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E46 のち ぎんびー時々ナナエフ

腰痛おやぢのつれづれ日記

3月に読んだ本

2023-04-04 09:01:05 | book
早いですねぇ、もう4月ですよ・・・・・
 
1月は逝く、2月は逃げる、3月は・・・・・猿。(^^;
 
ハイ、という訳で、3月に読んだ本の紹介です。

今年2冊目は・・・・・・
 
重松清「ポニーテール」


 
お母さんと死別したお父さんと娘。
 
縁あって家族になったお義母さん、お義姉さんと段々ちゃんとした家族になって行く心温まるお話。
 
少しずつ少しずつ家族愛を育んでいく辺りは、流石重松さんって感じ。



今年3冊目は、門田隆将「死の淵を見た男」
 

 
映画、Fukushima50の原作です。
 
この本、自民党国会議員は読んだんでしょうか?
 
岸田首相は読んだんでしょうか?
 
読んだら、軽々に原発に舵を切ることは出来ないはずなんですけど。
 
丁度米国スリーマイル原発の事故からも40数年、廃炉にはあと60年かかるそうですよ。
 
処理場も決まらないのに、原発なんて・・・・・
 
当時の菅直人首相をどう評価するかは別として、賢い首相は原発を増やすということはしないのでは?と思う。
 
思いたい。



今年4冊目は長岡弘樹「傍聞き(かたえぎき)」
 

 
一本の物語かと思って購入してたのですが、4本の短編ミステリーでした。
 
しかし、深層心理をつく、なかなか面白い短編集でした。
 


今年5冊目は、中村航「絶対最強の恋のうた」
 

 
この人の作品は、ホントに「あぁ、しぇいしゅん(青春)やなぁ・・・」って思わせてくれます。(^^;
 
何か、自分の若い頃、こんな気持ちになったなぁ・・・・なんちゃって。(^^;
 
主人公の女性の誕生日が私と同じで、一気に親近感が持てました。(笑)
 


そして、今年6冊目は法条遥「バイロケーション」
 

 
バイロケーションっていう本人と同じ容姿、同じ行動をとる人?と本人?とのやりとり?の話なのですが・・・・
 
最初、色々な設定に「ちょっと無理あり過ぎじゃね?」って思って読み進めて行って、途中止めようかな?って思いつつ・・・・・

しかし最後まで読んでしまいました。
 
途中何が何やら訳が分からなくなるのですが、最後は「あぁ、ね。」みたいな感じで結構面白かったです。
 
この本は、装丁に惹かれて買っちゃいました。(^^;
 
水川あさみ氏が二役で映画化されていたようです。
 


という訳で3月は5冊でした。

1月2月に読んだ本

2023-03-01 20:31:15 | book
今年になって、今まで読んだ本の紹介です。
 
とは言っても・・・・・
 
今年に入って2冊だけ。(^^;
 
しかも、2冊目は放棄しちゃいました。(笑)
 
今年1冊目は、福井晴敏「亡国のイージス」
 

 
これ、面白かったですねぇ。
 
ずいぶん前映画にもなってましたよね。
 
ちょっとあり得ないようなことも、これってあるかも?!って・・・思っちゃう。
 


で、船つながりで、辺見じゅん「男たちの大和」
 

 
これ、忙しくて気が重かったりしたこともあって、読み進めますが、どうしても前へ進まない。(^^;
 
何の為に書いたのか、意味も解らない。(ゴメンナサイ、私が呑み込めなかっただけですけど・・・・)
 
映画にもなったようですけど、どうだったのでしょう?
 
ロシアによるウクライナ侵攻の事も頭にあるからかもしれません。
 
全く楽しくなかった。
 
唯一勉強になったのは、トラック諸島の位置やレイテ島が何処にあるか、何で数千人の命が奪われたのかを知れた事位。
 
で、下巻の途中読むのをやめちゃいました。
 
という事で、この2か月で、1冊・・・・でした。(^^;
 
3月からは、読みますよぉ(^^;
 
ムリ・・・かな?!(^^;

4月13日に

2023-02-02 21:39:03 | book
村上春樹の長編小説がでるらしい。




「騎士団長殺し」以来の長編・・・・。


いやぁ、期待・・・・・しかないです。


「騎士団長殺し」も面白かったものなぁ。(^^;


予約、しとこうかな・・・。


っていうか今年に入って、なかなか読めてないんですよねぇ(^^;


何か、落ち着かない。(^^;

「本と私」考えてみた

2023-01-10 22:13:51 | book
るぱんさんの○○家の疑問から始まった今年。

その流れから、どうして私が本が好きなのか・・・・・考えてみました。(^^;

何点かあります。

まず、作品の良し悪しですよね。

いい作品には、その作品に引き込まれて本当に楽しいです。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、切なくなったり。
 
映画やドラマ化されていれば、見たくもなりますし。
 
でも、映画もドラマも原作にはかないませんね。


 
それから、あぁ、この人こういう事言いたいんだ・・・・・とか、そういうの想像するのも楽しいですね。




二つ目は、やはりいろんなものを知る事が出来るところ、ですかね。
 
冬に外出の時に着る「コート」。
 
昔は「外套」(がいとう)って言ってたんだ・・・・・とか。
 
例えば、神家正成「七四」に出てくる三菱重工業製戦車は、2ストV10ターボなんだ。
 

 
戦艦のエンジンはロールスロイス製航空機エンジンを転用したものなんだ・・・ヘェー・・・・(^^;
 

 
等々。
 
昔の本を読めば言葉の変化、意味の変化なんかも知る事が出来るし。
 
当時の流行とか時代背景なども知る事ができます。
 
するとますます、興味が沸いてきて・・・・・(^^;
 


三つ目、これはめったに出会いませんが・・・・・誤字、脱字を見つけた時は、ヨシッ!!ってなりますね。(笑)
 
角川文庫、三島由紀夫「お嬢さん」48頁、10行目。
 

 
一番最初に¬が付いていますが、これは本来必要のないものですね。
 
こういうのを見つける楽しみもあります。(^^;
 


四つ目は、私はほとんど古書店やリサイクルショップで古本しか買わないのですが、1冊100円で買ってきた本がとても面白かった時にヨシッ!!
 
となります。
 
この当たり外れを楽しむ・・・・。
 
これが好きですね。
 
今年最初の本は、随分昔、映画になった福井晴敏「亡国のイージス」
 
これは、久しぶりに「アタリ!」(^^;
 
エッ?何今更?

ま、そうなんでしょうけど。(^^;
 
逆に面白そうだからと新しめの本を数百円出して買って、面白くなかった時の「負け」感・・・・プッ!!(^^;
 

これくらいですかね。どうして本が好きなのか。
 
あと前に読んだ人の落書きが見れたり、飲み物のシミがあったり。
 
この人何考えてたんだろう・・・・とか思ったり。
 
新書に近い本だったら、あのインクのニオイ・・・・とか。
 
ニオイもいいですよねぇ・・・・・(笑)
 
 
ま、そんな感じで、変なところが好きなのですな。(笑)
 
どうでもよかったですね。
 
失礼しました。
 


なんか、安っぽいな・・・・。(笑)
 
でも、私が本好きなのは、こういうところ・・・・です。
 
それ以上でも以下でもありません。(^^;

12月に読んだ本

2022-12-31 15:56:52 | book
さて、今月読んだ本ですが、今年41冊目は、ピエール・ルメートル 橘明美[訳]「その女アレックス」
 

 
一人の女性が誘拐・監禁されるところから物語は始まります。
 
夫人を誘拐され殺害された刑事が、犯人を捜索し物語は進行しますが、その中で誘拐された女性の壮絶な過去が明らかになって行きます。
 
久しぶりに洋モノを読んだんですが面白いですね。
 
これは、ライダーYさんからのお薦めでした。
 
ライダーYさん、ありがとうございました。



42冊目は誉田哲也「ヒトリシズカ」
 

 
ストロベリーナイト等ヒット作がある誉田氏の作品です。
 

 
目次が、闇一重とか罪時雨等々分かれていて、話も違う人の話なので、アレッ?これ、短編集?って思ってたら、途中から話が繋がってきて・・・・。
 
TVドラマとか多く取り上げられているので、展開が上手ですね。
 
TVを見ている感覚で読めます。(^^;
 
面白いです。



43冊目は、高野和明「6時間後に君は死ぬ」
 

 
この作品も短編集?みたいな感じなんです。
 
途中に3話程別の話(超常現象?心霊現象?に通じるような)が挟まれて、物語の最初と最後が繋がる?ような話。
 
でも、この作品は映画化だったか、ドラマ化だったかしてるそうで、見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
  


今年最後、44冊目は三島由紀夫「お嬢さん」
 

 
いいとこの健全お嬢さんが、父の勤める会社の青年に興味を持ちます。
 
その青年がちょっとプレイボーイ。
 
その青年との結婚や結婚を巡る騒動を描いた作品。
 
当時の恋愛観、流行や街並みが想像できるような感じ。
 
現代仮名使いに改めてありますから読みやすく楽しめます。
 

今年は、44冊読みました。
 
しかし、記憶に残っているのは僅かですね。
 
読んでる時は楽しく読んでるんですけど。(^^;
 



さて、今年も残すところ数時間。
 
このブログを覗いてくださった方々、今年一年ありがとうございました。
 
タモリ氏が「来年は、新しい戦前になる」と言ったようです。
 
誰も予測はつきません。っていう意味で。
 
可愛い孫を前線に送り出すような事がないよう、注視していかなければなりませんね。
 
それでは、良いお年をお迎え下さい。
 
今年一年、ありがとうございました。