一重の淡いピンクの花がみごとな「東海桜」。盃状の桜らしい花があふれるように咲き乱れる。花芯の紅色のおかげで、とおくからみると花全体はピンクにみえる。
(2020-03 東京都 神代植物公園)
http://www.hananokai.or.jp/sakura-zukan/yp_szukan/d/229.html
学名 Cerasus ‘Takenakae’
品種名 東海桜
樹形:盃状
樹高:亜高木
花形:一重咲
花色:淡紅
花の大きさ:小輪
開花期:3月中旬
この桜はケイタロウザクラ(啓太郎桜=ケイオウザクラ 啓翁桜と同一品種)の実生苗から選抜されたケイオウザクラ(敬翁桜)が別名として「東海桜」、「岳南桜」で売られたため和名が混乱しているといわれます。 啓翁桜とは樹形が異なり箒状となります。また、樹幹からの気根の発生が多くみられることから、支那実桜が関与したものと推定されます