散歩路地《サンポロジー》      毎日が発見! 身近な自然が見えてくる!


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嵐の中のチョウは…?

2013-07-24 | 僕の散歩道
昨日は、久しぶりに散歩に出た。この1週間は、突発的な出来事が重なり、うまく時間が作れなかった。
さて、散歩から帰り、現在進行中の仕事のチェックを終えて、散歩中に記録したデータを入力し始めた。「今年は、オニヤンマが目立つ。クロアゲハがきれいだったなぁ~」などと、ブログ材料を検討していると、何やら、天気が怪しい。


クロアゲハ 2013-07-23 世田谷

そう思う間もなくどんどん雲が広がり、雨が降ってきた。それもとんでもない暴風雨になった。まさかとは思いつつ外を見ていると「いきなり電気が切れた」そのまさかだったのだ。

配電盤を見ると、漏電ブレーカーが落ちていた。雷のせいで停電したのではなかったのだ。廊下へ出て、周囲の家を見ると、みな電機が付いている。我が家は、連棟式のテラスハウスだが、すぐ隣の家の電力メーターは回っている。ということは我が家だけ!
漏電ブレーカーの復旧を試みると、我が家の北西側の一角。風呂・トイレ・洗面所・階段をカバーしている回路が漏電していると分かった。

一夜明けた今日、天気はどんより、普段ならたくさんのアゲハ蝶がヤブガラシに群がるのだが、今日はやけに数が少ない。
曇り空のせいだろうか、それとも…、昨夜の嵐のせいなのか?
蝶たちは、昨夜のような豪雨の中、どこで、どうやって過ごすのだろうか?

雨の中を野山を歩き回った経験は多々ある。蝶やトンボは、意外なほど雨の中でも飛び回っている。もちろん豪雨となれば話は別だが。厳しい雨を葉っぱの裏などでしのぎ、強い風には、翅の向きを変え必死で踏ん張る。
タテハチョウの仲間や、ウラギンシジミは、普通4本脚でとまる。2本の前脚は、やや小さく、いつももたたんでいる。しかし、強風に耐えるウラギンシジミが、強風に合わせるように、前脚を出したのを見たことがある…。


小雨の中のキチョウ(交尾) 1990-07-04 多摩丘陵

残念ながら、豪雨の中で、チョウやトンボがいかに過ごすのかを観察をしたことはない。まして、雷雨の時には、積極的に観察したいとは思わない。どなたかそんな経験のある方は、ぜひ連絡ください。

これを書きながら、何度も庭に目をやるのだが、やはりチョウは飛んでこない。
都心のヒートアイランド化は、野生生物に、こんな形でも影響しているのかもしれない。