春の訪れを告げる花「クロッカス」。秋咲きのものはサフランと呼ばれるようだ。黄色い雄しべがサフラン色で紫と良いコントラストを作る。子供の頃から好きだった花の一つだ。
(2023年春 川崎市)
2023年春の花シリーズ
「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
クロッカスの基本データ
学名:Crocus
科名:アヤメ科
属名:サフラン属(またはクロッカス属)
原産地:地中海沿岸地方、小アジア
和名:花泪夫藍(ハナサフラン)
英名:Crocus
開花期:春咲き種は2月上旬~4月上旬、秋咲き種は10月中旬~11月中旬
花色:黄、白、紫、複色
発芽適温:10℃
生育適温:−5~15℃
クロッカスには、春咲き種と秋咲き種の2種類があります。香辛料で有名なサフランは、クロッカスの一種で、秋咲き種のクロッカスがサフランと呼ばれているのです。サフランの花は、長くて赤いめしべが特徴です。
種類を知ると、選び方がわかります
クロッカスの原種は、地中海沿岸から小アジアにかけて約80種が分布しています。このうち園芸種として栽培されている主な原種は、黄色を基調とした「クリサントゥス」と、白や紫系の「ヴェルヌス」の2種類です。この2種類をもとに、さまざまな園芸品種が誕生しています。