「地球の自然と人間と色彩」の研究をし続けているフィットモア色彩研究所 古賀けい子のブログ

すべての人が似合う“ベストカラー”の視点から、注目のカラー情報やファッション、デザイン、インテリアなどについて語ります。

癒しのチョコ“カカオ99%”は癒されない味。

2006-04-21 11:36:04 | 話題のモノ・コト
最近のカカオブームの火付け役、ビターチョコは
どんどんこだわりが増し、純度の高いものが
開発されていますが、カカオ99%というのは
体に悪そうです。
特に年齢の高い方はむせて具合が悪くなるかも
しれませんね。

私が試した「チョコレート効果 板カカオ99%」は、
パッケージも黒で、その厳しさを表していますが、
味も色と同じようにクールソフト的な食べられるという枠に
入ったものしかダメですね。

チョコレートを買ったのに、まさかこんな味とは思わず
がっかりしています。
食べられないのは苦いからではないのです。
優しさがない味なんですね。

最近は缶詰が進化したり、いろいろなものが
進化していますが、色はダメな色を着ても
むせたりしないので、体に効く理論である
「ヒューマンカラー理論」は、ビターチョコのように
簡単にはブームになりませんね。

必ず色は人生に影響し、体に応えているのですが、
人生ですので、色と体との関係をストレートに立証できず、
そこが歯がゆく感じます。

昨日は授業で肌の測色をしましたが、マンセル値と
マンセル色票を見比べ、盛り上がっていました。
ひとりひとり色のできる人にするしかないと、
人育てにますます力が入ります。