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E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

2月に読んだ本

2025-02-28 17:19:06 | book
2月は逃げる・・・・・
はやっ!(^^;
まだ何もできてないのに・・・・




今年6冊目は、五木寛之「風の王国」

 

海外を流浪してきた主人公が、日本に戻りフリーライターとして出版社から奈良県の二上山の取材を依頼されます。
そこで山を翔ぶように歩く女性と法被を着た集団と出会う。
興味をもった主人公は、調べていく中で自らの出自に触れ、自分の生き方、方向性をみつけだす。
なーんか、読んでて感動して、ウルウルしちゃうんですよね。
どーも私、五木寛之作品好きみたい。(笑)
今度「青春の門」探して読んでみよ。


7冊目は渡辺裕之「斬死」

 

オッドアイという言葉に惹かれて読んでみました。
元自衛官特殊部隊に所属していた主人公は、自衛隊を辞めて警察官として、離島の駐在所に勤務しています。
この斬死というのはオッドアイシリーズ3作品目で、1作品目からの続きのようでした。
なので、読むなら1作目から読んだ方がわかりやすい・・・ですね。
グアムのアメリカ海軍と空軍基地内部でおこる殺人事件にNICSの一員として関わり、解決していくのですが、アメリカ、日本両国共に主人公の扱いに困る・・・という。
設定の場所や立場などちょっとわかりずらくて、そのあたりがわかっていると面白いかも。


8冊目は東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」
 
 

直木賞受賞作「流」も面白かったんですが、この作品も面白かったです。
「流」と同じ昔の台湾が舞台で、同じ人物、車が出てきたりします。
最後の方になって、「エッ?」って。
やられた―って感じ。
なかなか面白いです。


9冊目は夏見正隆「要撃の妖精」
 
 

るぱんじいさんおすすめの作品ですね。
スクランブルシリーズ「イーグルは泣いている」をまず探したんですが、無かったのでシリーズ2作目のこの作品です。
読み始めてすぐに、だんだん腹がたってきて・・・・
「小説だと割り切りなさい。」とパイセンから注意を受けました。(^^;
確かにちょっとオーバーに描いてあるかな?とは思いますが、優柔不断な日本政府、その政府に翻弄される自衛隊、中国はじめ韓国、北朝鮮の理不尽な要求等々。
実際はそうでないと思いたい。
警察と自衛隊の距離感もオーバーに描いてあると信じたい!
そう思わせられる。
ま、それがメインテーマではないんですけどね。(^^;
F-15パイロットの漆沢美砂生は久留米市出身(笑)
この設定だけで親近感がわきます。
しかし、F-15イーグルやスホーイ24フェンサーの挙動は読んでても、ちょっと想像力が乏しいのでゴマカシながら読んでます。(^^;
でも面白いです。
私も徐々に買ってコンプリート目指す・・・・かな。(^^;


10冊目は、豊田正義「消された一家」北九州・連続監禁殺人事件
 
 

1996年北九州市小倉北区で発生した監禁、連続殺人事件のノンフィクションです。
本を探しているときに見つけて、「あぁ、そんな事件もあったな。」と手に取ってみたんですが・・・・
それが凄惨で・・・・。
ことの始まりは、監禁されていた18歳の少女が祖父母のところへ逃げ出したことで事件が発覚。
その少女の父親を含め7人もの犠牲者を出した殺人事件です。
ところが、私も当時のことを思い出すと、最初の頃は新聞も大々的に取り上げていたと思うんですが、途中から何となくフェードアウトしたように思います。
それは、「あまりにも残酷な事件内容のため表現方法が極めて難しいこと」や「家族同士が殺しあった事件の性格から、被害者遺族がメディアに積極露出をして被害を訴えづらいこと」ということだったそうです。
なので、全国的には興味が高かったそうなんですけど、さほど報道されてないそうです。
内容は気分が悪くなるので書きませんが、主犯は自分では何も手を加えずすべて内縁の妻にDVでコントロール下において7人も殺めているんです。
当然主犯の男は死刑、内縁の妻は無期懲役で、現在も服役しているそうです。
ちょっと違うな?って思うのは、この人たちの息子が、今「Mの息子」としてYouTubeで動画配信している・・・っていうんだから・・・・そこんとこ怖い。(^^;
私思うんですけど、少し前北海道であった、首を持ち去った事件とか、橋から突き落とした事件とかも怖い事件だなって思いましたけど、この事件と比べれば、全然生易しいというか、史上最悪みたいに感じます。


ということで、今月は5冊でした。
いやー消された一家の後味が悪くて・・・・夢に出てきそう。
ちょっとほっこりする本読むことにしましょう。(^^;



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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コンプリート目前です! (るぱんじい)
2025-03-01 20:15:20
スクランブルに突入ですね!要撃の妖精はシリーズの2作目みたいで、その久留米市出身の漆沢美砂生はすでに空自のパイロットになってますが「イーグルは泣いている」ではまだ・・・ネタバレになるのでやめときますね(笑)。
やっぱり順番通りに読んだ方がいいのでしょうけど、結局私も入手の問題で前後バラバラ。でも時間を空けずに読めれば繋がりやすので納得できますが。
結局このシリーズは最後の「蒼穹の五輪」1冊を残すのみとなりました。本日発注。
一応スクランブルシリーズはコンプリートかなと。
TACネームアリスシリーズは最新作は入手済みなのですが、上下巻の2冊が残っています。でも中古なのにまだ高いので保留です(笑)。
かわりに別のシリーズを見付けました!
それから、hotchocolateさんの読まれた本の中で渡辺裕之の「オッドアイ」が気になりました。
一応私のリストに入れさせてもらいます。
返信する
いったい何冊? (hotchocolate)
2025-03-02 14:18:50
スクランブルシリーズはいったい何冊あるんでしょう?
ま、後でウィキででも調べてみますが(^^;
それだけるぱんじいさんに響いた訳ですね。
確かに本文中に何か次に繋がるキーになるような事とか人とか織り込んでありますよね。
知らんけど。(^^;

オッドアイシリーズ、読んでみて下さい。
最初の作品は、「叛逆捜査」のようですね。
やっぱりこの作品から探して読んだ方が、わかりやすいと思います。
北九州・連続監禁殺人事件「消された一家」も読んでみて下さい。
気分が悪くなりますよ。(´゚艸゚)∴ブッ
るぱんじい さん、ありがとうございます。
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