ヨルダン川西岸地区には、イスラエル政府によって多数の入植地が建設されている。
そのこと(や入植地に通じる道路などの建設)により、パレスチナの人達は住んでた家を強制退去させられたり、住んでる場所が分断されたりしてるわけで・・・。
一方、イスラエル政府の許可を得ずに入植地を作ってそこに住んでる人達(言うまでもないがイスラエルの市民権を持ってる人達)もいる。
そんな人達が、どういう風の吹きまわしか知らんが宅配すし店なるものを始めたらしい・・・。
・パレスチナ自治区の無認可入植地に宅配すし店オープン(2014年1月17日 afpbb.com)
・Radical Jewish settlers seek image makeover with sushi(2014年1月16日 digitaljournal.com;AFP)
イスラエルには、何気に寿司マニアの方々が多いんだよな。
それを反映して、イスラエル軍で兵役を終えた兵士に寿司職人になるための講習なんてのも行われるくらいだし。
この辺は以下参照(手抜き)
・Ex-Israeli soldiers(sushi chefs) vs. Sushi Police?(2012年7月3日 flagburner's blog(仮))
ってのを踏まえても、寿司の使い方を間違ってる気がしないでもないこの話。
以下、2014年1月17日分 afpbb.com『パレスチナ自治区~』を全文(略
---- 以下引用 ----
【1月17日 AFP】
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で、イスラエル政府が承認していない入植地「アウトポスト(Outpost)」に移住した過激なユダヤ人たちが、暴力的なイメージを改善しようとすし店をオープンした。
イスラエルの日刊紙イディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)が15日、伝えた。
すし店がオープンしたのは、ヨルダン川西岸北部のエシュコデシュ(Esh Kodesh)と呼ばれる小さなアウトポスト。
エシュコデシュの入植者らは頻繁に地元のパレスチナ人を攻撃している。
イディオト・アハロノト紙によると、すし店は近隣の入植地やアウトポストから注文を受け付けている。
起業したのは最近になって信仰を持ち始めたばかりというマーヤン・シャール(Maayan Shaar)さん。経営する宿泊施設ですしを提供したところ、人気を博した。
店の評判は口コミで広がり、今では、国際的に認知されているイスラエルとパレスチナの境界である「グリーンライン(Green Line)」を超え、「さらに山深いところにまで」配送をしているという。
アウトポストは、多くの場合数台のトレーラーが置かれている程度の小規模な入植地で、大半が高台にあり、政府の承認を得ずに設置されている。
先週には、エシュコデシュの住人数十人が近隣のパレスチナ人の村に侵入、組織的に嫌がらせを受けていると不満を募らせていた村人から暴行を受けた事件が報じられていた。(c)AFP
---- 引用以上 ----
↓元ネタの記事。
・Settler sushi(2014年1月15日 ynetnews.com)
・דג מחיר
(2014年1月15日 yedioth.co.il;ヘブライ語)
元ネタの ynetnews.com の記事だと、このすし店を取材した時にパレスチナの人達が住んでる村(Qusra)への入植者達による襲撃未遂事件が起きてた。
以下、2014年1月15日分 ynetnews.com 『Settler sushi』から終盤部分を(略
---- 以下引用 ----
(中略)
By the way, we never got a chance to taste Esh Kadosh Sushi's menu because just as the camera man came to film Maayan rolling, a group of some 20 masked settlers were making their way to Qusra.
By the time the sushi was done, we were documenting the sad result of their Qusra visit.
---- 引用以上 ----
一歩間違ってたら、ynetnews.com の記者は襲撃未遂事件を取材してなかったかもしれない、か(違)。
イスラエルで寿司が広く知られてるのと、入植者の方々によるパレスチナの人達への襲撃事件(今回は襲撃未遂だが)が「日常」と化してるのを良く示した記事だわな。
それと、"the sad result" ってのは、"the very ending"(最終盤:某自動翻訳の結果による)と表現した方が文章の筋が通る気がする。
じゃないと、入植者の方々によるパレスチナの人達への襲撃未遂を悔やんでるようにしか思えないぞ(謎)。
(ynetnews.com のスタンスを考えると、襲撃未遂を悔やんでるように思えるのが悲しい所)
というか、今回ネタにした宅配すし店の寿司って寿司ポリス(Sushi Police)的にはどうなんだろうか?
そのこと(や入植地に通じる道路などの建設)により、パレスチナの人達は住んでた家を強制退去させられたり、住んでる場所が分断されたりしてるわけで・・・。
一方、イスラエル政府の許可を得ずに入植地を作ってそこに住んでる人達(言うまでもないがイスラエルの市民権を持ってる人達)もいる。
そんな人達が、どういう風の吹きまわしか知らんが宅配すし店なるものを始めたらしい・・・。
・パレスチナ自治区の無認可入植地に宅配すし店オープン(2014年1月17日 afpbb.com)
・Radical Jewish settlers seek image makeover with sushi(2014年1月16日 digitaljournal.com;AFP)
イスラエルには、何気に寿司マニアの方々が多いんだよな。
それを反映して、イスラエル軍で兵役を終えた兵士に寿司職人になるための講習なんてのも行われるくらいだし。
この辺は以下参照(手抜き)
・Ex-Israeli soldiers(sushi chefs) vs. Sushi Police?(2012年7月3日 flagburner's blog(仮))
ってのを踏まえても、寿司の使い方を間違ってる気がしないでもないこの話。
以下、2014年1月17日分 afpbb.com『パレスチナ自治区~』を全文(略
---- 以下引用 ----
【1月17日 AFP】
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)で、イスラエル政府が承認していない入植地「アウトポスト(Outpost)」に移住した過激なユダヤ人たちが、暴力的なイメージを改善しようとすし店をオープンした。
イスラエルの日刊紙イディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)が15日、伝えた。
すし店がオープンしたのは、ヨルダン川西岸北部のエシュコデシュ(Esh Kodesh)と呼ばれる小さなアウトポスト。
エシュコデシュの入植者らは頻繁に地元のパレスチナ人を攻撃している。
イディオト・アハロノト紙によると、すし店は近隣の入植地やアウトポストから注文を受け付けている。
起業したのは最近になって信仰を持ち始めたばかりというマーヤン・シャール(Maayan Shaar)さん。経営する宿泊施設ですしを提供したところ、人気を博した。
店の評判は口コミで広がり、今では、国際的に認知されているイスラエルとパレスチナの境界である「グリーンライン(Green Line)」を超え、「さらに山深いところにまで」配送をしているという。
アウトポストは、多くの場合数台のトレーラーが置かれている程度の小規模な入植地で、大半が高台にあり、政府の承認を得ずに設置されている。
先週には、エシュコデシュの住人数十人が近隣のパレスチナ人の村に侵入、組織的に嫌がらせを受けていると不満を募らせていた村人から暴行を受けた事件が報じられていた。(c)AFP
---- 引用以上 ----
↓元ネタの記事。
・Settler sushi(2014年1月15日 ynetnews.com)
・דג מחיר
(2014年1月15日 yedioth.co.il;ヘブライ語)
元ネタの ynetnews.com の記事だと、このすし店を取材した時にパレスチナの人達が住んでる村(Qusra)への入植者達による襲撃未遂事件が起きてた。
以下、2014年1月15日分 ynetnews.com 『Settler sushi』から終盤部分を(略
---- 以下引用 ----
(中略)
By the way, we never got a chance to taste Esh Kadosh Sushi's menu because just as the camera man came to film Maayan rolling, a group of some 20 masked settlers were making their way to Qusra.
By the time the sushi was done, we were documenting the sad result of their Qusra visit.
---- 引用以上 ----
一歩間違ってたら、ynetnews.com の記者は襲撃未遂事件を取材してなかったかもしれない、か(違)。
イスラエルで寿司が広く知られてるのと、入植者の方々によるパレスチナの人達への襲撃事件(今回は襲撃未遂だが)が「日常」と化してるのを良く示した記事だわな。
それと、"the sad result" ってのは、"the very ending"(最終盤:某自動翻訳の結果による)と表現した方が文章の筋が通る気がする。
じゃないと、入植者の方々によるパレスチナの人達への襲撃未遂を悔やんでるようにしか思えないぞ(謎)。
(ynetnews.com のスタンスを考えると、襲撃未遂を悔やんでるように思えるのが悲しい所)
というか、今回ネタにした宅配すし店の寿司って寿司ポリス(Sushi Police)的にはどうなんだろうか?