野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花の内側の編み笠模様が特徴的な「コシノコバイモ」(春の花シリーズ 23-33)

2023年04月05日 06時26分11秒 | 

花の内側の編み笠模様が特徴的な「コシノコバイモ」。これも日本原産だ。カタクリ属の花で、スプリング・エフェメラルの一つである。

(2023年春 南鷹尾)

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
「クロッカス」(春の花シリーズ 23-17)
「ツルニチニチソウ」(春の花シリーズ 23-18)
「ムスカリ」(春の花シリーズ 23-19)
「キルタンサス」(春の花シリーズ 23-20)
「サクラソウ」(春の花シリーズ 23-21)
「ジャノメエリカ」(春の花シリーズ 23-22)
「芝桜」(春の花シリーズ 23-23)
「ネモフィラ」(春の花シリーズ 23-24)
「カレンデュラ」(春の花シリーズ 23-25)
「ヒアシンス」(春の花シリーズ 23-26)
「菜の花」(春の花シリーズ 23-27)
「バラ咲きジュリアン」(春の花シリーズ 23-28)
「沈丁花」(春の花シリーズ 23-29)
「キュウリグサ」(春の花シリーズ 23-30)
「シデコブシ」(春の花シリーズ 23-31)
「カタクリ」(春の花シリーズ 23-32)

「コシノコバイモ」

コシノコバイモ
学名:Fritillaria japonica var. koidzumiana  

コシノコバイモ(越の小貝母) ユリ科バイモ属
本州(中部地方)の山地の林内に生育する多年草。
丈は10-20cm。葉は披針形または広線形で、下部では対生、上部では3輪生する。茎の先に下向きに淡黄色で広い鐘形、長さ2cm程の花を付ける。花被片には暗紫色の斑紋があり、縁や内側の中脈に突起がある。
花期は4-5月。
果実は蒴果になる。

※ 分類上は、ミノコバイモ(美濃小貝母)の変種。
 似たものに、山梨県や東京都に分布するカイコバイモ、愛知県や岐阜県などに分布するミノコバイモ、四国に分布するトサコバイモなどがある。
 名は、「越後のコバイモ」の意味。
 春の時期だけ姿を見せる、春の妖精(スプリング・エフェメラル)の一つ。

生育地 山地の林の中
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 10~20センチ
分布 北海道から九州
名前の読み かたくり
分類 ユリ科 カタクリ属
学名 Erythronium japonicum