苗場物語 最終回 １２step

ゴンドラで駐車場に戻り、着替えて新幹線組と別れを告げた。

往復券を購入していたため、車にも人員余裕はあったのだけど、そのまま新幹線で帰るとのこと。

「Ｔぞう、またのもーね。」

「ＫＮちゃん、次ぎはピンフラのライブだね。」

「Ｙくん、元気でね。またいきましょう。」

新幹線組それぞれにご挨拶をすまし、車組はマンションに戻る。

体は動かないけど、部屋のかたずけをし、荷物整理。

マンションの後にしたのが、１８時頃だったはず。

レンタルスキーを返却し、数々のドラマを生んだ苗場スキーリゾートを後にした。

Ｋ「帰りに温泉寄って帰ろうよ」

「いいですね。」

高速に乗る前に、源泉かけ流しの町営無料温泉が５軒ぐらいある秘密のスポットへ立ち寄り。

趣が深く、京都の町屋に少し感じの似た路地にそれはあった。

善意の箱に１００円を入れ、熱いお湯に浸かる。

あちちちち。

ほんとガマンしなきゃ入れない熱さ。

ここでもかちんこちんの体を揉み倒しておく。

高速は予想以上の大渋滞でのろのろが続く。

Ｓくんを送り届け、私の家に着いたのが夜中の２４時。

温泉のおかげで車中ずーっとぽかぽか状態。

荷物を放り出し、ベットに倒れこむ。

フゥ。大きく息を吐き全身の筋肉を解放。

はじめての体験紀行が無事に終わった瞬間だった。

・・・

と思った瞬間、目が醒めて全てこれは夢でした。


といったら、、、


安っぽい韓流映画にでもなりゃしないかなと。。。

思うか思わないかの間に本当の夢の世界に落ちていた。



おしまい。


【後記】

長らく続けてまいりました苗場物語をお読みくださりありがとうございました。

今回で最終回。

さて、問題の筋肉痛ですが。。。

実は、当日の夜カチコチだった以外はあまり痛くありませんでした。

あれから２週間経過してますが、大丈夫なのでもうないでしょう。

一緒に行ってくださった皆さんへ。

本当に御世話になりました。

そして楽しい思い出をありがとうございました。

全１５話。

思い出しながら書いたので、事実と多少違ってる部分があるかも知れませんが、大人の目で見てやってください。

で、また是非機会があったら参加させてください。

そして、、、

今まで誘ったけど、こなかったじゃんってすねてる皆さんへ。

これからはがんがん誘ってください。

雪山高地トレーニングはジムで汗をかくより楽しく、体に効く事を実感しました。

というより、単純に楽しい事がわかったから。

え、板とウェア？

まだ、未購入ですよ。

ウェアは色のバランスの良い防水ズボンだけは購入すると思います。

漁師だとか、猟師だとか、リフトの番人のおじさんに間違われない程度にね。

板は次回行くことが決まったら考えます。


「いこうよっ！」　ＢＹ　三上博　ＩＮ　私をスキーに連れてって