銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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車両製造は一切行わず、改造やリニューアル専門トップ!! 京王重機整備。

2024年01月20日 14時23分42秒 | 鉄軌道
東京都の笹塚付近に本社を置く京王重機整備会社。
こちらは親会社の京王電鉄の全般車両検査のほか、全国の鉄軌道所有の車両の大改造を受注している特殊な事業者と言えますね。
中でも八王子市内にある北野事業所はその中枢で、新造は行わず、むしろ改造や大規模リニューアル専科とか。
これまでもアルピコ交通や伊予鉄道向けの中古車両の改造を手掛けたほかに、ごく最近では豊橋鉄道市内線のモ3503を大規模リニューアル。半年掛けてこのほど完成したようで、純新車並みの顔で帰ってきました。まさしく、今の豊鉄らしい考え方で感服しますよ!!
名鉄においても、そちらに依頼していれば、先代の3300系や6750系、7300系、3780系のカルダン駆動化やSR車化も十分に可能だったのかも。
その第一候補としたいのが、やはり今の5000系だろう。
何も9500系並みの最新鋭システムにする必要はないとは思うが、今のリニューアル3500系並みの走行システムにして、何とかECB車群の仲間入りをさせたいところ。台車やクーラーはまだまだ十分に使用に耐え得るだろうから。うん。形式名とか車号は今までのままで良かろう。
これからは名鉄も暫くの間は闇雲に新車ばつかり投資するわけにもいくまい。経費節減のためにも推奨する声は高まりそうな気がしますね。
ところで、元東急7200系の豊鉄1800系。恐らく、こちらもこうしたリニューアルを豊橋鉄道幹部は既に検討かしら?? しかしながら、車体そのものは1967〜69年製造と相当に古く、且つ傷んでいて、かなり難しいのかも。やはり近所の日車豊川にて純新車を造らせた方が良さそうだ。
なお、小田急はもともと電気指令式ブレーキの採用には消極的でしたが、8000系や1000系のリニューアル時に当たり、大半の組成をVVVF且つSiC素子化。ブレーキも空気指令式から電気指令式に変更しました。勿論、マスコンも然りですね。中にはわざわざ相互読み換え装置まで追設した事例も。さて、名鉄はどんな選択肢を採るのかな?



“名古屋四線会”、新年度事業計画の展望は如何に??

2024年01月20日 11時23分53秒 | 交通一般
2024年も早、半月余りが過ぎて、鉄道や路線バスファンたちにとっては、そろそろ新年度事業計画の詳細が気になり始める時分に。
そこで、取り敢えずは名古屋地区に絞って、展望を吟味してみましょう。
まずは名鉄から。本年度末が迫り、特に6000系初期型の淘汰が急速に進んでいますね。6001Fは2両組成のまま暫くは残され、近い将来は静態保存かな?
残る6003〜6005、6015Fは次の新車が出次第、廃車はほぼ確実だろう。9516〜9519Fが登場する可能性は大か。9100系は今回は増備されないのかな?
また、ホームドアの金山駅構内での実証実験もそろそろ始めて貰わねば。但し、名古屋駅では中部国際空港行きの専用ホームだけの設営だという見方も一部にはありますが。
豊田線用の新車はまだまだ出まい。但し100系や200系を残すならば、ブレーキの電気指令式化ぐらいは一度は検討されそうな気もしますね。
さらに車内防犯カメラの追設もまずは3500系から始まりそうだ。
なお、余談だが、1200系の後継車種は恐らく今の2200系ベースになりそうな気はしますね。しかしながら、特別車の扉位置はホームドアのことも考えて見直した方が良さそうだ。まだデビューは数年先だろうが。増結編成はやはり9100系や3150系等になろう。
また、5000系の今後の処遇も大切。今後もまだまだ残りそうな6500系のことも考えて、走行機器を供出させて、5000系の性能的リニューアルをするのも一案。ブレーキも電気指令式化出来れば、ECB車群の運用効率化にも大いに寄与できよう。京王重機整備北野事業所に改造可能かどうか一度は調べて貰っても良いと思いますよ。
名古屋市交通局は恐らく市バス車両107台の更新ぐらいかな。LED方向幕のフルカラー化もまずはなさそうだ。よくよく考えれば、採用はごく一部の事業者に限られているし。うん。
なお、楠営業所にも今季新車が本格的に入り始めた模様です。NH-160が廃車され、NF-487が就役したようですね。
近鉄も通勤型の新車登場はなさそう。名古屋線や鈴鹿線、湯ノ山線に限れば。
JR東海は315系3000番代の増備が続こう。殆どが静岡車両区配属かな。あるいは神領配属が続けば、もしかしたら、大府〜豊橋、豊橋〜新城での投入もあり得るのかもしれないが。
特に出典はなく、あくまでも私自身だけの勝手な予想にしか過ぎませんから、くれぐれもご注意を。