて、朝に出来上がっている方が、私に合うやり方かもしれません。

今は無職なので、お昼前に材料を仕込んで夕食に頂くようにしていますが、もし仕事を始めたら、後片付けも含めて使わなくなる要素は多いかもしれません。

真空保温調理器のメリットとデメリット
シャトルシェフは使い慣れているので、改めてメリットとデメリットは考えたことがありませんでしたが、スロークッカーと比較して考えてみました。

メリット
 ・電気代がかからない
 ・保温器(外鍋)の外側が熱くならない
 ・電源が不要なのでどこにでも置ける
 ・ある程度までは自分で調理するので、材料によって火の通りを調節できる
 ・鍋底に汁や材料を残さずに済む
 ・保温中は放置しておけば料理が出来上がっている
 ・焦げ付かない
 ・すぐに食べたい時は普通の鍋として使える
 ・洗うときは普通の鍋と同じなので気にならない
 ・材料を炒めることができる

デメリット
 ・ガス代がかかる(ガス調理時間は短い)
 ・保温調理する前に材料へ火を通しておく必要がある
 ・長時間の保温はできない(時間が経つと冷める)ので再加熱が必要
 ・保温前の調理時間が短いと材料に火が通りにくい
 ・据え置きする場所がないので都度片付ける必要がある

今のところ、このような感じでしょうか。
シャトルシェフの場合、まずガス調理を数分する必要がありますから、材料を入れたら放置というわけにはいきません。
キッチンに立つ時間の長さから考えると、スロークッカーの方が行動の自由度が高いです。
しかし、シャトルシェフも保温器に入れてしまえば行動の自由は確保されます。
なにより、内鍋が普通の鍋なので、モノを減らす観点に立つとシャトルシェフの方が応用できて便利です。

もう少し時間をかけて考えてみよう
調理にかかる手間を中心に考えると、シャトルシェフの方がガス調理する点で少し手間がかかります。
時間の使い方としては、どうだろうか?と考えると、どちらも変わらないかもしれません。

スロークッカーの場合、仕上がり時間からの逆算が最短でも4時間です。
私がチャレンジしたカボチャの煮物は、5時間ぐらいでかなり柔らかくなりました。
少し歯ごたえが欲しい場合は、4時間くらいがベストでしょうか。
それこそ、朝スイッチを入れて夕方帰ってきたら、そのまま他の料理を作り始めて、食べるときにスロークッカーの料理を盛り付けたらいいだけ、という使い方なら、断然スロークッカーがいいかもしれません。
他のメニューが短い時間で仕上がるのであれば、帰宅してからの食事の準備が短くて済みます。
ただし、朝の仕込み時間を考えると、繰り返しになりますが、私は朝の仕込み時間を省きたいです。

シャトルシェフの場合は、ジャガイモの煮物もカレーも1時間くらいで調理が完了します。
食べる1時間前に調理に取り掛かり、保温している間に他の料理を作れば、1時間以内に数品の料理が出来上がります。
帰宅してから取り掛かることを考えると、その1時間は苦痛に感じるかもしれません。

時間の使い方で、もう一つ考えなければならないのが、片づけ(洗う)時間です。
どちらも洗うという点では同じですが、スロークッカーはとにかく重たい!(苦笑)
重たいので、すすぎに時間がかかります。
その点、シャトルシェフは普通の鍋なので、すすぎも苦になりません。

比較すればするほど、どちらが私の生活に合っているのかわからなくなってきます(苦笑)
ただ、シャトルシェフの方が使い慣れている分、利用方法が身に沁みついているので、手際がいいということはあるかもしれません。

最後はどちらも残しません
どちらも一長一短なので、最終的には消去法を使って、残ったメリットで決めることになりそうです。
ただ、私の最終的な判断はあくまでも“終活”のためには、どちらを残すべきか?です。
ですから、最終的にはどちらも処分対象です。

老後は、時間をかけた調理はしない予定です。
煮込み料理が食べたくなったら、外食かデリカテッセンかレトルトか缶詰か。
とにかく、老後は自分で煮込み料理を作りません

書いていて気が付いたのですが、私はそもそも煮込み料理はそんなに食べません。
好きですが、食べる頻度が少ないです。
一番食べるのは、焼いたり炒めたりする料理です。
調理時間も短くて済むし、作る量も自由度が高いですから、それこそ私向きな料理方法ですし(笑)
煮込み料理は、1人分を作るのが難しいですよね。
というか、1人分を作った経験がありません。

そう考えると、おのずと答えが見えてきたような気がします(笑)
いろいろ考えて、結局最後はどちらも捨てることになるなら、先に捨てるのはスロークッカーです。
なぜなら、重たいから(笑)
歳をとって力がなくなったら、重たい鍋は洗えないし、捨てに行くのも億劫になります。
あとは、いつ捨てるか?
そうですね、半年以上使わなかったら、もう捨てましょう。

さて、私は今後の生活で、シャトルシェフとスロークッカーのどちらを多く活用するでしょうか?
結果は、半年後?一年後?(笑)

母のモノを処分したり移動したり

2019-07-23 | 日々の暮らし
母が使っていた、7段小引き出し(隙間収納)の中を処分しました。

母の悪い癖
母は、何でも引き出しに入れてしまう癖があります。
机や棚の上にモノを出しっぱなしにするのが嫌いで、私が幼い頃から何かが散らかっていると、すぐに引き出しやタンスの中に片付けていました。

部屋は片付いていて、とてもいい習慣のように感じますが、厄介なのが“カテゴライズできない人”だという点なのです。
片付けられたモノは、一見するとカテゴライズされているように見えます。
ところが、違う引き出しを開けると、そこにも同じようなモノが入っています。
一応のカテゴライズはしているけれど、そのエリアがあちこちにあるのです。

例えば、大事な書類やお知らせのはがき。
ひとつの引き出しに入れるのですが、書類自体のカテゴライズはしていないので、あらゆるジャンルの書類が入っています。
その引き出しがいっぱいになると、空きに余裕がある別の引き出しに入れ始めます。
しかし、別の引き出しには違うカテゴリーのモノがもともと入っているわけです。
この段階で、カテゴライズしていたはずの引き出しは崩壊が始まります。

もうひとつ悪い癖があり、とにかくモノを捨てることを面倒くさがります。
本当はもういらないモノだとわかっているのに、捨てる動作が面倒くさいのです。
普通のごみならいいのですが、しまっておいて使わなくなったものなど、わざわざ出して捨てなければならないことを嫌うのです。

この悪い癖ふたつが重なると、モノが増えてどこに何があったかわからなくなるという、最悪な状況が出来上がります。

処分にブレーキがかかるとき
モノを処分することを面倒くさがる母は、いざ私が母のモノを処分する許可を得ようとすると

「まだ使う」
「キレイ(未使用)だからとっておく」
「いつか使う」
「高かったから捨てたくない」

いかにも、片づけられない捨てられない人が言いそうなこと言うので、正直苦笑いするしかないですよね。
こういうことを言い始めたら、私の処分活動にブレーキがかかります。
心の中で舌打ちしながら、一応処分せずにとっておくことにしますが、忘れた頃にコッソリ捨てることもあります。

もちろん、高級なモノやないことがバレたら大騒ぎになるようなモノは捨てませんが、例えば何かを買った時のおまけやノベルティは、そもそも無くても困りませんし母も存在を忘れていますから、さっさとごみ箱へ。
時には、母の目の前で、母ブレーキが作用しない速さで捨てることもあります(笑)

小引き出しの中身を処分
まさに本日、母の目の前で、母が使っていた小引き出しの中身を全部出して、8割ぐらい捨てました。
残りの2割のうち、1割は必要なモノで1割は母が捨てたら気分を損ねそうなモノなので、違う棚や収納に移動しました。

この小引き出しに関しては、母も不要品がたくさん入っている自覚があったようで、3段ぐらいは空にしていたのですが、残りの4段が、やはりカテゴライズされていない状態でモノが入っていました。
やたらとあるヘアピン、包帯やガーゼといった衛生用品(他の引き出しにも入っています)、電源タップ数個、電池、古い写真1枚、数年前のお知らせ系ハガキや書類、ノベルティらしきモノ...

まずごみ箱へ入れたモノが、使わないと思われるヘアピン、保管しなくても大丈夫そうなハガキや紙類、ノベルティらしきモノなどです。
そういえば、きれいな4つ折りの宅配ピザチラシも入っていましたね...
母よ、なぜ、きれいに4つ折りにして引き出しに入れたのか?

捨てずに他の収納に移動させたモノは、衛生用品(袋に入っていたので使えるはず)、電源タップ、電池、古い写真(多分母方の祖父母の若い頃の写真)、若い頃に父から母へ宛てた手紙もありました。
ただ、電源タップは今になって要らないような気がしてきました。
なぜなら、タップが必要な場所では既に使っているし、この先固定して使う家電品は購入しないと思うので。

空になった7段小引き出しの行先
空になった小引き出しは、実は私が使いたくて譲ってもらいました。
今、私の部屋にあります。

私が使っている机は、引き出しがない折りたたみ式です。
机をたたむことはほとんどありませんが、模様替えや処分するときに一時的にコンパクトになるので買いました。
引き出しは、これまで部屋にあるローチェストに小さ目の引き出しが付いていて、そこを利用していたのですが、どうも使い勝手が悪いのです。
模様替えしようと思うと、机の位置とローチェストの位置を離すことができないのも難点でした。

ふと、母が使っていた小引き出しの存在が役に立ちそうな気がしたため、今回引き出しの中を処分することにしたのですが、まあまあ成功です(笑)
これで、ローチェストと机を離して設置しても問題なくなりました。
今月中に、今度は私の部屋の模様替えに着手する予定です。

処分や整理をすると次のターゲットが見えてくる
実を言うとこのローチェストもかなり以前から中のモノを処分してきたので、半分以上が空いている状態です。
今後の計画としては、中にあるモノを処分するか移動させるかして中を空にし、母の部屋に移動させて、母が日常的に着る服と下着を入れるようにしたいのです。

今、母が使っているチェストは140cmぐらいの高さですが、腰が曲がってきていて上の方のモノを取るときに少し辛いようなのです。
かといって、一番下も腰を落とすのが辛い様子ですが、ローチェストの上半分だけを使うようにしたら、母の負担も少し軽減されるのではないかと思っています。

また、将来自宅介護になった場合も考慮したら、母の寝ている部屋にローチェストがあったほうが、使い勝手が良いような気がします。

まだ、使用領域が半分ぐらいありますが、他の収納場所へ移しても問題ないようなモノがかなりあります。
そもそも、なぜ自分の部屋にこれを置いているのかな?と思うモノもあるのですが、なぜもっと早く気が付かなかったのでしょうね?
惰性で入れていて、他の場所に移すことを思いつかなかったのでしょうね。
これが、なかなかモノが減らない原因ですが、今回小引き出しを私の部屋に移動させたことで、次にすべきことが見えてきたので、不定期でもいいから整理とモノの処分はした方がいいですね。


今回処分したモノは、小さいごみ袋に全部入れてもまだ余裕がありました。
まだまだ、袋の中に不要品を入れるスペースがあるので、明日も処分活動に勤しもうと思います!

処分したモノと買ったモノとスロークッカーのこと

2019-07-22 | 日々の暮らし
一般ごみ回収日の前日は、とりあえず捨てるモノを探します。
本日は、壊れてしまったファイルケースとやたらと重たい素焼き風のボウルなどを捨てました。

ファイルケースは紙製で、100円均一店で購入したモノです。
昨日、書類を出し入れしていたらクラッシュしました。
紙製なので、ボンドか接着剤を使えば修繕可能なのですが、代わりになるモノがあったのでサクッと処分。
重たい素焼き風ボウルは、おそらく何かのノベルティだったのではないかと思います。
スヌーピーのイラストが、さりげなく入っているデザインなのですが、重たい上に内側にシミが付いていて、洗って使う気もないので処分。
他にも、耐熱性ガラスのフタ、揃っていない小鉢、大きいおろし皿、貰ったけど使わないバスソルトを処分しました。

不要な食器やキッチン道具は、週に2回ある一般ごみ回収日に少しずつ処分するので、かなり減ってきました。
先週は、やっと食器棚の下半分を空にしました。
食器棚が2台あるうちの1台分です。

数ヶ月前から、不要とジャッジした食器を食器棚の下半分へ移動させて、処分待機させていたのですが、本日からやっと、もう1台の食器棚に着手できたので、やや達成感がありました(笑)
空っぽにしたら、違う棚に入れていたモノを食器棚の下に移す予定です。
本当は1台処分したいのですが、粗大ごみへ依頼する必要があるので、ひとまず食器棚の中だけをひたすら処分しています。

バスソルトは以前頂いたのですが、マンションのお風呂にバスソルトを使うと排水口が詰まってしまう場合があるとのこと。
誰かに譲ろうかとも思いましたが、バスソルトを使いそうな知人が思い浮かばないので、捨てることにしました。
こういう場合は、フリマサイトで出品すれば貰い手も見つかるのでしょう。
しかし、登録したり写真を撮ったり説明文を書いたり、梱包や発送手続きも、せっかちな性分の私は、買い手がつくまで待つことができません。
少しでも早く不要品を自分のエリアから遠ざけたいので、要らないと思った瞬間からごみ箱です。

買い物にも行ってきました。
買ったのは、食料品とサプリメントです。
全てキャッシュレス決済したので、小銭が増えずに済みました。

サプリメントは貧血改善目的で、飲んでいる間は貧血が解消されます。
以前、ヘモグロビンの数値が正常値になったので一旦止めていましたが、やめた途端に数値が低くなったので再開しました。
調べてみたら、数値が正常値に戻っても、身体の中でヘモグロビンを自給自足する土台ができていない状態だと、再び数値が下がるらしいのです。
私の身体は、まだヘモグロビンを自給自足できない状態のようなので、サプリメントは必需品です。

そういえば、選挙が昨日終わりましたが、消費税は予定どおり10月から10%になりそうですね。
これからは、ますます不要品を増やせなくなりました。
まあ、そもそも不要なモノを買うべきではないのですが(笑)

今週は、お菓子を買わないチャレンジもしています。
一か月前に母が血液検査をしたのですが、先週結果を受け取った時に医者から、甘いものと塩分を控えるように言われたので、とりあえずお菓子をしばらく買わないでおこうと思います。
あると、つい食べてしまいますからね。

糖分カットのお菓子やパンも販売されていますが、食べてみておいしいと思ったことがないので、まずいと思いながら食べる我慢より、いっそ食べない我慢を選びました。
母も、糖分カットの食品は嫌いなようで、残しますし手を付けません(笑)
糖分というのは、人に“おいしさ”を感じさせる成分だということがわかりますし、中毒性があるのも納得です。
余談ですが、中世ヨーロッパの王族や貴族の死因は、贅沢な食事と砂糖をふんだんに使ったお菓子の食べ過ぎで、生活習慣病が原因の合併症だった可能性もあるらしいですよ。
真偽のほどはわかりませんが...

最後に、スロークッカーの使用感のご報告です。
以前、『不要品判定して処分』という記事の中で、スロークッカーが出てきたので使ってみたお話をしました。
その後、カボチャの煮つけも作ってみましたが、煮崩れしない点は評価に値しますね。
あと、朝に仕込んでほったらかしておいたら、夕飯のおかずができているのもいいです。
ただ、我が家は置きっぱなしにするスペースがなく、いちいち片付ける必要があります。
おまけに内鍋が重たくて、洗うのが大変です。
あと数回使って、処分するかどうかを判定したいと思います。

キャッシュレスと銀行ATMに関する記事について

2019-07-21 | 日々の暮らし
気になる記事を読みました。

『銀行ATM、世界で減少 キャッシュレス決済普及』(日本経済新聞WEB版 2019年7月21日 会員限定記事)
※全文を読むには、会員登録の必要があります。無料登録もできます。

内容としては、キャッシュレス決済の普及により銀行ATMが減少傾向にあるというデータの記載、キャッシュレス決済やフィンテック普及に伴う銀行インフラ縮小の現状、今後の金融サービスと対応策の必要性などが記載されています。

難しい経済の話は、私もなかなか理解できませんが、素人庶民なりに気になった部分があったので、今回はキャッシュレス決済と銀行ATMについて、私の考えや現状をお話します。

身近なキャッシュレス決済の現状
私が日常的に利用する店舗やサービスで、キャッシュレスが進んでいるところは多いです。
ここ数年で、いろいろな決済方法が導入されました。
しかし、現金でしか支払いができないところもたくさん残っています。

例えば、昔ながらのお店が並ぶ市場。
新規店舗や店主が若い世代に交代しているところは、徐々にキャッシュレス化を始めているようですが、おそらくクレジットカードさえ使えないお店が、まだ多くあると思われます。
理由はおそらく、レジの買い替えやキャッシュレスに伴う諸々の手続きが煩雑で手が回らないためでしょう。
昔ながらのレジを使っている店舗も多いです。

また、新規のお店でも、郊外に出店している小規模店は、初期費用を抑えるために現金しか扱えないレジを使っていることが多いです。
トライアルで出店している場合も同じです。
ステキなお店が増えると楽しいですが、現金しか使えないとなると、最近の私は少し行くのを躊躇してしまいます。

とはいえ、キャッシュレス決済が可能な店舗やサービスは劇的に増えています。
地域の主要駅の周辺は、ほとんどの店でキャッシュレス決済が可能です。
一見すると、キャッシュレス決済だけですべての支払いが完了しそうです。

ところが、キャッシュレス決済方法が多様にあり、それぞれの店舗やサービスで使える決済方法は、バラバラです。
何種類もある決済方法の1つしか利用できないところも、非常に多いです。
そのため、結局現金で支払わざるを得ない状況になっている方も多くいるかと思われます。

私の近所にあるスーパーは、独自のプリペイドカードを発行しているので、キャッシュレス決済方法はクレジットカードと独自のプリペイドカードのみです。
客を取り込むための方法だと思いますが、ここまでキャッシュレス決済方法が多様化している今は、他の決済方法も導入しないと集客が減ってしまうかもしれませんね。

日本経済新聞の記事の中では、中国でスマホのQRコード決済が普及し、若者が財布を持たずATMも利用しなくなってきたと記載されています。
決済だけではなく、チャージや入金もすべてスマホでしているのでしょう。
今は、銀行残高の確認や資産運用にもスマホが使えますから、現金を持ち歩くより安全なのかもしれません。

日本では、まだまだ現金が主流のように感じます。
少なくとも、私の周りでは現金を財布から出す風景は、日常的にあります。

私のATM利用頻度
ATMは、月に2度くらい利用しています。
利用するのは、貯金のためと生活費の引き出しです。
理由があって、給与振込口座と貯金する口座を分けていて、貯金分を別口座へ移動するために一度現金を引き出しています。
また、使っているプリペイドカードは現金を専用の機器でチャージしなければならないので、常に現金をいくらか持っておく必要があります。

現状、私の場合は銀行窓口がなくなっても困りませんが、ATMはなくなると困ります。
個人的には、すべてキャッシュレス決済にしたいと思っているのですが、なかなかできないのでもどかしいです。

私のキャッシュレス決済
現在進行形で、なるべくキャッシュレス生活をするチャレンジをしています。
チャレンジしてはいるのですが、今週現金を使わざるを得ない状況が、すでに数回ありました。

まず、100円均一店での買い物。
今持っている小銭を減らしたくて、現金支払い。
もし、小銭を持っていなかったら、おそらく買い物はしていなかったと思います。

次が、母の病院代。
個人病院なので、キャッシュレス決済は導入されていません。
これが、大きな総合病院だと、クレジット払いができるのですが...

それから、イベント会場で出店しているお店での買い物。
これも、現金決済のみです。

あと、カルディで買い物をしたときも、小銭を減らすために現金払いをしました。
というより、持っていた小銭の金額内で収まるように、買い物をしました(笑)

もうひとつありました。
友人と食事をしたときの支払いです。
その時は、私が奢ったため、クレジット払いをしても良かったのですが、レジにカード使用可の表示を見つけられず、使えなかったら恥ずかしいので、現金で支払いました。
もう少し、勇気を持ってカードを出せたらよかったのに...

キャッシュレス生活にチャレンジしているはずなのに、まったくキャッシュレス生活になっていません(苦笑)
唯一キャッシュレス決済ができているのは、近所のスーパーの買い物だけです。
やはり、お店側がはっきりとキャッシュレス決済の可不可を示してくれないと、なかなか実行できないです。

私が感じるキャッシュレス化の壁
私が感じるキャッシュレス化の壁ですが、まずはユーザー目線で考えます。

 ・キャッシュレス決済を導入していない店舗やサービスがまだまだ多い
 ・私と店舗の間でキャッシュレス決済のマッチングができない
 ・可能なキャッシュレスサービスの種類がわかりにくい店舗が多い
 ・キャッシュレスサービスが多すぎて取捨選択ができない状態
 ・オールキャッシュレスにしようとすると何種類ものサービス登録をする必要がある
 ・すでに持っているキャッシュレスサービスだけでは無理がある
 ・スマホ決済の場合、キャリア変更や機種変更する際にアプリのバックアップと更新が面倒

以上が主な壁になるでしょうか。

種類の多いことが大きな要因かとも思うのですが、とにかく使いたくても使えない状況が多すぎます。
数種類のサービスに登録しておこうか、と考えるときもありますが、それだとおそらく根本的な解決になっていないです。
導入する店舗が増えて、導入しているサービスの数も増やしてくれないと、いつも同じ店舗でしか買い物をしない状態になってしまいます。
もしかしたら、クレジットカード以外のキャッシュレス決済サービスをお店のポイントカードと同等に考えているのではないか?と思えてきます。
客の取り込みを重視に考えているのでしょうが、逆効果に思えます。

それから、いまいち踏み切れないのがスマホ決済。
便利なのは十分承知しているのですが、現在はスマホバッテリーの寿命が大体2~3年で、その周期で買い替えやキャリア変更をするとなると、いちいちアプリのバックアップをとって、再ダウンロードして、内容を更新して...とにかく、手間がかかります。
ただでさえ、スマホを買い替えるといろんな設定をしなければいけないのに、その上決済アプリまで手間をかけるのかと思うと、うんざりします。
それを考えると、カード式の方を選択する方が楽というのがあり、なかなかスマホ決済はハードルが高いです。

店舗側の壁も、当然のことながらあるはずです。
私が想像する店舗側のキャッシュレス化の壁は、以下のようなことかと思っています。

 ・対応レジの導入コストがかかる
 ・各サービスとの契約、連携が煩雑
 ・小規模店舗ではキャッシュレス決済に対応できる人員の確保が難しい
 ・ネット接続環境を整える必要が出てくる可能性

他にもあるかもしれませんが、キャッシュレス決済の導入は店舗側からしたら売上や利益と切り離せませんから、導入に慎重になるのは仕方ないと思います。
政府主導で、キャッシュレス化を進める案があるようですが、もし本気で実施するならば、洩れることなくフォローアップしないと、泣く思いをする店舗も出てくるかもしれません。
 

一般ユーザーの私が望むキャッシュレス決済
今一番徹底してほしいのは、どの店舗でも同じ決済サービスが使えるようになることです。
現在、何十種類もの決済サービスがある中で、どの店舗でも必ず利用できる決済サービスは存在しません。
あっちの店はA決済、こっちの店はB決済、むこうの店はC決済...店を変えるたびに決済方法を選択しなくてはいけません。
面倒くさいにもほどがあるでしょう?(笑)

いつも行く店は大体決まっているのですが、年に1回しか利用しない店でも気持ちよくキャッシュレス決済がしたいです(笑)
クレジットカードを使えば私自身の問題はクリアできますが、クレジットカードを持てない人にも対応するならば、やはり基本となる決済サービスを全店舗に入れるのがベストだと思います。

スマホ決済も、同じようなことが言えるかもしれません。
決済アプリの場合、どのアプリも店舗で使う読取機器ですべて利用可能な仕様になればいいと思っています。
そうなるには、レジや読取機器の開発と導入費用のコストダウンが実現しないとダメですね。

個人的に、全店舗で使えるようにしてほしい決済サービスは、交通系ICカードでの決済。
カード一枚で、公共交通機関に乗れるし買い物もできれば、便利この上ないです。
更に、スマホでありがちなバッテリー切れや突然のアップデートによる使用不可状態も回避できますし、ネット環境が無くても使用可能です。
なにより、スマホよりも収納しやすいし重量が軽い(笑)

しかしながら、スマホも交通系アプリが全店舗対応可能になれば、それこそスマホと家の鍵だけ持って出かける未来が見えてくるので、交通系は今のところ私が一番使いたいキャッシュレス決済方法です。

キャッシュレス決済導入は日本が一番遅れている?
先進国の中で、キャッシュレス化が一番遅れているのは日本だと言われているようですが、それとは別にWiFiなどのネット環境も日本は遅れていると言われています。

日本は治安がいいから、現金支払いの習慣が抜けないのではないか、という見方もあるようなのですが、実際はネット環境をはじめとする、キャッシュレス化にすんなり移行できる環境が整っていないから、普及しないのだと思っています。
銀行のATMにしても、結局現金を持っていないと買い物ができない環境にいるから必要になるわけで、キャッシュレス化が進む環境になれば、間もなく銀行ATMも姿を消していくでしょう。

ネックは他にもあって、まずスマホ本体価格が高すぎます。
高い割に2年しかバッテリーがもたないとか、バッテリー交換より新機種に変えた方が安くすむとか、そういうユーザーに消費活動をさせようとするシステムも、どうにかしてほしいです。
そのシステムの改善と、通信料金をもう少し安くする企業努力があったら、スマホ決済をする人が増えてくると思います。

とにかく、日本全体も私も、いまいちキャッシュレスが定着しないのは、環境によるところが大きいのかな?と思います。
環境さえ整えば、私はいつでもキャッシュレス生活を始める準備はできています。


キャッシュレス化は、実は私自身が一番望んでいる方法です。
しかしながら、今回書いたようにしたくてもできない環境があり、利用するにしても提供サービスの数が多すぎて、今の自分の状況に一番合う決済サービスを見極められないから、まだまだ現金は私の手元から離れていきそうにもありません。