去年12月のことになるが、和歌山県太地町で Sea Shepherd のメンバーの1人である アーウィン・フェルミューレン（Erwin VERMEULEN）氏（以下 E.VERMEULEN と表記）が傷害容疑で逮捕された。
で、今月3日から、E.VERMEULEN 氏への裁判が始まり、今月16日になって求刑が行われたのだが・・・。
・シー・シェパード支援者に罰金求刑 和歌山地裁（2012年2月17日 asahi.com）
・太地の暴行：ＳＳ支援者に罰金１０万円求刑－－地裁公判 ／和歌山（2012年2月17日 毎日jp）
・暴行の反捕鯨団体支援者に罰金１０万円を求刑 和歌山（2012年2月17日 MSN産経ニュース）
10万円の罰金刑を求刑したのが意味を持つのか、については評価が分かれるところだが・・・。
以下、2012年2月17日分毎日jp『太地の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
太地町のイルカ搬送作業現場付近を警備していた男性への暴行罪に問われた、反捕鯨団体「シー・シェパード（ＳＳ）」の支援者でオランダ国籍のアーウィン・フェルミューレン被告（４２）の論告求刑公判が１６日、和歌山地裁（柴山 智裁判官）であった。
検察側は「住民の生活への平穏を乱していることへの自覚、反省がない」などとして罰金１０万円を求刑。
弁護側は無罪を主張した。
判決は２２日。
起訴状などによると、昨年１２月１６日午後０時４０分ごろ、同町でカメラを持った被告が男性の胸を手のひらで突いたなどとしている。
【岡村 崇】
---- 引用以上 ----
この手の傷害罪というか容疑で一般的な量刑ってどれくらいなんだろうか？
それ以前に、相手男性の負傷がどの程度なのかイマイチはっきりしないのだが・・・（精神的苦痛？）。
単に新聞記事が伝えてないというオチだったら笑えないけど。
ただ、この求刑、E.VERMEULEN 氏の家族や Sea Shepherd にしてみたら、E.VERMEULEN 氏が刑務所に行く可能性が低くなったことを意味する。
今月22日の判決で検察の求刑より重い判決を下すのは、余程のことがないと無理だし。
ついでに、今月16日に行われた求刑の裏で、E.VERMEULEN 氏が保釈されてたっぺぇ。
・Dolphin activist released from jail（2012年2月19日 theage.com.au）
・Cove Guardian Erwin Vermeulen is Released from Jail（2012年2月17日 Sea Shepherd）
・Erwin Vermeulen is vrij man（2012年2月17日 ed.nl；オランダ語）
Sea Shepherd に言わせると、和歌山地検は E.VERMEULEN 氏を判決の日まで拘束したかったとか。
以下、2012年2月17日分 Sea Shepherd『Cove Guardian～』から、それについて述べてる部分を（略
---- 以下引用 ----
（中略）
In Wakayama, following the closing arguments by both prosecution and defense, the judge signed an order, presented by the defense, for Erwin to be released from custody pending the judge’s verdict.
The prosecution exercised its right to appeal to a higher court in order to force Erwin to remain in detention for the remainder of the trial.
The trial judge took the extraordinary step of sending the paperwork to the higher court last night, thus ensuring that the appeal would be heard today.
The higher court sided with the trial judge and denied the prosecution’s appeal.
Erwin was released from jail and walked outside in the sunshine for the first time in 63 days and was reunited with fellow Cove Guardians.
The first thing he did was call his girlfriend, his mother and went out to eat a vegan meal with his friends.
（以下略）
---- 引用以上 ----
E.VERMEULEN 氏の保釈に関する真相は、真偽が不明な点が多いが・・・。
E.VERMEULEN 氏の家族にしてみたら、もっと早い段階で保釈してくれればってのが本音かもな。
まぁ、それを判断するのは裁判所の仕事なんだけど。
つか、今月16日の求刑通りに E.VERMEULEN 氏の刑が確定しても、一部の方々は納得しないんだろうな（苦笑）
「環境テロリストに罰金刑だけの処罰を下した裁判官を（略」とか「日本政府は弱腰」云々なんて言い張りそう・・・。
それはそうと。
毎日jp と3K新聞の記事の見出しって、すでに E.VERMEULEN 氏を有罪と「確定」してるように読めるのだが。
一応、刑が確定するまでは確定事項じゃないはずなのに・・・。
で、今月3日から、E.VERMEULEN 氏への裁判が始まり、今月16日になって求刑が行われたのだが・・・。
・シー・シェパード支援者に罰金求刑 和歌山地裁（2012年2月17日 asahi.com）
・太地の暴行：ＳＳ支援者に罰金１０万円求刑－－地裁公判 ／和歌山（2012年2月17日 毎日jp）
・暴行の反捕鯨団体支援者に罰金１０万円を求刑 和歌山（2012年2月17日 MSN産経ニュース）
10万円の罰金刑を求刑したのが意味を持つのか、については評価が分かれるところだが・・・。
以下、2012年2月17日分毎日jp『太地の～』を全文（略
---- 以下引用 ----
太地町のイルカ搬送作業現場付近を警備していた男性への暴行罪に問われた、反捕鯨団体「シー・シェパード（ＳＳ）」の支援者でオランダ国籍のアーウィン・フェルミューレン被告（４２）の論告求刑公判が１６日、和歌山地裁（柴山 智裁判官）であった。
検察側は「住民の生活への平穏を乱していることへの自覚、反省がない」などとして罰金１０万円を求刑。
弁護側は無罪を主張した。
判決は２２日。
起訴状などによると、昨年１２月１６日午後０時４０分ごろ、同町でカメラを持った被告が男性の胸を手のひらで突いたなどとしている。
【岡村 崇】
---- 引用以上 ----
この手の傷害罪というか容疑で一般的な量刑ってどれくらいなんだろうか？
それ以前に、相手男性の負傷がどの程度なのかイマイチはっきりしないのだが・・・（精神的苦痛？）。
単に新聞記事が伝えてないというオチだったら笑えないけど。
ただ、この求刑、E.VERMEULEN 氏の家族や Sea Shepherd にしてみたら、E.VERMEULEN 氏が刑務所に行く可能性が低くなったことを意味する。
今月22日の判決で検察の求刑より重い判決を下すのは、余程のことがないと無理だし。
ついでに、今月16日に行われた求刑の裏で、E.VERMEULEN 氏が保釈されてたっぺぇ。
・Dolphin activist released from jail（2012年2月19日 theage.com.au）
・Cove Guardian Erwin Vermeulen is Released from Jail（2012年2月17日 Sea Shepherd）
・Erwin Vermeulen is vrij man（2012年2月17日 ed.nl；オランダ語）
Sea Shepherd に言わせると、和歌山地検は E.VERMEULEN 氏を判決の日まで拘束したかったとか。
以下、2012年2月17日分 Sea Shepherd『Cove Guardian～』から、それについて述べてる部分を（略
---- 以下引用 ----
（中略）
In Wakayama, following the closing arguments by both prosecution and defense, the judge signed an order, presented by the defense, for Erwin to be released from custody pending the judge’s verdict.
The prosecution exercised its right to appeal to a higher court in order to force Erwin to remain in detention for the remainder of the trial.
The trial judge took the extraordinary step of sending the paperwork to the higher court last night, thus ensuring that the appeal would be heard today.
The higher court sided with the trial judge and denied the prosecution’s appeal.
Erwin was released from jail and walked outside in the sunshine for the first time in 63 days and was reunited with fellow Cove Guardians.
The first thing he did was call his girlfriend, his mother and went out to eat a vegan meal with his friends.
（以下略）
---- 引用以上 ----
E.VERMEULEN 氏の保釈に関する真相は、真偽が不明な点が多いが・・・。
E.VERMEULEN 氏の家族にしてみたら、もっと早い段階で保釈してくれればってのが本音かもな。
まぁ、それを判断するのは裁判所の仕事なんだけど。
つか、今月16日の求刑通りに E.VERMEULEN 氏の刑が確定しても、一部の方々は納得しないんだろうな（苦笑）
「環境テロリストに罰金刑だけの処罰を下した裁判官を（略」とか「日本政府は弱腰」云々なんて言い張りそう・・・。
それはそうと。
毎日jp と3K新聞の記事の見出しって、すでに E.VERMEULEN 氏を有罪と「確定」してるように読めるのだが。
一応、刑が確定するまでは確定事項じゃないはずなのに・・・。
