お父さんのこと思い出して朝倉遺跡へ

おはようガンバ

昨日は、ちょっといいとこに行って来たよ

福井県にある『一乗谷朝倉遺跡』・・・ここは、戦国時代の城下町の跡で、400年以上もそっくり残されてきたことで有名らしい

ここは、30年ほど前に、大好きだったお父さんと来た思い出の場所だった

まさちゃんがパパさんの家に嫁いだころ、お父さんはまだ元気だったけど

一緒に住むようになって、五年ぐらいしか、暮らすころが出来なかった

ご自分も養子さんだったし、息子三人の父親だったお父さんは、まさちゃんのことをほんとによく可愛がってくれたし、あの頃、随分しっかり者だったお母さんのもとで働くまさちゃんのことをよく陰で気遣ってくれて優しい言葉をかけてくれて支えてくれていた

だから、まさちゃんは、お父さんのことが大好きだった

そんなお父さんに病気が見つかり、手術もされて闘病生活が始まった

その頃、お母さんもずっと体調が悪くて、お父さんのお世話はまさちゃんがすることが多くなり、小さい子供を抱えながら、少し大変だったけどその分、お父さんとの気持ちの距離はほんとの親子みたいに縮まっていったように思うよ

優しいお父さんが、まさちゃんの誕生日に

「いろいろ行き違いもあろうに嫌な顔もせず、実の娘でもこの様もいかぬものだろうに、、、」と短い手紙を書いてくれて

まさちゃんは、その手紙を大事なことを思い出すための宝物としてとってある

お父さんが、だいぶ体の状態も悪くなったころ、本を読むのが好きで歴史が大好きだったお父さんが、パパさんにこの「朝倉遺跡」に連れて行って欲しいと頼まれて、まさちゃんも子供を連れて、初めてこの訪れた訪れた

随分、昔の話だし、もう記憶もぼんやりしてるけど、

おとつい、パパさんと話していたら、ふと思い出したように

「そうだ～三日ほど前に、おやじが夢に出て来たわ・・・何にも喋らんかったけど、嬉しかったし『飲み物でも買ってくるわ、、、』って、それで終わったけど、、、」

なんて話してくれて、まさちゃんもお父さんのことを懐かしく思いだしてた

そしたら、たまたま金曜日にお茶のお稽古に行ったとき

先生が、この朝倉遺跡資料館で特別記念展をやっていて、一乗谷の朝倉遺跡と一乗滝にも行って来てよかったよ～って教えてくれて、パンフレットを見せてくれたので

まさちゃんは、資料館の展示も興味があったし、ここに行けばお父さんに会えそうな気がして、是非是非行ってみたくなった

パパさんは、家でのんびりしてるって言ったので、まさちゃんは一人で、久しぶりにカメラを持って出かけたよ

資料館の特別展が8月いっぱいだったし、それもちょうど思い切って出かけるきっかけにもなった

特に、出土品の中のお茶の道具を見てると、とても興味深かったよ

資料館の横に、大きな建物が建設中で、「一乗谷博物館」って書いてあった

まだまだ展示物があるんだろうな～って楽しみになった

先生が教えてくれた一条滝にも行ってみた

なんでも、この滝の場所は、佐々木小次郎がツバメ返しの技をあみだしたことろとして知られているらしい・・・

まさちゃん、初めて行ったので、いったいどこに滝があるのか分からなかったけど、着いてみると、その場所だけちょっと肌寒くなるような気持ちいい涼しさを求めて、何人かの人が訪れてたよ

ファイトまさちゃん！