銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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東武鉄道250系、とうとう全廃か? 251Fが北館林へ回送……

2022年06月08日 11時57分16秒 | 鉄軌道

“レールファンニュース”によりますと、東武鉄道でかつては有料急行“りょうもう”などに使われた250系の251Fが先日、北館林解体場に自力回送されました。もし廃車ならば、その時点で形式消滅になりますね。

200系はかつてのデラックスロマンスカー(DRC)の1700、1720系の足回りを流用して造られましたが、この251Fだけは平成10年にデビューした純新造車。ほぼ同じ車体ながらも、シングルアームパンタ、電気指令式ブレーキ、VVVF制御を採用。まぁ、名鉄の旧1600系のような存在でしたね。

走行部品に互換性もないため、250系と命名されました。車齢はまだ24歳と若いだけに廃車ならば大変に残念です。団体貸し切り列車とか臨時列車にバリバリと使えそうなのだが。

やはり、分割・併合が利かないためか、恐らく使い勝手もあまり芳しくなく、なるべく早く500系(リバティ車両)に置き換えたかったのかな? まあ、6050系ならば廃車も分かりますが。ちなみに近隣の会津鉄道でも6050系は既に全廃。野岩鉄道も今後は小型ディーゼルカーにでも置き換えられるのだろうか?

一方、次世代デラックスロマンスカー(N100系)の車両愛称も検討中らしい。どうやらスペーシア・ブランドは残りそうで、4案を明かし、利用者やファンにその予想を投票させるとか。詳細は公式サイトにて。

また、その先頭部には電気連結器も付けられますが、なぜか貫通扉や幌はなし。“スペーシア・メイツ”を分乗させるのか? それとも、あくまでも非常時用かな?

取り急ぎ、報告まで。


形原温泉街の再活性化策の在り方、名鉄西蒲線との連携を考える……

2022年06月08日 09時23分00秒 | 鉄軌道

名鉄は蒲郡市と西尾市などの支援を得て、西蒲線の再活性化策にようやく重たい腰を上げ始めたようですね。(微笑&苦笑)

この冊子には沿線の形原温泉の歴史にも触れています。画像の方は、紫陽花祭り開催のための作業長とか。連日、大変に御苦労様です。

形原温泉はもともと町工場も多かったようだし、最盛期の昭和40年代には100人余りの芸者さんも活躍。近代的な旅館やホテルも多数、建ち並び、まさしく高度経済成長時代の歓楽街だったか。当時の名鉄蒲郡線には、津島や犬山、岐阜方面から、ひっきりなしにSR車(7000、7700系、5500系)やOR車(3900系、3850系、3400系)が一般特急として直通していたものでしたね。後には昭和49年9月のダイヤ改正にて、名古屋本線で急行の復活もあり、そのためか直通のいわゆる“蒲急”は7300系や3800系などのAL車に。始発も専ら佐屋とか森上に変わりました。

それに西浦温泉や三谷温泉😌♨️🍶の方が栄えるようになり、さらに追い打ちを掛けたのは、平成11年の兎島、猿ケ島の廃止、そして平成20年6月での吉良吉田駅を境にした日常運行分離ですね。

形原温泉は、すっかり寂れ果ててしまい、宿泊施設も半減しました。しかしながら、仮にも公認カジノや風俗業での温泉街再興では本当に困る!! あくまでも、周囲の自然や緑をモチーフにした健全な再興でなければ………。西蒲線にとっても不幸だ。大阪の夢洲や滋賀の雄琴温泉とは立場が全然、違う!!

紫陽花祭りは昭和62年に形原温泉の再活性化策の一環として始められたとか。

今は形原温泉街へは普段は路線バスの乗り入れは特にないようで、こうしたイベント時に名鉄バス🚌が臨時に現れるだけのようだ。

何だか、せっかくの保養地なのに勿体ない!!

また、名鉄形原駅から形原温泉街は北へ徒歩で40分ぐらいか。せめて、デマンドバス🚌ぐらいはないとねぇ………。いや、東隣の三河鹿島駅の方が、やや近いかな?

さらに、あの東幡豆駅、西幡豆駅では今や自動券売機さえ無し。普段は駅務員はいなくても別に構わないが、乗車証明証を持っていちいち吉良吉田駅や蒲郡駅での出札窓口で精算してくれ………では、そりゃあ、日常利用客からも嫌われよう。

やはり、マナカなどICカードに簡易でも良いから何とか対応させなければ、再活性化はまだまだだろうね。結局は何も始まらないのではなかろうか?

さらに、名鉄西蒲線自体の経営も見直し、西尾駅以南は上下経営分離方式も視野におくべきだろうね。集改札システムの問題が上手に解決できて、都市型ワンマン対応編成に何らかの工夫を加えれば、あの6000系たちもそろそろ休ませたいところだが。うん。今は6011Fが白帯編成を務めていますが、残念ながらも、今後そう長くは走れまい。

蒲郡駅は自動改札機、それ以外の途中駅はJR東海に準じたICカード読み取り処理機器を置くような手もある筈だが。今の定光寺駅や富田浜駅の辺りを参考出来ないものだろうか? 名鉄側などにおかれては、こうした無人駅の簡易改札システムを、ぜひとも真剣に研究願いたい。


名鉄、少なくとも6003Fはまだまだ使われる? かつては本線一般快速特急の代走王にも……

2022年06月08日 07時27分17秒 | 鉄軌道

名鉄は来る7月9日(土曜日)の限定的なダイヤ改正実施を先日、明らかにしましたが、本来は車齢50歳に極めて近いような6001~6013Fの辺りから、そろそろ休ませてあげたいところ。しかしながら、なぜか6000系の場合、後期型からの廃車が目立っており、全国の鉄道ファン多数も不思議に思っているようですね。

さて、あるサイトによれば、昭和51年秋に製造の6003Fがこのほど舞木工場入り。このまま廃車回送と思いきや、何と定期検査中らしいとか。

この編成自体は私自身も思い出があり、大学生時代だった昭和52年7月中旬の日曜日(夏季臨時ダイヤ)に、初めて豊橋駅から乗った6000系の編成になりましたね。確か新岐阜(現・名鉄岐阜)行きの高速急行(現・全車一般車快速特急)で午後2時53分の発車だったか。

このスジは普段の基本ダイヤではP6編成(主に7500系)で、当時は季節ごとに7000系や7700系による臨時名称有料特急の増発が多々あり、それに伴う車両不足分に本線高速、本線急行で6000系が代走。昭和54年2月から平成10年頃までは6000系や6500系による基本ダイヤでの豊橋駅乗り入れも見られたものでした。

また、昭和53年の正月第二臨時ダイヤでは豊橋駅から6008Fによる急行・新岐阜行きに、よくお世話になりましたね。

あれから早くも45年余り。6000系列はダイヤ混乱時や2200系の定期検査時などを除けば、豊橋駅に現れることも、まずはなくなり、ご周知の通り今のECB車群に交代していますね。

尤も、今は特に季節的や有料特急等の増発もなくなり、年中基本ダイヤに。いるか、ヤングビーチ、いなり、三河湾、しのじま、ビラビーチ、大提灯、鬼岩、蘇水湖、かえで、勝馬、やながせ、伊良湖、谷汲………等々、あの懐かしい名称列車たちは、もう帰って来ません。何だか寂しくなったね。

ちなみに昨夕は6028Fが名鉄一宮~豊川稲荷間の急行、また6052Fが新可児~中部国際空港間の準急に、それぞれ元気な姿を見せていましたよ。(微笑) まさか廃車が近いだなんて、全く信じられないほどだが。うん。

やはり、営業運用の離脱目前には6028Fと6052Fのコラボ併結を演じて、そのまま舞木工場へ自力回送を行うのだろうか?

ほかには6500系初期型の早期廃車説も一部には聞かれるが。こちらも、まだよく分からないね。

9512、9107両Fがそろそろ甲種輸送されて来ても何ら不思議ではなかろう。新車、廃車とも、くれぐれもマナーを踏まえての撮影活動を!! 無論、現場で罵声を浴びせる愚行なぞ、もってのほかだ!!