気になる記事を読みました。
『銀行ATM、世界で減少 キャッシュレス決済普及』(日本経済新聞WEB版 2019年7月21日 会員限定記事)
※全文を読むには、会員登録の必要があります。無料登録もできます。
内容としては、キャッシュレス決済の普及により銀行ATMが減少傾向にあるというデータの記載、キャッシュレス決済やフィンテック普及に伴う銀行インフラ縮小の現状、今後の金融サービスと対応策の必要性などが記載されています。
難しい経済の話は、私もなかなか理解できませんが、素人庶民なりに気になった部分があったので、今回はキャッシュレス決済と銀行ATMについて、私の考えや現状をお話します。
身近なキャッシュレス決済の現状
私が日常的に利用する店舗やサービスで、キャッシュレスが進んでいるところは多いです。
ここ数年で、いろいろな決済方法が導入されました。
しかし、現金でしか支払いができないところもたくさん残っています。
例えば、昔ながらのお店が並ぶ市場。
新規店舗や店主が若い世代に交代しているところは、徐々にキャッシュレス化を始めているようですが、おそらくクレジットカードさえ使えないお店が、まだ多くあると思われます。
理由はおそらく、レジの買い替えやキャッシュレスに伴う諸々の手続きが煩雑で手が回らないためでしょう。
昔ながらのレジを使っている店舗も多いです。
また、新規のお店でも、郊外に出店している小規模店は、初期費用を抑えるために現金しか扱えないレジを使っていることが多いです。
トライアルで出店している場合も同じです。
ステキなお店が増えると楽しいですが、現金しか使えないとなると、最近の私は少し行くのを躊躇してしまいます。
とはいえ、キャッシュレス決済が可能な店舗やサービスは劇的に増えています。
地域の主要駅の周辺は、ほとんどの店でキャッシュレス決済が可能です。
一見すると、キャッシュレス決済だけですべての支払いが完了しそうです。
ところが、キャッシュレス決済方法が多様にあり、それぞれの店舗やサービスで使える決済方法は、バラバラです。
何種類もある決済方法の1つしか利用できないところも、非常に多いです。
そのため、結局現金で支払わざるを得ない状況になっている方も多くいるかと思われます。
私の近所にあるスーパーは、独自のプリペイドカードを発行しているので、キャッシュレス決済方法はクレジットカードと独自のプリペイドカードのみです。
客を取り込むための方法だと思いますが、ここまでキャッシュレス決済方法が多様化している今は、他の決済方法も導入しないと集客が減ってしまうかもしれませんね。
日本経済新聞の記事の中では、中国でスマホのQRコード決済が普及し、若者が財布を持たずATMも利用しなくなってきたと記載されています。
決済だけではなく、チャージや入金もすべてスマホでしているのでしょう。
今は、銀行残高の確認や資産運用にもスマホが使えますから、現金を持ち歩くより安全なのかもしれません。
日本では、まだまだ現金が主流のように感じます。
少なくとも、私の周りでは現金を財布から出す風景は、日常的にあります。
私のATM利用頻度
ATMは、月に2度くらい利用しています。
利用するのは、貯金のためと生活費の引き出しです。
理由があって、給与振込口座と貯金する口座を分けていて、貯金分を別口座へ移動するために一度現金を引き出しています。
また、使っているプリペイドカードは現金を専用の機器でチャージしなければならないので、常に現金をいくらか持っておく必要があります。
現状、私の場合は銀行窓口がなくなっても困りませんが、ATMはなくなると困ります。
個人的には、すべてキャッシュレス決済にしたいと思っているのですが、なかなかできないのでもどかしいです。
私のキャッシュレス決済
現在進行形で、なるべくキャッシュレス生活をするチャレンジをしています。
チャレンジしてはいるのですが、今週現金を使わざるを得ない状況が、すでに数回ありました。
まず、100円均一店での買い物。
今持っている小銭を減らしたくて、現金支払い。
もし、小銭を持っていなかったら、おそらく買い物はしていなかったと思います。
次が、母の病院代。
個人病院なので、キャッシュレス決済は導入されていません。
これが、大きな総合病院だと、クレジット払いができるのですが...
それから、イベント会場で出店しているお店での買い物。
これも、現金決済のみです。
あと、カルディで買い物をしたときも、小銭を減らすために現金払いをしました。
というより、持っていた小銭の金額内で収まるように、買い物をしました(笑)
もうひとつありました。
友人と食事をしたときの支払いです。
その時は、私が奢ったため、クレジット払いをしても良かったのですが、レジにカード使用可の表示を見つけられず、使えなかったら恥ずかしいので、現金で支払いました。
もう少し、勇気を持ってカードを出せたらよかったのに...
キャッシュレス生活にチャレンジしているはずなのに、まったくキャッシュレス生活になっていません(苦笑)
唯一キャッシュレス決済ができているのは、近所のスーパーの買い物だけです。
やはり、お店側がはっきりとキャッシュレス決済の可不可を示してくれないと、なかなか実行できないです。
私が感じるキャッシュレス化の壁
私が感じるキャッシュレス化の壁ですが、まずはユーザー目線で考えます。
・キャッシュレス決済を導入していない店舗やサービスがまだまだ多い
・私と店舗の間でキャッシュレス決済のマッチングができない
・可能なキャッシュレスサービスの種類がわかりにくい店舗が多い
・キャッシュレスサービスが多すぎて取捨選択ができない状態
・オールキャッシュレスにしようとすると何種類ものサービス登録をする必要がある
・すでに持っているキャッシュレスサービスだけでは無理がある
・スマホ決済の場合、キャリア変更や機種変更する際にアプリのバックアップと更新が面倒
以上が主な壁になるでしょうか。
種類の多いことが大きな要因かとも思うのですが、とにかく使いたくても使えない状況が多すぎます。
数種類のサービスに登録しておこうか、と考えるときもありますが、それだとおそらく根本的な解決になっていないです。
導入する店舗が増えて、導入しているサービスの数も増やしてくれないと、いつも同じ店舗でしか買い物をしない状態になってしまいます。
もしかしたら、クレジットカード以外のキャッシュレス決済サービスをお店のポイントカードと同等に考えているのではないか?と思えてきます。
客の取り込みを重視に考えているのでしょうが、逆効果に思えます。
それから、いまいち踏み切れないのがスマホ決済。
便利なのは十分承知しているのですが、現在はスマホバッテリーの寿命が大体2~3年で、その周期で買い替えやキャリア変更をするとなると、いちいちアプリのバックアップをとって、再ダウンロードして、内容を更新して...とにかく、手間がかかります。
ただでさえ、スマホを買い替えるといろんな設定をしなければいけないのに、その上決済アプリまで手間をかけるのかと思うと、うんざりします。
それを考えると、カード式の方を選択する方が楽というのがあり、なかなかスマホ決済はハードルが高いです。
店舗側の壁も、当然のことながらあるはずです。
私が想像する店舗側のキャッシュレス化の壁は、以下のようなことかと思っています。
・対応レジの導入コストがかかる
・各サービスとの契約、連携が煩雑
・小規模店舗ではキャッシュレス決済に対応できる人員の確保が難しい
・ネット接続環境を整える必要が出てくる可能性
他にもあるかもしれませんが、キャッシュレス決済の導入は店舗側からしたら売上や利益と切り離せませんから、導入に慎重になるのは仕方ないと思います。
政府主導で、キャッシュレス化を進める案があるようですが、もし本気で実施するならば、洩れることなくフォローアップしないと、泣く思いをする店舗も出てくるかもしれません。
一般ユーザーの私が望むキャッシュレス決済
今一番徹底してほしいのは、どの店舗でも同じ決済サービスが使えるようになることです。
現在、何十種類もの決済サービスがある中で、どの店舗でも必ず利用できる決済サービスは存在しません。
あっちの店はA決済、こっちの店はB決済、むこうの店はC決済...店を変えるたびに決済方法を選択しなくてはいけません。
面倒くさいにもほどがあるでしょう?(笑)
いつも行く店は大体決まっているのですが、年に1回しか利用しない店でも気持ちよくキャッシュレス決済がしたいです(笑)
クレジットカードを使えば私自身の問題はクリアできますが、クレジットカードを持てない人にも対応するならば、やはり基本となる決済サービスを全店舗に入れるのがベストだと思います。
スマホ決済も、同じようなことが言えるかもしれません。
決済アプリの場合、どのアプリも店舗で使う読取機器ですべて利用可能な仕様になればいいと思っています。
そうなるには、レジや読取機器の開発と導入費用のコストダウンが実現しないとダメですね。
個人的に、全店舗で使えるようにしてほしい決済サービスは、交通系ICカードでの決済。
カード一枚で、公共交通機関に乗れるし買い物もできれば、便利この上ないです。
更に、スマホでありがちなバッテリー切れや突然のアップデートによる使用不可状態も回避できますし、ネット環境が無くても使用可能です。
なにより、スマホよりも収納しやすいし重量が軽い(笑)
しかしながら、スマホも交通系アプリが全店舗対応可能になれば、それこそスマホと家の鍵だけ持って出かける未来が見えてくるので、交通系は今のところ私が一番使いたいキャッシュレス決済方法です。
キャッシュレス決済導入は日本が一番遅れている?
先進国の中で、キャッシュレス化が一番遅れているのは日本だと言われているようですが、それとは別にWiFiなどのネット環境も日本は遅れていると言われています。
日本は治安がいいから、現金支払いの習慣が抜けないのではないか、という見方もあるようなのですが、実際はネット環境をはじめとする、キャッシュレス化にすんなり移行できる環境が整っていないから、普及しないのだと思っています。
銀行のATMにしても、結局現金を持っていないと買い物ができない環境にいるから必要になるわけで、キャッシュレス化が進む環境になれば、間もなく銀行ATMも姿を消していくでしょう。
ネックは他にもあって、まずスマホ本体価格が高すぎます。
高い割に2年しかバッテリーがもたないとか、バッテリー交換より新機種に変えた方が安くすむとか、そういうユーザーに消費活動をさせようとするシステムも、どうにかしてほしいです。
そのシステムの改善と、通信料金をもう少し安くする企業努力があったら、スマホ決済をする人が増えてくると思います。
とにかく、日本全体も私も、いまいちキャッシュレスが定着しないのは、環境によるところが大きいのかな?と思います。
環境さえ整えば、私はいつでもキャッシュレス生活を始める準備はできています。
キャッシュレス化は、実は私自身が一番望んでいる方法です。
しかしながら、今回書いたようにしたくてもできない環境があり、利用するにしても提供サービスの数が多すぎて、今の自分の状況に一番合う決済サービスを見極められないから、まだまだ現金は私の手元から離れていきそうにもありません。
『銀行ATM、世界で減少 キャッシュレス決済普及』(日本経済新聞WEB版 2019年7月21日 会員限定記事)
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内容としては、キャッシュレス決済の普及により銀行ATMが減少傾向にあるというデータの記載、キャッシュレス決済やフィンテック普及に伴う銀行インフラ縮小の現状、今後の金融サービスと対応策の必要性などが記載されています。
難しい経済の話は、私もなかなか理解できませんが、素人庶民なりに気になった部分があったので、今回はキャッシュレス決済と銀行ATMについて、私の考えや現状をお話します。
身近なキャッシュレス決済の現状
私が日常的に利用する店舗やサービスで、キャッシュレスが進んでいるところは多いです。
ここ数年で、いろいろな決済方法が導入されました。
しかし、現金でしか支払いができないところもたくさん残っています。
例えば、昔ながらのお店が並ぶ市場。
新規店舗や店主が若い世代に交代しているところは、徐々にキャッシュレス化を始めているようですが、おそらくクレジットカードさえ使えないお店が、まだ多くあると思われます。
理由はおそらく、レジの買い替えやキャッシュレスに伴う諸々の手続きが煩雑で手が回らないためでしょう。
昔ながらのレジを使っている店舗も多いです。
また、新規のお店でも、郊外に出店している小規模店は、初期費用を抑えるために現金しか扱えないレジを使っていることが多いです。
トライアルで出店している場合も同じです。
ステキなお店が増えると楽しいですが、現金しか使えないとなると、最近の私は少し行くのを躊躇してしまいます。
とはいえ、キャッシュレス決済が可能な店舗やサービスは劇的に増えています。
地域の主要駅の周辺は、ほとんどの店でキャッシュレス決済が可能です。
一見すると、キャッシュレス決済だけですべての支払いが完了しそうです。
ところが、キャッシュレス決済方法が多様にあり、それぞれの店舗やサービスで使える決済方法は、バラバラです。
何種類もある決済方法の1つしか利用できないところも、非常に多いです。
そのため、結局現金で支払わざるを得ない状況になっている方も多くいるかと思われます。
私の近所にあるスーパーは、独自のプリペイドカードを発行しているので、キャッシュレス決済方法はクレジットカードと独自のプリペイドカードのみです。
客を取り込むための方法だと思いますが、ここまでキャッシュレス決済方法が多様化している今は、他の決済方法も導入しないと集客が減ってしまうかもしれませんね。
日本経済新聞の記事の中では、中国でスマホのQRコード決済が普及し、若者が財布を持たずATMも利用しなくなってきたと記載されています。
決済だけではなく、チャージや入金もすべてスマホでしているのでしょう。
今は、銀行残高の確認や資産運用にもスマホが使えますから、現金を持ち歩くより安全なのかもしれません。
日本では、まだまだ現金が主流のように感じます。
少なくとも、私の周りでは現金を財布から出す風景は、日常的にあります。
私のATM利用頻度
ATMは、月に2度くらい利用しています。
利用するのは、貯金のためと生活費の引き出しです。
理由があって、給与振込口座と貯金する口座を分けていて、貯金分を別口座へ移動するために一度現金を引き出しています。
また、使っているプリペイドカードは現金を専用の機器でチャージしなければならないので、常に現金をいくらか持っておく必要があります。
現状、私の場合は銀行窓口がなくなっても困りませんが、ATMはなくなると困ります。
個人的には、すべてキャッシュレス決済にしたいと思っているのですが、なかなかできないのでもどかしいです。
私のキャッシュレス決済
現在進行形で、なるべくキャッシュレス生活をするチャレンジをしています。
チャレンジしてはいるのですが、今週現金を使わざるを得ない状況が、すでに数回ありました。
まず、100円均一店での買い物。
今持っている小銭を減らしたくて、現金支払い。
もし、小銭を持っていなかったら、おそらく買い物はしていなかったと思います。
次が、母の病院代。
個人病院なので、キャッシュレス決済は導入されていません。
これが、大きな総合病院だと、クレジット払いができるのですが...
それから、イベント会場で出店しているお店での買い物。
これも、現金決済のみです。
あと、カルディで買い物をしたときも、小銭を減らすために現金払いをしました。
というより、持っていた小銭の金額内で収まるように、買い物をしました(笑)
もうひとつありました。
友人と食事をしたときの支払いです。
その時は、私が奢ったため、クレジット払いをしても良かったのですが、レジにカード使用可の表示を見つけられず、使えなかったら恥ずかしいので、現金で支払いました。
もう少し、勇気を持ってカードを出せたらよかったのに...
キャッシュレス生活にチャレンジしているはずなのに、まったくキャッシュレス生活になっていません(苦笑)
唯一キャッシュレス決済ができているのは、近所のスーパーの買い物だけです。
やはり、お店側がはっきりとキャッシュレス決済の可不可を示してくれないと、なかなか実行できないです。
私が感じるキャッシュレス化の壁
私が感じるキャッシュレス化の壁ですが、まずはユーザー目線で考えます。
・キャッシュレス決済を導入していない店舗やサービスがまだまだ多い
・私と店舗の間でキャッシュレス決済のマッチングができない
・可能なキャッシュレスサービスの種類がわかりにくい店舗が多い
・キャッシュレスサービスが多すぎて取捨選択ができない状態
・オールキャッシュレスにしようとすると何種類ものサービス登録をする必要がある
・すでに持っているキャッシュレスサービスだけでは無理がある
・スマホ決済の場合、キャリア変更や機種変更する際にアプリのバックアップと更新が面倒
以上が主な壁になるでしょうか。
種類の多いことが大きな要因かとも思うのですが、とにかく使いたくても使えない状況が多すぎます。
数種類のサービスに登録しておこうか、と考えるときもありますが、それだとおそらく根本的な解決になっていないです。
導入する店舗が増えて、導入しているサービスの数も増やしてくれないと、いつも同じ店舗でしか買い物をしない状態になってしまいます。
もしかしたら、クレジットカード以外のキャッシュレス決済サービスをお店のポイントカードと同等に考えているのではないか?と思えてきます。
客の取り込みを重視に考えているのでしょうが、逆効果に思えます。
それから、いまいち踏み切れないのがスマホ決済。
便利なのは十分承知しているのですが、現在はスマホバッテリーの寿命が大体2~3年で、その周期で買い替えやキャリア変更をするとなると、いちいちアプリのバックアップをとって、再ダウンロードして、内容を更新して...とにかく、手間がかかります。
ただでさえ、スマホを買い替えるといろんな設定をしなければいけないのに、その上決済アプリまで手間をかけるのかと思うと、うんざりします。
それを考えると、カード式の方を選択する方が楽というのがあり、なかなかスマホ決済はハードルが高いです。
店舗側の壁も、当然のことながらあるはずです。
私が想像する店舗側のキャッシュレス化の壁は、以下のようなことかと思っています。
・対応レジの導入コストがかかる
・各サービスとの契約、連携が煩雑
・小規模店舗ではキャッシュレス決済に対応できる人員の確保が難しい
・ネット接続環境を整える必要が出てくる可能性
他にもあるかもしれませんが、キャッシュレス決済の導入は店舗側からしたら売上や利益と切り離せませんから、導入に慎重になるのは仕方ないと思います。
政府主導で、キャッシュレス化を進める案があるようですが、もし本気で実施するならば、洩れることなくフォローアップしないと、泣く思いをする店舗も出てくるかもしれません。
一般ユーザーの私が望むキャッシュレス決済
今一番徹底してほしいのは、どの店舗でも同じ決済サービスが使えるようになることです。
現在、何十種類もの決済サービスがある中で、どの店舗でも必ず利用できる決済サービスは存在しません。
あっちの店はA決済、こっちの店はB決済、むこうの店はC決済...店を変えるたびに決済方法を選択しなくてはいけません。
面倒くさいにもほどがあるでしょう?(笑)
いつも行く店は大体決まっているのですが、年に1回しか利用しない店でも気持ちよくキャッシュレス決済がしたいです(笑)
クレジットカードを使えば私自身の問題はクリアできますが、クレジットカードを持てない人にも対応するならば、やはり基本となる決済サービスを全店舗に入れるのがベストだと思います。
スマホ決済も、同じようなことが言えるかもしれません。
決済アプリの場合、どのアプリも店舗で使う読取機器ですべて利用可能な仕様になればいいと思っています。
そうなるには、レジや読取機器の開発と導入費用のコストダウンが実現しないとダメですね。
個人的に、全店舗で使えるようにしてほしい決済サービスは、交通系ICカードでの決済。
カード一枚で、公共交通機関に乗れるし買い物もできれば、便利この上ないです。
更に、スマホでありがちなバッテリー切れや突然のアップデートによる使用不可状態も回避できますし、ネット環境が無くても使用可能です。
なにより、スマホよりも収納しやすいし重量が軽い(笑)
しかしながら、スマホも交通系アプリが全店舗対応可能になれば、それこそスマホと家の鍵だけ持って出かける未来が見えてくるので、交通系は今のところ私が一番使いたいキャッシュレス決済方法です。
キャッシュレス決済導入は日本が一番遅れている?
先進国の中で、キャッシュレス化が一番遅れているのは日本だと言われているようですが、それとは別にWiFiなどのネット環境も日本は遅れていると言われています。
日本は治安がいいから、現金支払いの習慣が抜けないのではないか、という見方もあるようなのですが、実際はネット環境をはじめとする、キャッシュレス化にすんなり移行できる環境が整っていないから、普及しないのだと思っています。
銀行のATMにしても、結局現金を持っていないと買い物ができない環境にいるから必要になるわけで、キャッシュレス化が進む環境になれば、間もなく銀行ATMも姿を消していくでしょう。
ネックは他にもあって、まずスマホ本体価格が高すぎます。
高い割に2年しかバッテリーがもたないとか、バッテリー交換より新機種に変えた方が安くすむとか、そういうユーザーに消費活動をさせようとするシステムも、どうにかしてほしいです。
そのシステムの改善と、通信料金をもう少し安くする企業努力があったら、スマホ決済をする人が増えてくると思います。
とにかく、日本全体も私も、いまいちキャッシュレスが定着しないのは、環境によるところが大きいのかな?と思います。
環境さえ整えば、私はいつでもキャッシュレス生活を始める準備はできています。
キャッシュレス化は、実は私自身が一番望んでいる方法です。
しかしながら、今回書いたようにしたくてもできない環境があり、利用するにしても提供サービスの数が多すぎて、今の自分の状況に一番合う決済サービスを見極められないから、まだまだ現金は私の手元から離れていきそうにもありません。