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夏に咲く白ギクなのでナツシロギクと呼ばれる「マトリカリア」(初夏の花 2022-07)

2022年06月06日 05時56分11秒 | 

夏に咲く白ギクなのでナツシロギクと呼ばれる「マトリカリア」。写真のは八重ナツシロギクらしい。丸いコロコロとした白ギクがなぜかかわいい。

(2022年初夏 川崎市)

初夏の花シリーズ(2022年初夏)

「キンシバイ」(初夏の花 2022-01)
「どくだみ」(初夏の花 2022-02)
「アマリリス・アップルブロッサム」(初夏の花 2022-03)
「カラー・ピカソ」(初夏の花 2022-04)
「ペンステモン・ハスカーレッド」(初夏の花 2022-05)
「オルレア」(初夏の花 2022-06)

 

「マトリカリア」

マトリカリアの基本情報
学名:Tanacetum parthenium
和名:ナツシロギク、イヌカミツレ  その他の名前:タナセツム(タナセタム)、フィーバーヒュー
科名 / 属名:キク科 / ヨモギギク属(タナセツム属)

特徴
園芸上マトリカリアと呼ばれる植物はタナセツム属のナツシロギク(Tanacetum parthenium)です。秋まきにし、強く凍らない程度の防寒をして冬越しさせると、春に開花するので二年草として扱われますが、高温多湿を避ければ夏越しできるので、本来は多年草の植物です。タネまきのほか、さし芽でふやすこともできます。
一方、マトリカリアの名を冠する植物には、学名のマトリカリア属の植物があります。有名なものに、一年草のジャーマン・カモミール(Matricaria recutita)があります。一般的に「カモミール」と呼ばれているのはこの種類です。ちなみに、カモミールと呼ばれる植物には、別属で多年草のローマンカモミール(Chamaemelum nobile)もあります。
なお、ナツシロギクも、以前このマトリカリア属に分類されていたことがあった名残で、今も「マトリカリア」と呼ばれています。

基本データ
園芸分類 草花
形態 多年草(二年草扱い) 原産地 南東ヨーロッパ
草丈/樹高 15~100cm程度 開花期 5月~7月
花色 白,黄 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 普通 耐暑性 やや弱い
特性・用途 常緑性,初心者でも育てやすい,開花期が長い



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