花郎徒の庵 

目指せ楽隠居! 大長今ファン&歴史フリークの隠者・花郎徒による よろずつれづれ日記です。(*>∀・*) 

チャングム・レシピ

2008-05-31 17:50:20 | 本・書籍関連
 お久しぶりの本ログ、今回ご紹介しますは読むだけでかなりお役立ちな『日本の食材でつくるチャングム・レシピ』でございます。言わずと知れたドラマ大長今(邦題:宮廷女官チャングムの誓い)にちなんだレシピ本です。

 そもそも大長今の舞台は宮中で王の御膳を作る厨房スラッカン(水剌間)ですが、この本ではドラマでは韓国料理として確立されている宮廷料理を日本の読者(視聴者)に向けて作りやすいように、かつ材料などを手に入れやすいように最小限のアレンジをしています。
 オリジナルに比べると多少の違いはあるものの、よりドラマ前半(後半でも出てきますが…)の世界を雰囲気やビジュアルだけでなく舌でも感じることのできる楽しさがあると思います。真似してみただけでも、チャングム・ハン尚宮ママニム・チョン尚宮ママニムらが描き受け継いだ真の料理人の魂を感じられます。

 データ的に言えば、収録されているメニュー数は36。さらに予備知識としてドラマ内で取り上げられた料理に関わる一口メモや宮廷料理を作る上で重要な韓国食材リスト、ついでに韓国内で訪ねる事ができる各シジャン(市場)や専門店・レストランのガイドなどもついてまして、定価1200円とは思えないボリューム満点さです。 

 ちなみに庵主は発売と同時に(注:2005年の出版)こちらを購入、以降は収録されているレシピを参考に何品か独自に作って味わってみました。
「メッチョク」「青菜のテンジャンチゲ」「宮廷トッポッキ」「マンドゥクク」「チャプチェ」等どれも結構上手くできましたよ。細く長く頑張れば手間隙惜しまぬミン尚宮ママニムのファヤンジョ(串焼き)も出来そうです。

 さらに本格的な一品を作ってみたいと思う方向けには、『家庭で作れる「チャングム」の宮廷料理』という本もございます。
こちらはドラマの料理監修を務めたハン・ボクリョ先生の著書を翻訳したもので、少しお値段は張りますが料理の分野別に4部構成になっており、ドラマで登場した王の御膳そのもののいかにも美味しそうな写真が目白押しで、見ているだけでお腹がぐ~ぐ~鳴り続けて間違いなく感動し、いざ作って実食したらば中宗王みたいに「マシックナ~」と感嘆することでしょう。
 興味のある方はこちらもどうぞ!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も作りました (雪の華)
2008-06-11 05:14:27
花郎徒さん
暫くご無沙汰いたしました。
週末なんやかんや忙しくしていたら、話題は日々進み
追いつくのがやっとです。
このことでもそうですが、本当に「継続は力」ですね。毎日確実に進む事は、易しいはずですが本当は大変な事だと改めて感じます。
私もチャプチェ作りました。
ところで花様は、チャプチェに干椎茸は入れましたか?って聞く方が野暮ですね。
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ご自愛下さい (花郎徒)
2008-06-11 23:31:03
雪の華さん、こんばんは!
お忙しい中のカキコに感謝申し上げます。

>ところで花様は、チャプチェに干椎茸は入れましたか?って聞く方が野暮ですね。
 ………正直言いまして…

入れませんでした!
答えは… もちろんキノコ大っ嫌い人間だからです。
たとえチャングムのお手製でもそこだけ抜いてもらうよう要請します。 ぶっちゃけ、椎茸なしでもチャプチェおいしいのに…
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