12/9(火)に開催した利用間伐現地検討会の
(株)リンケン会場の様子です(写真1)
写真1(株)リンケンの現場での検討会の様子
リンケンの作業現場は、津和野町の赤石国有林ということで、
ここからは、島根森林管理署からM流域管理調整官をはじめ、
2名の国有林関係者も検討会に加わっていただきました。
リンケン会場の一番の見どころは、
集材機による魚骨状列状間伐(2残1伐)です(写真2)。
写真2 魚骨状集材を行う集材機
魚骨状のイメージ(文字通り魚の骨のような形のことです)
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集材機や架線集材についての知識に乏しい私は、
「集材機でどうして間伐材の搬出ができるのか?」
正直、今回の検討会までさっぱりわかっていませんでした。
学校でも、造林学や生態学は好きだったのですが、
森林利用システム学(小難しい林業機械の学問。違うか!)は、
あまり得意ではなかったのです。
このような“現場と普及員のギャップ”を埋めることも
今回の現地検討会の目的の一つです(笑)。
(株)リンケンの作業概要については、
桑原さんに御説明いただきました(写真3)。
写真3 作業概要について説明される桑原三平さん(写真左端)
小難しい学校の講義とは違い(笑)、
実際に集材機を動かしてのわかりやすい説明で、
私でも、集材方法のイメージを理解することが出来ました。
道がなかなか入れられないような急傾斜の山、
資源がまとまった大きな山では、
こういうやり方もアリかな?感じたところです。
桑原さんは、検討会の中で、
「高性能機械は欲しいけど、安い機械じゃないし・・・。」
とおっしゃっており、
理想の作業システムと現実にはギャップがあるようです。
但し、使える機械が限られた中で、
色々な工夫をされていると感じました。
例えば、フォワーダがないので、トラック道を開設し、
山までトラックを入れていらっしゃいますが、
このことは、運材工程を省くことになり、
結果的に効率的になっているかもしれません。
また、線を張るほどの集材距離のなかった道上は、
グラップルで直接集材を行う工夫をされていました。
色んなやり方を知るということで、良い現場でした。
投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ
主任林業普及員 大場寛文
~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~
なつかしの国石見(いわみ)
(株)リンケン会場の様子です(写真1)
写真1(株)リンケンの現場での検討会の様子
リンケンの作業現場は、津和野町の赤石国有林ということで、
ここからは、島根森林管理署からM流域管理調整官をはじめ、
2名の国有林関係者も検討会に加わっていただきました。
リンケン会場の一番の見どころは、
集材機による魚骨状列状間伐(2残1伐)です(写真2)。
写真2 魚骨状集材を行う集材機
魚骨状のイメージ(文字通り魚の骨のような形のことです)
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集材機や架線集材についての知識に乏しい私は、
「集材機でどうして間伐材の搬出ができるのか?」
正直、今回の検討会までさっぱりわかっていませんでした。
学校でも、造林学や生態学は好きだったのですが、
森林利用システム学(小難しい林業機械の学問。違うか!)は、
あまり得意ではなかったのです。
このような“現場と普及員のギャップ”を埋めることも
今回の現地検討会の目的の一つです(笑)。
(株)リンケンの作業概要については、
桑原さんに御説明いただきました(写真3)。
写真3 作業概要について説明される桑原三平さん(写真左端)
小難しい学校の講義とは違い(笑)、
実際に集材機を動かしてのわかりやすい説明で、
私でも、集材方法のイメージを理解することが出来ました。
道がなかなか入れられないような急傾斜の山、
資源がまとまった大きな山では、
こういうやり方もアリかな?感じたところです。
桑原さんは、検討会の中で、
「高性能機械は欲しいけど、安い機械じゃないし・・・。」
とおっしゃっており、
理想の作業システムと現実にはギャップがあるようです。
但し、使える機械が限られた中で、
色々な工夫をされていると感じました。
例えば、フォワーダがないので、トラック道を開設し、
山までトラックを入れていらっしゃいますが、
このことは、運材工程を省くことになり、
結果的に効率的になっているかもしれません。
また、線を張るほどの集材距離のなかった道上は、
グラップルで直接集材を行う工夫をされていました。
色んなやり方を知るということで、良い現場でした。
投稿者 島根県西部農林振興センター益田事務所林業普及グループ
主任林業普及員 大場寛文
~清流高津川、山の緑に映える柿色の瓦屋根の町並み~
なつかしの国石見(いわみ)