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みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

今日のいろいろ

2005-01-15 01:53:00 | ぼぉっとしたり
今日の
就業率・・(新人)といえども実力派という感じで、労働力率・・は(昇格)ともいえるのかな、そして、失業率・・(意欲がポイント・・だが、そろそろ隠居?)の扱いという印象。


今日の
『狂人の太鼓-木版画による小説-』(リンド・ウォード*国書刊行会)

ここ数日、ことばと映像の情報の質量の違いについて気になっていたところに丁度今日はこの本を見つけた。文字のない小説と解説されている。文字の、また色彩の無い作品では今までに『ヴァイオリニスト』(ガヴリエル・ヴァンサン)に深い感銘を受けている。こちらが短編小説だとすれば『狂人の太鼓』は長編で、もし文字があるとすれば冒頭の一文の導入の巧みさにわたしは惹かれた。


今日の
○BEETHOVEN  piano sonata NO30.31.32
 Vladimir Ashkenazy

○BEETHOVEN  piano sonata NO31.17
 CLAUDIO ARRAU

唐招提寺

2005-01-10 14:50:01 | ぼぉっとしたり
唐招提寺を最後にみたのは「平成の大改修」が始まって間もない頃だつた。
最も好きなお寺だったうえに、駐車場が開放的で止めやすかったため、気が向けばふらりと立ち寄っていた。わたしが最後に訪れた日は、平生の静寂な寺ではなく金堂にはすでに工事の柵が張り巡らされ、参拝の人が列を作るほどだった。改修前の金堂を観ておきたい方たちが大勢いらっしゃったのだろう。多大な年月を費やし施される改修の後の金堂を果たしてわたしは見ることができるだろうか、と平均余命に照らしたら辻褄の合わない思いに、しかしあの時わたしは捉えられていた。その予感はそう外れてもいなかったとみえ、今では気が向いても、想いが募っても、ふらりとあの砂利の駐車場に車を止めて、そこから先は清い静寂が広がる山門をまたぐことはなかなか叶わない距離に移り住んでいる。
1月9日TBS時空サイエンスロマン「金堂復元・唐招提寺1200年目の真実」をみる。テレビの良いところはアップで見られるところだ。6月の開山忌に訪れても鑑真和上の御像はこうも間近でみることが出来るわけではないのだから。
アップでみるといえば、やはり9日NHKの芸術劇場ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」は圧巻だった。ピアニストの指がアップで映るのだから。