2月は逃げる・・・・・
はやっ!(^^;
まだ何もできてないのに・・・・
今年6冊目は、五木寛之「風の王国」
はやっ!(^^;
まだ何もできてないのに・・・・
今年6冊目は、五木寛之「風の王国」

海外を流浪してきた主人公が、日本に戻りフリーライターとして出版社から奈良県の二上山の取材を依頼されます。
そこで山を翔ぶように歩く女性と法被を着た集団と出会う。
興味をもった主人公は、調べていく中で自らの出自に触れ、自分の生き方、方向性をみつけだす。
なーんか、読んでて感動して、ウルウルしちゃうんですよね。
どーも私、五木寛之作品好きみたい。(笑)
今度「青春の門」探して読んでみよ。
7冊目は渡辺裕之「斬死」

オッドアイという言葉に惹かれて読んでみました。
元自衛官特殊部隊に所属していた主人公は、自衛隊を辞めて警察官として、離島の駐在所に勤務しています。
この斬死というのはオッドアイシリーズ3作品目で、1作品目からの続きのようでした。
なので、読むなら1作目から読んだ方がわかりやすい・・・ですね。
グアムのアメリカ海軍と空軍基地内部でおこる殺人事件にNICSの一員として関わり、解決していくのですが、アメリカ、日本両国共に主人公の扱いに困る・・・という。
設定の場所や立場などちょっとわかりずらくて、そのあたりがわかっていると面白いかも。
8冊目は東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」

直木賞受賞作「流」も面白かったんですが、この作品も面白かったです。
「流」と同じ昔の台湾が舞台で、同じ人物、車が出てきたりします。
最後の方になって、「エッ?」って。
やられた―って感じ。
なかなか面白いです。
9冊目は夏見正隆「要撃の妖精」

るぱんじいさんおすすめの作品ですね。
スクランブルシリーズ「イーグルは泣いている」をまず探したんですが、無かったのでシリーズ2作目のこの作品です。
読み始めてすぐに、だんだん腹がたってきて・・・・
「小説だと割り切りなさい。」とパイセンから注意を受けました。(^^;
確かにちょっとオーバーに描いてあるかな?とは思いますが、優柔不断な日本政府、その政府に翻弄される自衛隊、中国はじめ韓国、北朝鮮の理不尽な要求等々。
実際はそうでないと思いたい。
警察と自衛隊の距離感もオーバーに描いてあると信じたい!
そう思わせられる。
ま、それがメインテーマではないんですけどね。(^^;
F-15パイロットの漆沢美砂生は久留米市出身(笑)
この設定だけで親近感がわきます。
しかし、F-15イーグルやスホーイ24フェンサーの挙動は読んでても、ちょっと想像力が乏しいのでゴマカシながら読んでます。(^^;
でも面白いです。
私も徐々に買ってコンプリート目指す・・・・かな。(^^;
10冊目は、豊田正義「消された一家」北九州・連続監禁殺人事件

1996年北九州市小倉北区で発生した監禁、連続殺人事件のノンフィクションです。
本を探しているときに見つけて、「あぁ、そんな事件もあったな。」と手に取ってみたんですが・・・・
それが凄惨で・・・・。
ことの始まりは、監禁されていた18歳の少女が祖父母のところへ逃げ出したことで事件が発覚。
その少女の父親を含め7人もの犠牲者を出した殺人事件です。
ところが、私も当時のことを思い出すと、最初の頃は新聞も大々的に取り上げていたと思うんですが、途中から何となくフェードアウトしたように思います。
それは、「あまりにも残酷な事件内容のため表現方法が極めて難しいこと」や「家族同士が殺しあった事件の性格から、被害者遺族がメディアに積極露出をして被害を訴えづらいこと」ということだったそうです。
なので、全国的には興味が高かったそうなんですけど、さほど報道されてないそうです。
内容は気分が悪くなるので書きませんが、主犯は自分では何も手を加えずすべて内縁の妻にDVでコントロール下において7人も殺めているんです。
当然主犯の男は死刑、内縁の妻は無期懲役で、現在も服役しているそうです。
ちょっと違うな?って思うのは、この人たちの息子が、今「Mの息子」としてYouTubeで動画配信している・・・っていうんだから・・・・そこんとこ怖い。(^^;
私思うんですけど、少し前北海道であった、首を持ち去った事件とか、橋から突き落とした事件とかも怖い事件だなって思いましたけど、この事件と比べれば、全然生易しいというか、史上最悪みたいに感じます。
ということで、今月は5冊でした。
いやー消された一家の後味が悪くて・・・・夢に出てきそう。
ちょっとほっこりする本読むことにしましょう。(^^;
やっぱり順番通りに読んだ方がいいのでしょうけど、結局私も入手の問題で前後バラバラ。でも時間を空けずに読めれば繋がりやすので納得できますが。
結局このシリーズは最後の「蒼穹の五輪」1冊を残すのみとなりました。本日発注。
一応スクランブルシリーズはコンプリートかなと。
TACネームアリスシリーズは最新作は入手済みなのですが、上下巻の2冊が残っています。でも中古なのにまだ高いので保留です(笑)。
かわりに別のシリーズを見付けました!
それから、hotchocolateさんの読まれた本の中で渡辺裕之の「オッドアイ」が気になりました。
一応私のリストに入れさせてもらいます。
ま、後でウィキででも調べてみますが(^^;
それだけるぱんじいさんに響いた訳ですね。
確かに本文中に何か次に繋がるキーになるような事とか人とか織り込んでありますよね。
知らんけど。(^^;
オッドアイシリーズ、読んでみて下さい。
最初の作品は、「叛逆捜査」のようですね。
やっぱりこの作品から探して読んだ方が、わかりやすいと思います。
北九州・連続監禁殺人事件「消された一家」も読んでみて下さい。
気分が悪くなりますよ。(´゚艸゚)∴ブッ
るぱんじい さん、ありがとうございます。