自分の人生の中で一番漫画を読んだ時期と言えば、間違いなく高校時代であります。思えば進学クラスにいた割に成績が平凡だったのはそのおかげではなかったかと思うことも…
中学の頃は月の小遣いが三千円でやりくりしなきゃいけなかった(とはいえ、当時は自他共に認める貯蓄マニアだったので半分くらいは貯金に回してました)ので、コミックを買うことは非常に稀で、せいぜい気に入った週刊雑誌程度をたまに買って読むくらい、他はリッチなクラスメイトや知人に貸してもらうか、直接遊びに行って読んでた気がします。これもガキなりの生活の知恵!
さすがに高校生になるとほんのちょっとだけ小遣いアップで余裕が出来、気に入った作品があればそれを重点的に年に4、5冊買ってました。もちろん、他にも許される範囲内のアルバイト収入も若干ありましたから、例えば『三国志』とか『マスターキートン』とか『花の慶次』なんかはプチ大人買いしてましたけど…
さてさて、そんなある意味で人生の転機(落伍期?)で読みふけった作品の一つが、ご紹介します
『サイレントメビウス』(通称:サイメビ)です。ちなみに友人の勧めで読み始めました。
原作は麻宮騎亜。その昔、角川書店の月刊誌で連載されていた近未来モノの漫画です。よく例えとして言われるのは、ハリソン・フォードが出演した「ブレードランナー」の世界観を模している舞台であることです。
未来の東京では機械文明が隆盛を極めているにもかかわらず、その暗部では異世界からの妖魔(ルシファーホークと呼ばれる存在)が数々の怪事件・重犯罪を引き起こし、現行の警察・防衛組織では対処できないほどに重大問題化されていました。
その難事件を解決すべく、各々特殊能力を持った優秀な人材が集められ組織されたのが…
「対妖魔用特殊警察(Attacked Mystification Police Department/通称AMP)」でした。
物語はAMPの個性豊かなメンバー(※全員女性)が様々な困難を乗り越え、世界の裏に蠢く妖魔やその眷属たちと戦う姿、そして中盤以降では各キャラの経緯や日常を描きます。
一応、主人公は大魔導士の父の血を引く魔法能力の持ち主である香津美・リキュールという人物(画像の女性)になりますが、怪力半サイボーグ娘あり、潔癖症の霊能力者あり、美貌の天才ハッカーあり、天然ボケぎみな超能力者少女あり、組織トップの課長が実はワケあり半妖魔、おまけに意思を持つしゃべる剣が出てきたりと、一癖も二癖もある連中ばかりで全体的に面白いです。
(基本的にはシリアス、時にサスペンス傾向が強いのですが、たまにパロディ化します)
なおこの作品、最初は大判コミックとして発行され、以後何度か別規格でコミック化されています。興味がある方はどこかでお探しになってみては…
中学の頃は月の小遣いが三千円でやりくりしなきゃいけなかった(とはいえ、当時は自他共に認める貯蓄マニアだったので半分くらいは貯金に回してました)ので、コミックを買うことは非常に稀で、せいぜい気に入った週刊雑誌程度をたまに買って読むくらい、他はリッチなクラスメイトや知人に貸してもらうか、直接遊びに行って読んでた気がします。これもガキなりの生活の知恵!
さすがに高校生になるとほんのちょっとだけ小遣いアップで余裕が出来、気に入った作品があればそれを重点的に年に4、5冊買ってました。もちろん、他にも許される範囲内のアルバイト収入も若干ありましたから、例えば『三国志』とか『マスターキートン』とか『花の慶次』なんかはプチ大人買いしてましたけど…
さてさて、そんなある意味で人生の転機(落伍期?)で読みふけった作品の一つが、ご紹介します
『サイレントメビウス』(通称:サイメビ)です。ちなみに友人の勧めで読み始めました。
原作は麻宮騎亜。その昔、角川書店の月刊誌で連載されていた近未来モノの漫画です。よく例えとして言われるのは、ハリソン・フォードが出演した「ブレードランナー」の世界観を模している舞台であることです。
未来の東京では機械文明が隆盛を極めているにもかかわらず、その暗部では異世界からの妖魔(ルシファーホークと呼ばれる存在)が数々の怪事件・重犯罪を引き起こし、現行の警察・防衛組織では対処できないほどに重大問題化されていました。
その難事件を解決すべく、各々特殊能力を持った優秀な人材が集められ組織されたのが…
「対妖魔用特殊警察(Attacked Mystification Police Department/通称AMP)」でした。
物語はAMPの個性豊かなメンバー(※全員女性)が様々な困難を乗り越え、世界の裏に蠢く妖魔やその眷属たちと戦う姿、そして中盤以降では各キャラの経緯や日常を描きます。
一応、主人公は大魔導士の父の血を引く魔法能力の持ち主である香津美・リキュールという人物(画像の女性)になりますが、怪力半サイボーグ娘あり、潔癖症の霊能力者あり、美貌の天才ハッカーあり、天然ボケぎみな超能力者少女あり、組織トップの課長が実はワケあり半妖魔、おまけに意思を持つしゃべる剣が出てきたりと、一癖も二癖もある連中ばかりで全体的に面白いです。
(基本的にはシリアス、時にサスペンス傾向が強いのですが、たまにパロディ化します)
なおこの作品、最初は大判コミックとして発行され、以後何度か別規格でコミック化されています。興味がある方はどこかでお探しになってみては…